スキーにはまっています。


by 幸田 晋

当然のように決まり、認められる、思いやり予算の増額

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当然のように決まり、
認められる、

思いやり予算の増額


ブログ「天木 直人のブログ」   2015年12月17日より転載

何もかも、予言した通りの展開だ。

思いやり予算について合意したと日本政府はきのう12月16日、発表した。

政府は現状維持だと言うが、事実上の増額だ。

予定通り、すべてが決まった後で発表した。

メディアは何の批判もすることなく、その結果だけを報じる。

決まった後ではどうしようもないだろうと言わんばかりだ。

今後五年間の予算を決める特別協定の改定だから、もちろん国会で審議されることになる。

しかし国会でも、ままともな審議なしに、あっさり通過するだろう。

新年度までに認めないと米国に支払えないからだ(実際は肩代わり)。

そうなれば日米の信頼関係がゆらぐからだ。

それよりも、なによりも、野党第一党の民主党が反対しない、できない。

なにしろ、それまで減少傾向にあった思いやり予算にストップをかけたのは2010年の菅直人民主党政権であったからだ(12月10日毎日新聞「発信箱」)

思いやり予算を問題にするのは社民党と共産党ぐらいだが、社民党は滅亡寸前でそれどころではない。

共産党は国民連合政権を唱えているぐらいだから、日米同盟にひびを入れるような真似はしない。

こうして、誰もが思いやり予算を承認する事になる。

いくら安保法反と叫んでも、与党も野党もメディアも、そして国民も、日米関係重視で見事に一致するのだから、空しいばかりである。

日本に取って本当に重要な問題は、健全で正常な日米関係の構築であるというのに、である(了)

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王毅外相が回顧したこの一年の中国外交に日本の姿はない

ブログ「天木 直人のブログ」   2015年12月17日より転載

毎日新聞の中国ウオッチャーではこの人の右に出る者はいないと思われる金子秀敏客員編集委員が、きょう12月17日の毎日新聞コラム「木語」で書いている。

王毅外相が12月12日、中国の外交シンクタンクである「中国国際問題研究所」のシンポジウムで講演し、今年の中国の外交を「大国外交の全面的推進の年」と題して、総括した、と。

注目すべきはその内容だ。

金子氏は次のように続ける。

日中関係が見つからない、と。

最初に対米外交をあげ、習近平の訪米によってオバマ大統領との間に「新型大国関係の構築というコンセンサス」が出来たと自画自賛している、と。

つぎがロシア外交で、両国の戦勝70周年記念活動を共催して中露戦略協力パートナーシップを高いレベルで運用したと礼賛している、と。

その次が対欧外交で、習主席の英国訪問で中英は黄金時代を迎え、これも大成功だった、と。

その後がアジア太平洋で、習主席のバンドン会議60周年出席が大成功、IMFの特別引き出し権(SDR)に人民元が加わり、中国経済の国際的地位が高まったとしている、と。

やっと見つけた日本との関係といえば、李克強首相の訪韓と並んで訪日したことに言及し、「3年間中断した中日韓首脳会談を再開した」と語っただけだという。

金子氏は、この論評を次の言葉で締めくくっている。

「来年の日中関係の展望はまったく見えない」と。

金子氏がこう書いているのであるから、間違いはない。

それにしても思う。

王毅外相の中国外交の回顧は、それが自画自賛であるにしても、我々がこの一年間ニュースで見て来た「事実」ばかりだ。

ひるがえって安倍外交のこの一年間は何だったというのか。

ひたすら対米従属と対中牽制に明け暮れ、見るべき外交成果は皆無だ。

外遊に明け暮れた安倍首相の姿だけだ。

はたして岸田外相と外務官僚は、日本外交の一年をどう回顧するつもりだろう(了)
by kuroki_kazuya | 2015-12-18 06:05 | 対米 従属 | Comments(0)