東京新聞のスクープ記事がTPP批准を阻止することになる
2016年 02月 03日
みなさま、時間のアル時に
是非、「ブログ『天木 直人のブログ』」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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東京新聞のスクープ記事が
TPP批准を阻止することになる
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年2月2日より転載
きょう2月2日の東京新聞が一面トップで大スクープを書いた。
すなわち、国を相手に「TPP交渉差し止め・違憲訴訟」を行っている民間団体がTPP協定を読み解いて、TPPが発効すればすべての農水産品の関税が撤廃されることになる、と警告を発したのだ。
その他にもTPP協定には、到底承認しがたい条項が多くある。
しかし、この、「すべての農水産品の関税が撤廃される」、という事実を暴露することだけでも十分だ。
もし農水産業者がこの事を知れば、政府に騙された、絶対に認めるわけにはいかない、ということになる。
実際のところ一般国民は日本政府やメディアに騙されていたのだ。
TPP協定をよく読めば、農水産品に関税がかけられる事を許されているのは一定期間(7年間)の猶予付きで、最後はすべての品目が例外なく関税ゼロにさせられる。
これはTPP交渉に関わっているものなら誰もが知っていた事だが、そのことを隠して、農水産品への関税を死守したことばかりが強調されて来た。
TPP協定を読まない大多数の一般国民は騙されていたのだ。
この東京新聞のスクープによって国会審議が混乱しなければウソだ。
とりわけ、打撃を受ける農水関係者が、だまされたと騒ぎださなければウソだ。
野党が追及すれば国会審議が紛糾することは間違いない。
TPP批准に向けた混乱は必至である。
東京新聞のスクープ記事がTPP批准を阻止することになると私が書いた理由がそこにある(了)
*****
甘利事件は終わった
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年2月2日より転載
週刊文春が甘利疑惑を報じた直後、私はまっさきに「甘利は終わった」と書いた。
そしてその通りの展開になった。
今度は「甘利事件は終わった」と予言する。
それは甘利事件の追及が終わるということではない。
むしろ逆だ。
メディアは甘利事件の詳細を報じ続けるだろうが、その事が政局につながらないという意味である。
政局につながらない、つまり安倍政権にとって痛くもかゆくもない以上、国民は甘利の疑惑や、ましてやその秘書の犯罪的行為など、どうでもいいのだ。
甘利や甘利の秘書がどうなろうとも国民は関心なく、それを執拗に追及する野党もまた国民から見放される。
これが私がいう「甘利事件は終わった」という意味である。
なぜかくも簡単に甘利事件が終わろうとしているのか。
すべては菅官房長官の作戦勝ちである。
すべては甘利の電撃辞任にある。
それを見事に言い当てているのが、発売されたばかりの情報月刊誌「選択」最新号(2月号)の記事だ。
安倍長期政権をすべてに優先する菅官房長官が、安倍首相に「泣いて馬謖を見らせた(甘利を見捨てさせた)」
鈴木宗男父娘に毒まんじゅうを食らわせて寝返りさせた。
宜野湾市長選では、公明党と下地を抱き込んで6000票の大差をつけて勝った。
その篭絡の裏には二階総務会長の協力を仰いだ背景がある。
そして、甘利の後釜に、麻生が嫌う石原伸晃を、麻生の頭越しに据えた。
つまり「選択」が言わんとすることは、安倍・麻生・甘利・菅のカルテット内閣から、安倍・菅・二階の「ニュートリノ」内閣にシフトして、より強固な安倍長期政権をつくったという事だ。
そして菅官房長官には、もうひとつ、だれにも真似のできなかった事がある。
それは人事権を使って官僚を100%コントロールしているところだ。
ここまで官僚を権力で屈服させた政治家はいなかった。
おそるべし、菅官房長官。
これが今の安倍政局の現実だ。
左翼や市民団体が打倒安倍をいくら叫んでも安倍・菅暴政は倒せない。
正しい保守が立ち上がり、国民を覚醒させて、この前代未聞の暴政を倒すしかない。
問題は誰がその口火を切るかだ(了)
*****
お知らせ(政治ブログの再開と新党憲法9条HPの刷新)
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年2月2日より転載
昨年4月29日に新党憲法9条のHPを立ち上げ結党宣言をしたと同時に、私が辞めてから書き始めた政治ブログ「天木直人の公式ブログ」を一時休止しました。
それは、私の政治ブログを新党憲法9条のHPに移行させて、新党憲法9条のHPのアクセスを増やす目的がありました。
