スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「東電は責任を取れ」連続講座第19回

「東電は責任を取れ」
連続講座第19回


冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

たんぽぽ舎です。【TMM:No2714】
2016年2月24日(水)午後 09:13
地震と原発事故情報より一部

┏┓
┗■1.2/15(月)「スペースたんぽぽ」学習会
 |  「東電取締役(27名)首を洗って待ってなさい−
 |  ここまで来た東電株主代表訴訟」に参加して
 |  「東電は責任を取れ」連続講座第19回
 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 2月15日(月)、木村結さんより上記タイトルのお話を聞きました。
 “福島原発告訴団の刑事訴訟で市民(検察審査会)が明らかにした新事実が、こちらの民事訴訟でも有力な証拠になります”
 東電株主代表訴訟は2月4日に第23回口頭弁論を行いました。2012年6月14日の第1回口頭弁論以来、3年8か月たちました。福島原発告訴団の刑事訴訟と手を携えて進めて来たこの民事訴訟は、東電旧取締役を確実に追い詰めており、新しい証拠を数多く含む原告の主張は、全国各地で争われている原発被害者集団訴訟にも役立つものです。
◎ 原告側が新事実をふくむ、これまでの主張を整理してまとめた時系列表に、裁判所が興味を示し、被告代理人もそこに書き込むよう要請したのですが、東電の提出を待っていたら遅くなると判断したのか、裁判所が東電の主張を書き込むと言う異例の措置を行いました。この表で、東電がはぐらかしている箇所が空欄になり、一目瞭然となりました。裁判所は、一つ一つに認否をし、拒否の理由は準備書面を提出するよう釘を刺したのです。
◎ 東電旧幹部が文科省地震調査研究推進本部の長期評価をふまえた耐震バックチェックを検討し、10メートルの防潮堤という具体的な津波対策を2008年に一旦決定したが、経済性を優先し対策を6年も先送りした(方針転換した)結果過酷事故を招いた、と原告は主張しています。これが起訴相当の決め手になった検察審査会が明らかにした事実です。政府事故調も検察当局も知っていながら隠してきたことです。
 これに対し、東電側は次回の裁判で「社として決定していないから方針転換ではない」という主張を文書で行うと言っています。どのように言い逃れをするか注目しましょう。
◎ 次回、第24回口頭弁論は3月24日(木)です。多くの方が傍聴されて東電旧幹部を一緒に追い詰めてほしいと思います。

東電旧幹部に責任を取らせる
(総額5.5兆円を払わせる)ことが、

原発再稼働の危険性を顧みない
九電・四電・関電の幹部にも
反省を迫ることになると思います

by kuroki_kazuya | 2016-02-25 06:05 | 東電 出鱈目 資本