スキーにはまっています。


by 幸田 晋

高知大の岡村さん等の話に謙虚に耳を傾けるべき

高知大の岡村さん等の話に
謙虚に耳を傾けるべき


青木幸雄(宮崎の自然と未来を守る会)

たんぽぽ舎です。【TMM:No2789】
2016年5月25日(水)午後 09:56
地震と原発事故情報より一部


┏┓
┗■2.高知大の岡村さん等の話に謙虚に耳を傾けるべき
 |  「伊方耐震評価見直しを」「熊本地震上下動に着目」
 └──── 青木幸雄(宮崎の自然と未来を守る会)

 みなさまへ
 私は、自分が生きている間に阪神淡路大震災や東日本大震災のような大災害を目にするとは思ってもいませんでした。
 東日本大震災からまだ5年しか経っていないのに今度は熊本地震です。
 次に何が起きるのか・・・。
 自然は私たちにとってなくてはならないものですが、時に牙を剥きます。
 地震や火山の噴火は止められませんが、原発は止めようと決断さえすれば止められます。
 高知大の岡村さん等の話に謙虚に耳を傾けるべきです。
 「川内原発は今すぐ停止!伊方原発は動かすべからず!」と強く思います。

 ◆伊方耐震評価見直しを 熊本地震上下動に着目 「基準地震動上回る」
  岡村 高知大特任教授

◎ 熊本、大分両県で相次ぐ地震は四国電力が7月下旬の再稼働を目指す伊方原発3号機(伊方町)の耐震安全性に影響しないのか—。高知大防災推進センターの岡村真特任教授(地震地質学)は、熊本県益城(ましき)町で過去にほとんど例がない上下動の大きな揺れが観測されるなど「新たな知見はある」と着目。今回の地震の検証を踏まえ、伊方原発の耐震安全性評価を巡る審査を見直すよう提言している。 (中略)
 岡村氏は「4月14日の地震はマグニチュード(M)6・5で簡単に1000ガルを超えた。伊方原発では中央構造線断層帯による地震でM8・0も想定され、熊本地震の比ではない」と強調。さらに「コンクリートは上下動に弱い」とし、原発事故の際、放射性物質の放出を防ぐコンクリート製の原子炉格納容器などへの影響を懸念している。

◎ これに対し四電は、益城町の地表で1399ガルを観測した地点でも、地盤が固い地中は上下動が127ガルだったと説明。伊方原発が建つ岩盤地点での揺れは地表よりも大幅に小さくなるとの見解を示す。
 四電は県の求めで2015年中に、3号機の安全上重要な機器がおおむね1000ガルにも耐えられるよう工事をした。熊本地震の発生後、四電は「最新の知見がまとまれば反映していく」としているが、現時点で7月下旬を目指している再稼働のスケジュールは変更しない方針だ。

◎ 規制委事務局の原子力規制庁は「熊本地震を受けたデータなども確認しており、現在のところ地震動評価を見直す必要はないと考えている」とコメント。

 岡村氏は「(国内では1995年の阪神大震災後)強い揺れの観測が可能になって20年弱しかたっておらず、どんな揺れが来るのかまだほとんど分からない。規制委は熊本地震を検証し審査を再検討すべきだ」と訴えている。
  (5月16日愛媛新聞朝刊より抜粋)
※「【報告】第1854日目★原発とめよう!九電本店前ひろば★」(青柳行信)より引用


┏┓
┗■3.WEBニュースより
 └──── 

 ◆南海トラフ 四国や東海の沖合で特にひずみ

◎ 巨大地震の発生が予想される南海トラフでは、四国や東海の沖合などで特にひずみがたまっていることが、海上保安庁が行ったGPSを使った海底の地盤の観測で明らかになりました。
 こうした詳しい解析が行われたのは今回が初めてで、専門家は想定される巨大地震の揺れや津波の大きさをより詳しく予測するうえで重要だと指摘しています。

◎ 東海から西の太平洋にある南海トラフでは、陸側のプレートの下に海側プレートが沈み込んでひずみがたまり続け、過去に繰り返し巨大地震が発生しています。国は今後、30年以内にマグニチュード8から9の巨大地震が発生する確率が60%から70%としていますが、震源域が海底のため、どこでひずみがたまっているか詳しく分かっていませんでした。

◎ 海上保安庁は平成18年度から9年間かけて、南海トラフの15か所の海底にGPSの観測点を設置して海底の動きを直接調べ、どこにひずみがたまっているか解析を進めてきました。海側のプレートは年間におよそ6センチ沈み込んでいるとみられ、陸側のプレートの動きが大きいほど、プレートどうしの結びつきが強くひずみがたまっていることを示します。
 その結果、四国の沖合や東海地方の遠州灘の沖合では、陸側のプレートは海側とほぼ同じ年間におよそ6センチずれ動き、特にひずみがたまっているほか、紀伊半島の周辺の沖合でも、年間およそ5センチとひずみがたまっていることが分かりました。このうち四国沖では、海側のプレートが沈み込み始めている浅い領域も含まれ、大きくずれ動くと高い津波が発生するおそれがあるとしています。

◎ 一方、宮崎県の沖合の日向灘では、陸側のプレートがずれ動く大きさは年間に3センチ前後で、体に揺れを感じないゆっくりとした地震によって、ひずみが解放されている可能性があるとしています。

◎ 調査を行った海上保安庁の横田裕輔さんは、「海底を直接観測することで、ぼんやりとしていた南海トラフのひずみがどこで蓄積されているかが詳しく分かってきた。将来の地震の起こり方を考えていくうえで重要な情報で、今後も観測を続けていきたい」と話しています。(後略)
     (5月24日NHK NEWS WEBより抜粋)
   http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160524/k10010532451000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001 
by kuroki_kazuya | 2016-05-26 06:05 | 核 原子力