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by 幸田 晋

「日米韓同盟こそ東アジアの脅威だ」と言い切る勇気

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「日米韓同盟こそ東アジアの脅威だ」
と言い切る勇気


ブログ「天木 直人のブログ」   2016年1月11日より転載

 核弾頭搭載可能の米国戦略爆撃機B52が韓国上空に飛来し、低空飛行したという。

 そのニュースをメディアは一斉に大きく取り上げた。

 なぜか。

 メディアが、それを北朝鮮に対する効果的な軍事的抑止策だと歓迎して大きく報じた、と考える馬鹿はいないだろう。

 そこまでやるか、北朝鮮との軍事的緊張が高まっていけばどうなるのか、という不安感を持って報じているのだ。

 実際のところ、このB52の韓国上空での低空飛行は、国際法が禁ずる軍事威嚇、過剰防衛そのものである。

 飛来したB52に核が搭載されていたかどうかが問題ではない。

 核搭載可能である戦略爆撃機B52機を飛来させたことに意味がある。

 確かに、国際世論に反して核実験を行った北朝鮮は愚かであり批判に値する。

 しかし核実験を繰り返す国は他にもある。

 その筆頭が米国だ。

 核実験を行う事と、核兵器を使用して特定国を攻撃する意図があるかどうかは全く別だ、というのが国際政治学者の常識だ。

 金正恩はイラクやリビアの例をあげて、核実験は米国の核攻撃に対する自衛措置だと繰り返してる。

 その言葉を信じる馬鹿はいないが、その通りであることも事実だ。

 そして、北朝鮮の核は米国に対するメッセージである事もまた国際政治学者の常識だ。

 しかもそれを一番よく知っているのは米国だ。

 その米国が、このタイミングでB52を韓国上空へ飛ばしたということは、明らかに、自国が危険にさらされていないにも拘わらず、核攻撃も辞さないと威嚇する過剰防衛である。

 他の核保有国がこんなマネをしたらただでは済まない。

 米国だから許されるのだ。

 米国が「世界の警察」という役割を果たせる国ならまだわかる。

 しかし、いまの米国はみずからそれは止めた、出来ない、と公言しはじめた国家だ。

 そうであれば、この過剰防衛に大義はない。

 ならず者国家が行うことと何も変わらない危険な軍事威嚇でしかない。

 こんなことを平気で行う米国も米国なら、それを受け入れ、自らの戦闘機を参加させて北朝鮮と敵対する韓国も韓国だ。

 同じ民族の頭上に核爆弾を落とすことも辞さないとでもいうのか。

 そのような韓国と対米従属さを競い合う安倍政権は愚かだ。

 韓国と日本に対米従属度を競いあわせ、思う通りに米国の東アジア安全保障政策を進めようとする米国。

 日米韓三カ国軍事同盟こそ、東アジアの平和にとっての最大の脅威である。

 北朝鮮批判の真っただ中で、そう言い切れる勇気のある者がこの国の有識者から出て来なくてはいけない(了)

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無理を承知でもっともらしい論調を書く朝日の論説委員を叱る

ブログ「天木 直人のブログ」   2016年1月11日より転載

 朝日新聞の星浩特別編集委員がきのう1月10日の「日曜に想う」というコラムで書いていた。

 安保法が出来た今年は、米国の軍事要請にノーと言えるかどうか政治リーダーの強い意志が欠かせない年だと。

 日本が分かれ道に立つ年だと。

 そのためには、今度の通常国会で、安倍首相と岡田民主党代表らの深い議論を期待したいと。

 しかし、これはないものねだりだ。

 安倍首相も岡田外相も、そして何よりも朝日新聞が、日米同盟を最優先している。

 日米同盟の根幹は日米軍事協力である。

 米国は世界最大の軍事国家であり軍事覇権国家だ。

 軍事協力について他国の意見に耳を傾けることはありえない国だ。

 その米国との軍事同盟を最優先する限り対米従属しかないのだ。

 議論が深まらないのは彼らの立場が同じであるからだ。

 これからの議論で必要なのは、どういう場合にノーと言うか、言えるか、ではない。

 日米同盟の是非そのものについての国民的議論こそ必要なのだ。

 もし、日米同盟を最優先することがコンセンサスなら、対米従属は受け入れるしかない。

 日米同盟最優先を唱えながら対米従属に抵抗するのは、自己矛盾であり、米国に対するわがまま、嫌がらせでしかない。

 この論説で星浩特別編集委員が書くべきは、議論を深めよと説くことではなく、自らの立場をはっきりと読者に示す事である(了)
by kuroki_kazuya | 2016-01-12 06:15 | 対米 従属 | Comments(0)