電力供給予備率/原発の必要性問う契機に
2015年 10月 01日
電力供給予備率/
原発の必要性問う契機に
河北新報 社説 2015年09月30日水曜日より一部
この国は本当に原発なしではやっていけないのかどうか。あらためて考えるきっかけにしていいのではないか。
今夏の電力需給の話だ。
記録的な猛暑となったにもかかわらず、
事前に想定された通り、
電力不足という危うい事態には陥らなかった。
電力需給では、需要のピークに対する供給余力を示す「供給予備率」が重要となる。
需要は最大3%の範囲で日常的に変動することから、政府は最低3%の予備率が必要と説明。さらに4~5%あれば発電所のトラブルなどへの対応も可能で、安定的な電力供給には7~8%の予備率が望ましいとしている。
資源エネルギー庁が6月に発表した需給見通しでは、大手電力9社の平均予備率は8月の予想が6.8%。原発の再稼働を前提としていない数字で、最も厳しい関西と九州の両電力管内でも他の電力会社から融通を受けて3%を確保できるとの予想だった。
エネ庁によると、実績を公表するのは10月の予定だが、実際の需要は予想を下回った。予備率は当然、各社とも3%を切らなかったという。
東北電力管内については女川(宮城県女川町、石巻市)、東通(青森県東通村)の2原発が停止している現状でも全く問題はなかった。
・・・(後略)
原発の必要性問う契機に
河北新報 社説 2015年09月30日水曜日より一部
この国は本当に原発なしではやっていけないのかどうか。あらためて考えるきっかけにしていいのではないか。
今夏の電力需給の話だ。
記録的な猛暑となったにもかかわらず、
事前に想定された通り、
電力不足という危うい事態には陥らなかった。
電力需給では、需要のピークに対する供給余力を示す「供給予備率」が重要となる。
需要は最大3%の範囲で日常的に変動することから、政府は最低3%の予備率が必要と説明。さらに4~5%あれば発電所のトラブルなどへの対応も可能で、安定的な電力供給には7~8%の予備率が望ましいとしている。
資源エネルギー庁が6月に発表した需給見通しでは、大手電力9社の平均予備率は8月の予想が6.8%。原発の再稼働を前提としていない数字で、最も厳しい関西と九州の両電力管内でも他の電力会社から融通を受けて3%を確保できるとの予想だった。
エネ庁によると、実績を公表するのは10月の予定だが、実際の需要は予想を下回った。予備率は当然、各社とも3%を切らなかったという。
東北電力管内については女川(宮城県女川町、石巻市)、東通(青森県東通村)の2原発が停止している現状でも全く問題はなかった。
・・・(後略)
by kuroki_kazuya
| 2015-10-01 06:48
| 九電労組