スキーにはまっています。


by 幸田 晋

橋下徹氏が新潮社に敗訴。

みなさま、時間のアル時に
是非、ブログ「Everyone says I love you !」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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橋下徹氏が新潮社に敗訴。
「『最も危険な政治家』橋下徹研究」は
真実で公益目的あり。


ブログ「Everyone says I love you !」 2016年04月01日より転載

 大阪市の思想調査アンケート裁判で橋下前市長の注意義務違反が認定され、大阪市が敗訴したのに続いて、今度は弁護士橋下徹氏個人が敗訴です。

 問題となったのは2011年11月号の新潮45+が特集した「『最も危険な政治家』橋下徹研究」。

 自ら被差別部落の出身であることを明かし、部落問題などを扱った「日本の路地を旅する」(文芸春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したノンフィクション作家の上原善広氏ら4人が執筆者となっています。

 この日の判決は、上原氏が橋下氏の生い立ちから大阪府知事になるまでを追って橋下氏を分析した「孤独なポピュリストの原点」について

「記事内容は真実で公益を図る目的があった」

とされ、新潮社側が勝訴しています。

 「孤独なポピュリストの原点」(PDFファイル全編)の中で、上原氏は橋下氏が大阪八尾市安中の被差別部落(路地)出身の暴力団組員を実父として生まれ、両親の離婚後は母子家庭の長男として大阪飛島の路地に育ったことを丹念に追跡。

 そして

「ただでさえ複雑な生い立ちをもつ橋下は、こうして己の深淵にいくつものねじれを抱いたまま、路地という社会の底辺から、自らの手足だけで這い上がっていくことになる」

と橋下氏の上昇志向を分析しています。

 さらに政治家として何を目指しているかについては

「タレント弁護士として成功し大金も手に入れた。それを元手にして、河内の博徒であった父も成し得なかった大博打を、彼はここ大阪で打とうとしている。

これに勝てば大阪を元手にして、次には一世一代、国を相手の大博打が待っている。彼はきっとそれまで走り続けるつもりなのだろう」

と書いています。

 上原氏は自身が部落出身ですから、決してそのことで橋下氏を見下すようなことを書いているわけではありません。しかし、同じく部落出身の保守政治家である野中広務氏のような懐の深い平和主義者に、橋下氏がなぜなりえなかったかを丹念に描いているのです。

 私はこの点について、橋下ハシズムウォッチャーとして2012年9月にこう書いたことがあります。

「橋下氏の怨念は誰にでもわかりやすい。

 彼自身の責任ではない出自にまつわるさまざまなことについて、大きく取り上げられ、彼も大筋で認めています。恩師や弁護士一年目のボス弁護士も次々出てきては彼の悪口を言っているので、うまくいっていなかったのでしょう。

 世の中には、苦労をして人情の機微がわかるようになる人もいるのですが、橋下市長は生まれてからこの方の苦労をすべてバネにして生きてきたことが仇になり、苦労が情けではなく恨みになってしまったようです。

 教育者やインテリに対する攻撃は自分が生徒として接してきた先生に対する恨みから。市長選挙の恨みから市職員組合を叩き、自分を批判したマスコミには徹底してやり返す。理屈は後からくっつけているだけで、彼は自分に敵対するものがどうにも我慢がならなくて記者会見などで吠え、それでも足りなくて超攻撃的ツイートをしまくっているように見えます。

 私が橋下氏を批判し続けているのは、彼の人権感覚の欠落ぶりと怨念思考では、憎しみと報復の連鎖を招くばかりで、彼の影響力が増せば増すほど人々が不幸になるばかりだと思うからなのですが、そんな彼が絶大な人気を得ている今の日本の他者・弱者への寛容・想像力の欠如が恐ろしいです。」

 また、私は上原氏が橋下氏の父親が博徒であり、橋下氏も大ばくちを打とうとしているのだと書いている部分を読んで、橋下氏が異様に大阪にカジノを持ってくることに執着していること、そしてそれについて

「増税の前にカジノ。兵庫や京都の知事がダメといっても関係ない。エンターテインメントやわいざつなものは全部、大阪が引き受ける」

「こんな猥雑な街、いやらしい街はない。ここにカジノを持ってきてどんどんバクチ打ちを集めたらいい。風俗街やホテル街、全部引き受ける」

「日本はギャンブルを遠ざけてお坊ちゃま、お嬢ちゃまの国になっている。ちっちゃい頃からギャンブルを積み重ね、勝負師にならないと世界に勝てない」

などと発言していることを想起しました。

 本人の責任ではない苦労が、橋下氏という稀な才能を持つ人物を鍛えて、弱者目線の素晴らしい政治家になった可能性もあるのにと思うと残念でなりません。

 そうなっていたら、東の安倍氏に対抗する西の橋下氏ということになって、私も応援できていたかもしれないのに。
by kuroki_kazuya | 2016-04-03 06:05 | 反動 | Comments(0)