せめて野党は国会質問で共闘してみせろ
2016年 01月 07日
みなさま、時間のアル時に
是非、「ブログ『天木 直人のブログ』」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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せめて野党は
国会質問で共闘してみせろ
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年1月6日より転載
きょうから代表質問が始まる。
およそ国会の質疑応答など茶番であるが、その中でも、この代表質問のやり取りほど無意味なものはない。
質問する方も答える方も、あらかじめ準備した紙を読み上げるだけだからだ。
言いたい放題である。
セレモニーである。
質問者の自己宣伝である。
しかし、この馬鹿げた代表質問のやり取りでも、やり方によって、安倍政権を追い込むことはできる。
一つは質問者が事前に協力して、同じような質問を避けることだ。
質問事項を分担して、それぞれの質問者がその項目について徹底的に追及することだ。
もうひとつは事前に通告した質問事項にない不規則質問を行う事だ。
国会質問がつまらないのは、質問者が事前に質問事項を通告しなければいけないと言う慣例があるからだ。
この慣例の建前は、不規則質問をして国会答弁を混乱させてはいけないということになっているが、これほど与野党なれ合いの慣例はない。
いまや安倍自公政権と野党の間になれ合いは不要のはずだ。
全面対決のはずだ。
いまこそ野党は結束してこのような馬鹿げた規則を打破し、安倍首相が答えられない厳しい質問を手分けして連発すべきである。
なぜ代表質問の質疑応答は重要なのか。
それはその後の国会での質疑応答のすべてを拘束するからだ。
代表質問で答えた事と矛盾する答弁は許されない。
そして政府は聞かれた事のすべてに答えなければいけないことになっている。
繰り返していう。
今日から始まる代表質問をセレモニーに終わらせてはいけない。
安倍首相を国会で徹底追及する始まりにしなければいけない。
なれ合い野党は、これまでそれをしなかったし、できなかった。
しかし、いまや野党統一候補を立てて戦おうとしている時だ。
国会質問で共闘できなければ選挙協力など夢のまた夢だ。
野党は本気で安倍政権を倒そうというのなら、代表質問で共闘して見せなければいけない(了)
*****
空回りに終わる共産党の国民連合政権構想と共産党の受けた痛手
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年1月6日より転載
どうやら清水の舞台から飛び降りる覚悟で共産党が提唱した国民連合政権構想は不発に終わりそうだ。
岡田民主党と松野維新の党の統一会派が先行して実現してしまった。
自公は着々と候補者選定を進めているが、野党統一候補はまったく進んでいない。
どう考えても、共産党の提唱する、「安倍政権打倒、安保法撤廃」の野党協力は実現しそうもない。
その一方で共産党が失ったものは大きい。
国民連合政府の実現の為に、次々とこれまでの共産党の基本方針を変えた。
その中でも私が一番驚いたのは国会開会式に初参加したことだ。
私はまったく気づかなかった。
「天皇のお言葉を賜るなどという事は主権在民の原則に反する」といって、戦後の国会の開会式はすべて欠席して来たというのだ。
こんな事が国民に知れ渡ったのだ。
だから共産党はダメだという印象をあらためて国民に知らせてしまった。
共産党が失ったものはあまりにも大きい。
共産党はルビコンを渡った事になる。
かくなる上は、もはや民主・維新などとの選挙協力ときっぱり決別し、本当の意味での国民的護憲政党の実現に、自らを捨ててでも率先するのだ。
これまでの共産党と決別し、名前を変えて憲法9条を国是とする政党づくりを率先するのだ。
その時こそ、私の新党憲法9条構想が不要になる時である(了)
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せめて野党は
国会質問で共闘してみせろ
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年1月6日より転載
きょうから代表質問が始まる。
およそ国会の質疑応答など茶番であるが、その中でも、この代表質問のやり取りほど無意味なものはない。
質問する方も答える方も、あらかじめ準備した紙を読み上げるだけだからだ。
言いたい放題である。
セレモニーである。
質問者の自己宣伝である。
しかし、この馬鹿げた代表質問のやり取りでも、やり方によって、安倍政権を追い込むことはできる。
一つは質問者が事前に協力して、同じような質問を避けることだ。
質問事項を分担して、それぞれの質問者がその項目について徹底的に追及することだ。
もうひとつは事前に通告した質問事項にない不規則質問を行う事だ。
国会質問がつまらないのは、質問者が事前に質問事項を通告しなければいけないと言う慣例があるからだ。
この慣例の建前は、不規則質問をして国会答弁を混乱させてはいけないということになっているが、これほど与野党なれ合いの慣例はない。
いまや安倍自公政権と野党の間になれ合いは不要のはずだ。
全面対決のはずだ。
いまこそ野党は結束してこのような馬鹿げた規則を打破し、安倍首相が答えられない厳しい質問を手分けして連発すべきである。
なぜ代表質問の質疑応答は重要なのか。
それはその後の国会での質疑応答のすべてを拘束するからだ。
代表質問で答えた事と矛盾する答弁は許されない。
そして政府は聞かれた事のすべてに答えなければいけないことになっている。
繰り返していう。
今日から始まる代表質問をセレモニーに終わらせてはいけない。
安倍首相を国会で徹底追及する始まりにしなければいけない。
なれ合い野党は、これまでそれをしなかったし、できなかった。
しかし、いまや野党統一候補を立てて戦おうとしている時だ。
国会質問で共闘できなければ選挙協力など夢のまた夢だ。
野党は本気で安倍政権を倒そうというのなら、代表質問で共闘して見せなければいけない(了)
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空回りに終わる共産党の国民連合政権構想と共産党の受けた痛手
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年1月6日より転載
どうやら清水の舞台から飛び降りる覚悟で共産党が提唱した国民連合政権構想は不発に終わりそうだ。
岡田民主党と松野維新の党の統一会派が先行して実現してしまった。
自公は着々と候補者選定を進めているが、野党統一候補はまったく進んでいない。
どう考えても、共産党の提唱する、「安倍政権打倒、安保法撤廃」の野党協力は実現しそうもない。
その一方で共産党が失ったものは大きい。
国民連合政府の実現の為に、次々とこれまでの共産党の基本方針を変えた。
その中でも私が一番驚いたのは国会開会式に初参加したことだ。
私はまったく気づかなかった。
「天皇のお言葉を賜るなどという事は主権在民の原則に反する」といって、戦後の国会の開会式はすべて欠席して来たというのだ。
こんな事が国民に知れ渡ったのだ。
だから共産党はダメだという印象をあらためて国民に知らせてしまった。
共産党が失ったものはあまりにも大きい。
共産党はルビコンを渡った事になる。
かくなる上は、もはや民主・維新などとの選挙協力ときっぱり決別し、本当の意味での国民的護憲政党の実現に、自らを捨ててでも率先するのだ。
これまでの共産党と決別し、名前を変えて憲法9条を国是とする政党づくりを率先するのだ。
その時こそ、私の新党憲法9条構想が不要になる時である(了)
by kuroki_kazuya
| 2016-01-07 06:15
| 日本の今後