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by 幸田 晋

7月期限、審査急ぐ原子力規制委 高浜原発1、2号機60年運転

7月期限、
審査急ぐ原子力規制委 

高浜原発1、2号機60年運転


福井新聞 2016年2月25日午前7時00分より一部

 運転開始から40年を超えた関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)について、原子力規制委員会が24日、新規制基準を満たしているとする審査書案を了承。再稼働した九州電力川内(せんだい)1、2号機(鹿児島県)や高浜3号機と同等の安全性があると認めた。今後は期限の7月までに、60年運転に向けた審査に合格できるかが焦点となる。期限に間に合わせようと、規制委が急いでいる姿勢も垣間見える。

 ■4基同時災害も通過

 関電が昨年3月に高浜1、2号機の安全審査を申請して以降、規制委が審査書案の了承までに開いた審査会合は計30回。既に合格した川内や高浜3、4号機、四国電力伊方3号機(愛媛県)の60~70回に比べると半分以下だ。

 想定する地震の揺れや津波評価が高浜3、4号機の審査で終わっている優位さがあったとはいえ、期限をにらみ「急がないと一定程度の審査ができない」(田中俊一委員長)と人員を集中的に投入した。

 審査で焦点となったのは、防火性能が不十分なケーブルの火災対策。古い原発特有の問題で、規制委側は当初「(燃えにくい)難燃化対策のハードルは高い」と厳しく臨み、関電が示した防火塗料の対策を受け付けなかった。だが結局、難燃性ケーブルへの交換の代替策として防火シートで覆う対応を了承した。

 3、4号機を含め4基同時に重大事故が起きた際の対策は計3回の審査会合で通過した。規制庁は「各基で対応が完結できる要員と設備、経路の複数確保を求めた」とするが、
被害想定や
問題点の洗い出しなど
“関電任せ”の部分もある。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-02-26 06:58 | 核 原子力