このたび2月1日をもって、私の公式ブログを以下のURLの下でリニューアルして再開するとともに、新党憲法9条のHPの抜本的改定に取り組む事にしました。
http://天木直人.com/
その理由は次の通りです。
私がもっとも得意とするところは公開情報を読み解いて読者に伝える事です。
しかし、現実を知れば知るほど、当然の事ながら政治に関与せざるを得なくなり、最後は自分で政治を動かすしかないという結論に到達しました。
それが可能かどうかはわかりませんが、その究極の到達点が新党憲法9条の結党宣言であったわけです。
そして、試行錯誤の末、ようやくその可能性が見えてきました。
すなわち世間があっと驚くような候補者を10人そろえて記者会見を開き、7月の参院選を前に結党宣言を出来る可能性が出て来たという事です。
実際にそうなるかどうかは、まだわかりません。
しかし、その可能性をギリギリまで追及します。
結党が確実になった段階で、当然ながら新党憲法9条のHPはその性格が一変します。
選挙に向けた資金集めと票集めに集中する事になります。
その一方で、新党憲法9条構想の実現とは無関係に、つまり今度の参院選に参加する事になるか、ならないかを問わず、私は政治ブログを書き続けて行きます。
そのために新党憲法9条のHPと政治ブログのHPを元のように分離、独立させ、間違いなく続けて行くことになる政治ブログを先行してリニューアルしたわけです。
そして、そこに書きこむ事は政治とは無関係な内政・外交の解説に特化します。
その一方で、新党憲法9条のHPは選挙と政局に集中します。
当面は新党憲法9条のHPはこれまで通り(政治ブログ欄も掲載する)となりますが、新党憲法9条の参院選参加が確実になった段階で、まったく新しいHPに切り替えるべく、現在そのシステムを構築中です。
もしどうしても候補者選びがうまく行かなければ、私は潔く新党憲法9条構想を断念し、政治ブログを書き続ける事に専念する事になります。
その時点で新党憲法9条のHPも閉鎖する事になります。
どっちに転んでも、新党憲法9条のHPと私の政治ブログ(天木直人の公式ブログ)は分離・独立させる必要があり、間違いなく書き続けて行く私の政治ブログを先行してリニューアルしたわけです。
願わくば新党憲法9条がリニューアルされ、読者の皆様とともに今度の参院選に参加し、そして勝利して、文字通り自分たちの新党をつくることが現実になるよう夢見るばかりです(了)
是非、「ブログ『天木 直人のブログ』」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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東京新聞のスクープ記事が
TPP批准を阻止することになる
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年2月2日より転載
きょう2月2日の東京新聞が一面トップで大スクープを書いた。
すなわち、国を相手に「TPP交渉差し止め・違憲訴訟」を行っている民間団体がTPP協定を読み解いて、TPPが発効すればすべての農水産品の関税が撤廃されることになる、と警告を発したのだ。
その他にもTPP協定には、到底承認しがたい条項が多くある。
しかし、この、「すべての農水産品の関税が撤廃される」、という事実を暴露することだけでも十分だ。
もし農水産業者がこの事を知れば、政府に騙された、絶対に認めるわけにはいかない、ということになる。
実際のところ一般国民は日本政府やメディアに騙されていたのだ。
TPP協定をよく読めば、農水産品に関税がかけられる事を許されているのは一定期間(7年間)の猶予付きで、最後はすべての品目が例外なく関税ゼロにさせられる。
これはTPP交渉に関わっているものなら誰もが知っていた事だが、そのことを隠して、農水産品への関税を死守したことばかりが強調されて来た。
TPP協定を読まない大多数の一般国民は騙されていたのだ。
この東京新聞のスクープによって国会審議が混乱しなければウソだ。
とりわけ、打撃を受ける農水関係者が、だまされたと騒ぎださなければウソだ。
野党が追及すれば国会審議が紛糾することは間違いない。
TPP批准に向けた混乱は必至である。
東京新聞のスクープ記事がTPP批准を阻止することになると私が書いた理由がそこにある(了)
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甘利事件は終わった
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年2月2日より転載
週刊文春が甘利疑惑を報じた直後、私はまっさきに「甘利は終わった」と書いた。
そしてその通りの展開になった。
今度は「甘利事件は終わった」と予言する。
それは甘利事件の追及が終わるということではない。
むしろ逆だ。
