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by 幸田 晋

<GPIF>株式割合拡大が影響 年金運用損5兆円

<GPIF>株式割合拡大が影響 

年金運用損5兆円


毎日新聞 7月1日(金)21時40分配信より一部

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160701-00000128-mai-bus_all

 公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、2015年度に5兆数千億円の運用損失を出し、10年度以来5年ぶりに赤字となることが1日、明らかになった。14年秋から運用割合を増やした株式の価格下落の影響が大きく出た。ただちに年金支給額が変動することはないが、15年度末に比べ株価はさらに下落しており、厳しい運用状況が続きそうだ。

 GPIFは、国民年金と厚生年金の保険料収入からの積立金約140兆円を運用。平均で年金給付額の9%を賄っている。株価の押し上げ効果を狙う首相官邸の意向などを受け、14年10月に資産の構成割合を変更。24%だった株式比率を50%にまで引き上げ、国債などの比率を下げた。この結果、株価の影響を受けやすくなり、12~14年度は計約37兆円の収益を上げていたが、15年度は5兆円規模の損失を出した。

今後も運用には厳しい局面が予想される。
今年3月末(15年度末)に1万6758円だった日経平均株価は、
英国の欧州連合離脱問題などの影響で
6月末には1万5575円に下落。

今年度の運用損失は一層膨らむ可能性があるが、塩崎恭久厚生労働相は「短期的な変動に伴う評価損はありうるが、長い目で見て必要な年金額を確保するという観点で運用している」と説明する。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-07-02 06:35 | 経済危機