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by 幸田 晋

[NHK会長発言]政権の代弁者のような…

[NHK会長発言]
政権の代弁者のような…


沖縄タイムス 社説 2016年5月4日 05:00より一部

 NHKの籾井(もみい)勝人(かつと)会長が、熊本地震発生後に開いた局内の会議で、原発報道について住民の不安をいたずらにかき立てないよう公式発表をベースに伝えてほしい、と指示していたことが明らかになった。

 「公式発表をベースに」とは、どういうことなのか。

 4月26日の衆院総務委員会で発言内容を問われた籾井会長は「不必要な混乱を避けるという意味で、事実に基づいた報道が住民に安心感を与える」と弁明。同時にモニタリングポストの数値、原子力規制委員会の判断などを「コメントを加味せず」公式発表をベースに伝えていく考えを改めて示した。

 発言には局内外から批判の声が上がっている。

 NHK職員でつくる日本放送労働組合は「もし行政の判断や活動に問題がある場合には、批判するのも当然の役割」「『事実』はNHK独自の取材活動のなかで見いだされるものだ」との見解を出した。

 5年前の福島第1原発事故では、時の民主党政権や当事者である東京電力の対応に問題が多かった。放射性物質の拡散を予測するシステム「SPEEDI」についても公表が遅れ、住民避難に生かされることはなかった。

 多様な視座を提示し、行政の公式発表をさまざまな角度から検証し、原発の安全性をチェックするのが報道機関としての役割である。

熊本地震で懸念されているのは、
震源地からそう遠くない場所で稼働する
九州電力川内原発への影響だ。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-05-05 06:55 | 権力 暴力装置