スキーにはまっています。


by 幸田 晋

みんなで止めよう伊方原発7.24全国集会

みんなで止めよう伊方原発7.24全国集会
吉田照勝(たんぽぽ舎会員)

たんぽぽ舎です。【TMM:No2843】
2016年7月28日(木)午後 10:07
地震と原発事故情報より一部

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┗■1.冤罪をなくすための司法改革を求め、
 |  裁判前に被疑者を犯人と断定する犯罪報道の変革を訴える
 |  「自身が受けた人権侵害と闘う市民が現れたのは
 |  戦後民主主義の勝利だ」
 |  7/31(日)河野義行さんの学習会にご参加を!
 └──── 浅野健一(元共同通信記者)

 浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア連続講座」第5回
 「疑惑」は晴れようとも−松本サリン事件の犯人とされた
 河野義行さんの苦闘

 講 師:河野義行さん (松本サリン事件被害者、著述家)
 日 時:7月31日(日)14:00より16:30
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円

◯ 故・鶴見俊輔さんは、1994年6月に起きた松本サリン事件で犯人扱いされた河野義行さんのことを「自身が受けた人権侵害と闘う市民が現れたのは、戦後民主主義の勝利だ」と評した。
◯ 河野さんは愛知県豊橋市生まれで、理系大学を卒業し、いくつかの会社で働いていた。事件の第一通報者で自分と家族が被害に遭いながら、長野県警の家宅捜索を受けて、約半年、報道関係者に自宅を包囲された。
◯ 警察は河野さんを犯人と見なし、報道は犯人のレッテルを貼った。県警の中に、「オウム真理教が怪しい」と見る捜査官たちがいたのに、河野さんに絞っていたため、これを無視。捜査本部は「河野に年越し蕎麦は食わせるな」と暴走。
◯ 河野さんが無実と分かったのは、1995年3月に東京で地下鉄サリン事件が発生し、オウムが松本事件もやっていたことが分かったから。
  「もし地下鉄事件がなかったら、私は今も犯人と思われているだろう。真犯人が出てこなければ疑惑が晴れない構造が問題だ」。
  オウムの麻原彰晃開祖のことを「麻原さん」と今も呼ぶ。裁判中には、「麻原さんが無罪になっても構わない。真犯人なのに無罪になったら、自分が一番苦しむはずだ」「死刑にしてはならない。国家が殺してしまったら事件の真相が分からなくなる」と言っていた。
◯ 冤罪をなくすための司法改革を求め、裁判前に被疑者を犯人と断定する犯罪報道の変革を訴える。
 自然を愛し、福島事件(東電福島第一原発事故)の前から原発に反対してきた河野さんが「たんぽぽ舎」で語る。


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┗■2.みんなで止めよう伊方原発7.24全国集会
 |  全国集会の前日7.23愛媛新聞には原発関連記事が多く載っていた
 |  四国大王製紙三島工場はバイオマス発電設備で売電計画
 └──── 吉田照勝(たんぽぽ舎会員)

◯「みんなで止めよう伊方原発7.24全国集会」伊方ビジターハウス前道の駅・伊方原発ゲート前座り込み抗議は、全国から700名が伊方原発廃炉やエネルギー政策の転換を訴えた。
 愛媛県警の過剰な警備、警官全員が顔を半分も覆い隠す大マスク姿は異常な隊列であった。原発ゲート前までの道路は、検問と道路上に物々しい柵の設置、外国でよく見られる戒厳令下さながらの光景の前で、座り込み抗議行動・集会が行なわれた。
 ルポライターの鎌田慧さんは、原発は2基しか稼働していなく、原発は駄目という世論は広がっている、私たちの運動が勝利していると主張。「地元住民が原発に賛成した覚えは一度もなく、再稼働に同意した覚えはいちどもない」と集会決議を読み上げられた。
◯熊本地震で中央構造線断層帯の地震発生が危惧するなかで、東電福島第一原発災害による悲惨な生命軽視、環境破壊のリスクを経験しながら“何故”再稼働しなければいけないのだろうか。
◯全国集会の前日の7.23愛媛新聞には、原発に関連する記事が多く載っていた。
 「福島事故後初指定解除」、「3号機再々訓練求めず」、「伊方3号機水漏れポンプ点検完了 四電 時期不明」「再稼働撤回 県に要請書 共産党県議 総合訓練不備問題視」「伊方3号機仮処分申請 地震動過小主張、住民側弁護団」など見出しが4箇所あった。
 地元伊方原発に関係する情報を、広く発信しようとする姿勢がうかがえる。伊方原発を巡っては愛媛、広島、大分、の3県住民が各県の地裁に3号機の運転差し止めを求める仮処分を申し立てしている。愛媛、広島の2県では1号機〜3号機の差し止めを求める訴訟も提起されている。
◯原発に変わる発電について、四国大王製紙三島工場に売電用のバイオマス発電設備を建設し再生エネルギー固定価額買い取制度を活用して売電計画を見込んでいると、大きく一面に詳細な説明とカラー写真が載っていた。
 7.24原発止めよう集会の前日にこのようなエネルギー転換の具体性のある記事に“拍手”を送りたい。
◯四国松山の7月下旬は、松山市内の「大街道土曜市」、「和霊大祭・うわじま牛鬼まつり」うわじまガイヤカーニバル、「のど自慢大会」など四国一円、一年で一番の夏の祭典、祭りやイベントで高揚する時期である。
 再稼働を7月26日と決めて目をそらそうとした意図が見え見えである。


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┗■3.鹿児島県知事三反園氏への期待
 |  「脱原発は経済にもよい」というグランドデザインを示して
 |  県民の合意を作って行くことが必要
 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

◯ 鹿児島県知事に三反園氏が就任し川内原発の稼働が改めて問われているが、知事として地域経済との関係についても戦略的に配慮してほしい。

◯ 産業連関分析の手法で試算すると、川内原発の稼働(福島事故前)により付加価値(県GDP)で670億円、雇用で約4,000人の効果をもたらしている。これはいわゆる波及効果すなわちよく言われる地元の飲食業や宿泊業への波及効果も合計した数値である。原発推進派は、川内原発が止まったらこれが消失するから大変だろうと脅かすわけである。

◯ しかし、川内原発の鹿児島県経済への貢献は、GDPで全体の1%程度、雇用で全体の0.5%程度にすぎない。雇用のほうが影響が少ないのは、発電事業は巨大な設備集約型の産業であって、人手はあまりいらないからである。以前に福井でも検討されたことがあるが、原発の主要部分は東京のメーカーが握っていて地元には補助的な仕事しか回ってこないので産業の育成になっていない。

◯ 一方で同じように産業連関分析の手法で試算すると、県内の各産業分野で自給率を1〜2%増加させただけで川内原発再稼働の経済効果を軽く上回る付加価値と雇用創出が得られる。「自給率」というと通常は農林水産業を連想するかもしれないが製造業でもサービス業でも自給率はある。逆にいえばTPPなどを導入すれば川内原発再稼働の経済・雇用効果など簡単に吹き飛んでしまう。

◯ 実際に知事に就任すれば原発問題だけに集中することはできないし、むしろ足をすくわれるきっかけになりかねない。「脱原発は経済にもよい」というグランドデザインを示して県民の合意を作って行くことが必要だ。これはオール沖縄で保守系の支持も集めているのと同じ背景があり、米軍基地を廃止して別の目的に使ったほうが経済効果が高いという説明ができるからである。
by kuroki_kazuya | 2016-07-29 06:05 | 核 原子力 | Comments(0)