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by 幸田 晋

<福島避難者>解除5町村の小中学校「再び通学」28%

<福島避難者>
解除5町村の小中学校
「再び通学」28%
 

毎日新聞 9月9日(金)21時40分配信より一部

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160909-00000100-mai-soci

 東京電力福島第1原発事故で全域避難し、帰還困難区域を除き避難指示が解除された福島県内5町村(解除予定の飯舘村含む)で、再開あるいは再開予定の公立小中学校に通う児童・生徒が、通学対象者の28%にとどまることが毎日新聞の取材で分かった。放射線への不安に加え、家族の生活基盤が避難先に移ったことが主な理由。このままでは若年層が激減し、自治体の存続すら危ぶまれる事態だ。

 飯舘村のほか、広野、楢葉両町と川内、葛尾両村。いずれも全域避難時には住民の主な避難先に仮設の小中学校を設けた。広野町と川内村は2012年に学校を再開。楢葉町と葛尾村は17年4月に、飯舘村は解除1年後の18年4月に再開予定だ。再開すると仮設校は閉鎖され、子供たちは、地元に戻る▽避難先からスクールバスなどで通う▽避難先の学校に通う--などの選択を迫られる。

 避難期間が比較的短かった広野町、川内村の通学者は計259人で対象者の55%。楢葉町、葛尾村、飯舘村が15~16年に実施した意向調査で「通う」とした小中学生は計139人で15%にとどまった。
特に葛尾村では
74人中3人(4%)だった。


 楢葉町では17%が「通う」と回答したが、半数が町外からの通学を希望した。主な避難先の同県いわき市から通学すると、鉄道とバスを乗り継いで最短でも片道1時間。町教委担当者は「本当に通ってくれるのか」と危惧する。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-09-10 06:55 | 核 原子力