スキーにはまっています。


by 幸田 晋

8/6NHKスペシャルを見て思ったこと  米大統領と軍の知られざる攻防

8/6NHKスペシャルを見て思ったこと
米大統領と軍の知られざる攻防

 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)


たんぽぽ舎です。【TMM:No2854】
2016年8月8日(月)午後 09:10
地震と原発事故情報より一部

┏┓
┗■1.8/6NHKスペシャルを見て思ったこと
 |  「決断無き原爆投下」未公開テープが明かす衝撃の事実!
 |  米大統領と軍の知られざる攻防
 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

○トルーマン大統領は前任者ルーズベルト大統領とは違って、マンハッタン計画に関与しておらず、詳しい計画を知らなかった、またあまり興味を持っていなかった。むしろ突然重大な決断を迫られることになった身の不幸を嘆いていた。
 軍は原爆投下の第一の目標を京都としていた。広島、長崎、新潟、小倉の4都市が第2の候補だった。
 目標を決めた理由は、原爆の効果が最大限発揮される都市でなければならないからで、それまで空襲で破壊されていなかった都市で、爆風が収束するように山に囲まれた都市がいいとされた。
 京都はトルーマン大統領の側近の反対で候補から外された(側近は京都をよく知っていた)が、大統領が明確に外すと決断するまでに軍から数度要請があった。
 マンハッタン計画の軍の推進者はグローブス准将で、トルーマン大統領が自ら判断しないという印象をもったグローブスが計画を進めた。
 日本の多くの都市が空襲で破壊される中で、急いで原爆を投下しないと機会を失う、そうすれば22億ドルを投じた責任を問われると彼は考えた。

○広島は軍事都市で民間人の犠牲はきわめて少ないと大統領に報告していた。
 8月6日原爆投下の知らせを大統領は船上で聞いた。ヤルタ会談の帰りだった。
 大統領は実際には10万人以上の民間人の犠牲を出したことを知って、後悔した。
 軍は急ぎ2発目を長崎に落とした。大統領はやっと3発目を止めた。遅すぎる決断だった。
 大統領は、自分の決断の遅さを後悔していた(友人への手紙でそう述べていた。)。
 しかし8月15日、米国民にむけた日本降伏の日の演説で大統領は、「原爆投下は何千人何万人という米国の兵士の命を救った」と演説した。これは、原稿にはなかった。後で考え付いた理屈だった。

○このことを私は3年前の「スペースたんぽぽ」学習会でアーサー・ビナードさんから聞きました。
 彼は「原爆を落とさずに終戦になれば、秘密裡にプルトニウム製造に多額の予算を使い込んだ政府が憲法違反で有罪になったはず、プルトニウム爆弾を落として戦争終結に貢献したと証明する必要があった。」と言いました。
 トルーマン大統領の苦悩と決断の遅さ、後悔と後から考えた行為の合理化という人間らしい弱さが描かれた。
 一方、グローブス准将は計画を冷酷に進める軍人として描かれた。アメリカでも文民統制がいかに難しいかよくわかる。
 アメリカはいまでも軍の作った(しばしばでっち上げのウソに基づく)シナリオ通りに大統領がサインしているように思われる。
 憲法9条を改悪すれば日本も同じことになると考えざるを得ない。
by kuroki_kazuya | 2016-08-09 06:15 | 対米 従属 | Comments(0)