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by 幸田 晋

<東芝リストラ>原子力事業の早期退職対象外への怒りと不満

<東芝リストラ>
原子力事業の早期退職対象外への
怒りと不満


毎日新聞 3月26日(土)9時30分配信より一部

 東芝は2016年3月期決算で最終赤字が過去最大の7100億円になると見込んでいる。この危機を受けて昨年12月に発表した再建計画「新生東芝アクションプラン」には、全社で2000人を上回る早期退職募集が盛り込まれた。それに応じた退職者が、クシの歯が欠けるように3月末に会社を去る。東芝の現状をリポートする。【経済プレミア編集部】

 「3月末で退職することになりました。本当にお世話になりました」「こちらこそお世話になりました。新しい活躍の場が決まったら、ぜひ壮行会を」

 東芝社内でいま、社員同士のこうしたメールが飛び交っている。昨年12月に発表された早期退職の募集は、年が明けて1月から3月にかけて部署ごとに順次行われてきた。募集対象は40歳以上で勤続年数10年以上の社員。対象者には、応募するしないの意思にかかわらず、所属部署の上司との面談が設定される。1時間近い面談の席で資料が渡され、検討を求められるのだ。

 「早期退職優遇制度・再就職支援~制度概要・手続き方法について~」と書かれた資料。これが、募集条件が書かれた資料だ。早期退職で加算金が上積みされ、退職金の総額がいくらになるかが最大のポイントだ。対象者一人一人に、その金額が記入された紙が手渡される。

 この金額をもとに、1週間程度、考える時間が与えられる。2回目の面談の日に、応募書類を提出すれば、早期退職の手続きが始まるのだ。

 ◇役職者には5000万円近い退職金も

 もちろん、各人に渡された退職金の額は公にはならない。ただ、社内には、提示を受けた対象者の一部から、「これぐらい」という退職金の額が少しずつ漏れている。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-03-27 06:45 | 資本