メディアは甘利事件の詳細を報じ続けるだろうが、その事が政局につながらないという意味である。
政局につながらない、つまり安倍政権にとって痛くもかゆくもない以上、国民は甘利の疑惑や、ましてやその秘書の犯罪的行為など、どうでもいいのだ。
甘利や甘利の秘書がどうなろうとも国民は関心なく、それを執拗に追及する野党もまた国民から見放される。
これが私がいう「甘利事件は終わった」という意味である。
なぜかくも簡単に甘利事件が終わろうとしているのか。
すべては菅官房長官の作戦勝ちである。
すべては甘利の電撃辞任にある。
それを見事に言い当てているのが、発売されたばかりの情報月刊誌「選択」最新号(2月号)の記事だ。
安倍長期政権をすべてに優先する菅官房長官が、安倍首相に「泣いて馬謖を見らせた(甘利を見捨てさせた)」
鈴木宗男父娘に毒まんじゅうを食らわせて寝返りさせた。
宜野湾市長選では、公明党と下地を抱き込んで6000票の大差をつけて勝った。
その篭絡の裏には二階総務会長の協力を仰いだ背景がある。
そして、甘利の後釜に、麻生が嫌う石原伸晃を、麻生の頭越しに据えた。
つまり「選択」が言わんとすることは、安倍・麻生・甘利・菅のカルテット内閣から、安倍・菅・二階の「ニュートリノ」内閣にシフトして、より強固な安倍長期政権をつくったという事だ。
そして菅官房長官には、もうひとつ、だれにも真似のできなかった事がある。
それは人事権を使って官僚を100%コントロールしているところだ。
ここまで官僚を権力で屈服させた政治家はいなかった。
おそるべし、菅官房長官。
これが今の安倍政局の現実だ。
左翼や市民団体が打倒安倍をいくら叫んでも安倍・菅暴政は倒せない。
正しい保守が立ち上がり、国民を覚醒させて、この前代未聞の暴政を倒すしかない。
問題は誰がその口火を切るかだ(了)
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お知らせ(政治ブログの再開と新党憲法9条HPの刷新)
ブログ「天木 直人のブログ」 2016年2月2日より転載
昨年4月29日に新党憲法9条のHPを立ち上げ結党宣言をしたと同時に、私が辞めてから書き始めた政治ブログ「天木直人の公式ブログ」を一時休止しました。
それは、私の政治ブログを新党憲法9条のHPに移行させて、新党憲法9条のHPのアクセスを増やす目的がありました。
このたび2月1日をもって、私の公式ブログを以下のURLの下でリニューアルして再開するとともに、新党憲法9条のHPの抜本的改定に取り組む事にしました。
http://天木直人.com/
その理由は次の通りです。
私がもっとも得意とするところは公開情報を読み解いて読者に伝える事です。
しかし、現実を知れば知るほど、当然の事ながら政治に関与せざるを得なくなり、最後は自分で政治を動かすしかないという結論に到達しました。
それが可能かどうかはわかりませんが、その究極の到達点が新党憲法9条の結党宣言であったわけです。
そして、試行錯誤の末、ようやくその可能性が見えてきました。
すなわち世間があっと驚くような候補者を10人そろえて記者会見を開き、7月の参院選を前に結党宣言を出来る可能性が出て来たという事です。
実際にそうなるかどうかは、まだわかりません。
しかし、その可能性をギリギリまで追及します。
結党が確実になった段階で、当然ながら新党憲法9条のHPはその性格が一変します。
選挙に向けた資金集めと票集めに集中する事になります。
その一方で、新党憲法9条構想の実現とは無関係に、つまり今度の参院選に参加する事になるか、ならないかを問わず、私は政治ブログを書き続けて行きます。
そのために新党憲法9条のHPと政治ブログのHPを元のように分離、独立させ、間違いなく続けて行くことになる政治ブログを先行してリニューアルしたわけです。
そして、そこに書きこむ事は政治とは無関係な内政・外交の解説に特化します。
その一方で、新党憲法9条のHPは選挙と政局に集中します。
当面は新党憲法9条のHPはこれまで通り(政治ブログ欄も掲載する)となりますが、新党憲法9条の参院選参加が確実になった段階で、まったく新しいHPに切り替えるべく、現在そのシステムを構築中です。
もしどうしても候補者選びがうまく行かなければ、私は潔く新党憲法9条構想を断念し、政治ブログを書き続ける事に専念する事になります。
その時点で新党憲法9条のHPも閉鎖する事になります。
どっちに転んでも、新党憲法9条のHPと私の政治ブログ(天木直人の公式ブログ)は分離・独立させる必要があり、間違いなく書き続けて行く私の政治ブログを先行してリニューアルしたわけです。
願わくば新党憲法9条がリニューアルされ、読者の皆様とともに今度の参院選に参加し、そして勝利して、文字通り自分たちの新党をつくることが現実になるよう夢見るばかりです(了)
by kuroki_kazuya
| 2016-02-03 06:25
| 日本の今後