翁長知事の書いた「戦う民意」に翁長知事の覚悟を見た
2016年 01月 22日
是非、「ブログ『天木 直人のブログ』」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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翁長知事の書いた「戦う民意」に
翁長知事の覚悟を見た
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年1月21日より転載
本屋で偶然にも、翁長沖縄県知事が書いた「戦う民意」(角川書店)と言う本を見つけ、早速買って2時間ほどで読み終えた。
物凄い本だ。
国民必読の本だ。
なによりも市長選挙を目の前にした宜野湾市民の必読の本である。
昨年12月15日初版発行となっているから、翁長知事の直近の肉声である。
それを読んだ時、私はこれこそが宜野湾市長選を前にした翁長知事の魂の叫びだと思った。
そこには辺野古移転の問題のすべてがある。
日本政府の対米従属の醜さのすべてがある。
なによりも、その「おわりに」で書かれている翁長知事の言葉に、翁長知事の覚悟を見る。
メディアはまったく取り上げないが、こんな重要な本が緊急出版されていたのだ。
まだ1月24日の宜野湾市長選挙の投票まで3日ある。
いまからでも遅くない。
宜野湾市民は選挙に向かう前にこの本を読むべきだ。
私でも2時間で読了できた。
一日あれば十分だ。
それを読めば、辺野古移設に反対票を投じないわけにはいかなくなる。
それでも辺野古移設に賛成票を投じる宜野湾市民は、利権に目がくらんで魂を売るあさましい市民だ。
私が勧めてもこの本を読もうとしない宜野湾市民は、政治に無関心な、単なるなまけものだ。
権力のウソにあっさりだまされる愚か者だ。
翁長知事が緊急出版した「戦う民意」(角川書店)は、宜野湾市長選に臨む翁長知事のこれ以上ない選挙演説である。
日本国民必読の本であり、なによりも市長選挙を控えた宜野湾市民が必読すべき本である(了)
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政治が倒せなくても目の前の現実が安倍政権を倒すことになる
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年1月21日より転載
なんの抵抗も出来ず、2015年補正予算があっという間に成立した。
それを笑ってきょう1月21日の読売新聞が大きく書いている。
「序盤国会 野党不発」、「首相ペース崩せず」と。
確かに政治の現実はそうだ。
しかし、政治が安倍政権を倒せなくても、目の前に繰り広げられる現実が安倍政権を倒す。
どんなに安倍首相がウソを繰り返しても、現実はどんどんと安倍悪政をあざ笑うかのように、安倍首相を追いつめている。
株価の底なしの暴落はどうか。
財政赤字の拡大はどうか。
大手企業の軒並みの不祥事と競争力の低下はどうか。
外交の八方ふさがりはどうか。
国民の困窮と社会の凶悪化はどうか。
なによりも対米従属の主権放棄はどうにもならない。
どれ一つとして、今の安倍政権では解決出来ない。
そうなのだ。
無理をして安倍政権を倒そうとする必要はない。
好きなようにやらしておけば間違いなく自滅する。
夏の選挙までに更なる危機が訪れる。
その時に仮病に逃げ込んでも逃がしてはいけない。
最後まで責任を取らせるのだ。
みずから招いた失政、暴政の落とし前をつけろと。
安倍・菅政権がこの国を落ちるところまで落とした時、真の日本の再生が始まる。
その時に備えて、野党はいまこそ日本再生の政策を準備しておくことだ。
いまほどやりがいのある時はないと野党は気づかなければいけない(了)
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甘利は終わった
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年1月21日より転載
週刊文春の記事が発売前に流れ、甘利大臣の政治資金問題がにわかに大問題になった。
なぜここまでメディアが大騒ぎするのか。
それは限りなく収賄罪の疑惑があるからだ。
収支報告書の記載間違いで済まそうと思っても収賄罪だったら無理だ。
実際のところ、今日発売の週刊文春1月28日号の記事を読むと、そこに書かれていることが事実なら賄賂そのものだ。
だからこそメディアは書き立てるのだ。
これは逃げられない、安倍政権を揺るがす事件に発展する、そうメディアの直感が働いているから大きく書き立てるのだ。
そして甘利自身、それを感じているからこそ、記者会見での弁明に悲壮感がただよっているのだ。
甘利はただの閣僚ではない。
菅官房長官と並んで安倍政権の悪政異、暴政を支える安倍の片腕だ。
その甘利が、増収罪の疑惑で追及されるなら、たとえ直ちに白黒がつかなくても、安倍政権は行き詰まる。
甘利更迭は避けられず、甘利を更迭すれば、安倍政権はただではすまない。
ダメ民主党は千載一遇のチャンスを得た。
これを活かせないようでは、こんどこそ、民主党は救いがたい無能政党であるとだめ押しされる。
どちらかが倒れることになる(了)