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by 幸田 晋

武器価格 米の言い値 不公平調達 前年度の3倍

武器価格 米の言い値 

不公平調達 前年度の3倍


東京新聞 2015年11月7日朝刊より一部

 自衛隊の武器を米政府から調達する「有償軍事援助(FMS)」での購入総額が、本年度は5916億円に上り、過去最高となることが分かった。垂直離着陸輸送機「オスプレイ」などが含まれる。FMSは米側が価格や納期を有利に変更でき、日本の安全保障政策は武器取引を通じて米政府の影響を大きく受けかねないことになる。 (編集委員・半田滋)

 この制度は一九五四年の日米相互防衛援助協定の締結から始まった。

 本紙は防衛省に対し、過去十年間のFMS調達の年度別額を集計して公表するよう求めた。二〇〇六年度から五年間は減少したが、一一年度以降は増加傾向で、本年度は前年度の三倍となっている。

 本年度は調達する早期警戒機、滞空型無人機など高額の武器類がいずれもFMSだったことや、まとめ買いしたことで、購入総額が膨らんだ。以前なら日本企業のライセンス生産が認められたような武器も米国の外貨獲得のためFMS扱いとなったことも一因だ。

 FMSは米政府の安全保障政策の一環で、購入国は米政府が決めた調達条件を受け入れる義務がある。条件は
(1)価格や納入期限は見積もりにすぎず、米政府はこれに拘束されない
(2)代金は前払い
(3)米政府は契約を解除できる-という米政府に有利な一方的な内容となっている。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-11-08 06:35 | 対米 従属 | Comments(0)