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by 幸田 晋

新日本監査法人に「鉄鎚」、顧客離散の危機

新日本監査法人に「鉄鎚」、
顧客離散の危機


東洋経済オンライン 12月21日(月)6時0分配信より一部

 ある公認会計士が「他人事とは思えない」と、口走るように、東芝の不正会計に関連する新日本有限責任監査法人の責任問題の成り行きをかたずをのんで見守る、監査法人関係者は少なくない。

 特定の監査法人の問題に終わるのか、それとも監査法人制度全体の経年劣化というテーマに発展するのか。たとえ特定事案としても、信頼という、会計監査制度の根幹部分が揺るぎかねない。

 「当監査法人の運営が著しく不当なものと認められた」ーー。12月15日、公認会計士・監査審査会が新日本監査法人に下した判定は厳しかった。

 同審査会は金融庁の傘下にあり、監査の品質管理や公認会計士の処分など、調査・審議を行っている。監査の品質管理レビューとして、監査法人への検査を2年ごとに実施している。

・・・(中略)

 東芝の実態が明るみに出るや、批判の矛先は、監査を担当した新日本監査法人へも向かった。当然ながら、公認会計士・監査審査会も動いた。9月中旬に同審査会は、新日本への検査に着手。検査が終了したのは12月上旬である。

 浮かび上がった問題は、東芝と監査チームのなれ合いだ。東芝への監査は何十年間も、新日本監査法人や前身の監査法人によって行われてきた。

 その過程で監査チーム側には、東芝に対する過剰な信頼感が形成された。会社側の説明や提出資料について、監査人の立場から疑いを持つという、「職業的な懐疑心」による検証が緩んだのだ。

 東芝は監査チームの傾向をつかんだうえで、長期間、不正な会計を企てており、東芝の手の内にはまった監査体制だった、という言い方すらできる。

 公認会計士・監査審査会が、新日本監査法人に繰り返し指摘してきた業務管理体制全般への改善も、結果的に怠ったと言わざるをえない事態だった。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-12-22 06:15 | 資本 | Comments(0)