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by 幸田 晋

山尾政調会長に「議会の運営について勉強しろ」と諭した安倍首相が連日「自分は立法府の長」と大ブーメラン

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お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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山尾政調会長に「議会の運営について勉強しろ」と諭した安倍首相が
連日「自分は立法府の長」と大ブーメラン

ブログ「Everyone says I love you !」 2016年05月18日より転載

http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/9cb2f7975cfb6cb8b0c484e0623b32cc

 安倍首相が2016年5月16日の衆院予算委員会で、民進党の山尾志桜里政調会長を「勉強不足」と指摘しながら、内閣総理大臣であって行政府の長である自身を「立法府の長」と混同して発言したことが話題になりました。

 もちろん、立法府の長は衆院両議院の長である衆参両議長です。

 このうち16日の発言は、民進党が提出した保育士給与を引き上げる法案が審議入りしないことについて、山尾しおりんが

「委員会が決めることと言って逃げている」

と首相を批判したことに対する答弁で、安倍首相は尊大にも

「議会の運営について少し勉強して頂いた方がいい。議会については、私は『立法府の長』。立法府と行政府は別の権威。(国会での)議論の順番について私がどうこう言うことはない」

と反論しました。

「勉強していただいた方がいいのはどっちですか」、とここでしおりんが気づいて逆ねじを食わせたら痛快だったのですが、その場で気づいたのは石破茂大臣のみだった?

 そして、さらに翌日の5月17日の参院予算委で、民進の福山哲郎氏が安全保障法制採決の議事録について質問した際にも、安倍首相は

「立法府の私がお答えのしようがない」

と答弁しました。

 これも、国会の議事録は立法府の問題だから、行政府の長である私にはお答えのしようがない、でないと意味がつながりません。

 そして、いずれにしても安倍首相の言い逃れがおかしいのは、安倍首相は内閣総理大臣であるだけでなく、与党である自民党の総裁ですからね。国会議員であり与党のトップでもあるのですから、国会のことはあずかり知らぬでは通りません。

 ちなみに末尾の記事にもありますように、安倍首相は第一次政権時代の10年前にも、自分のことを立法府の長と言っていたそうです。

 こうなると、単なる言い間違いではなくて、昔から立法府と行政府を混同しているわけで、安倍総理は国会が終わったら豪華な会食をするのを控えて、夜間中学に入って公民の授業を受けなおした方がいいのではないでしょうか。

先月の4月18日、衆議院TPP特別委員会でも「立法府の長として」と言ってる。9分25秒あたり。もう何をかいわんや。

相手の程度が低すぎて、それに合わせて追及していくのが大変そうです。
by kuroki_kazuya | 2016-05-20 06:15 | 政治・議会