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by 幸田 晋

日本人が知らない外国人出稼ぎ労働者の日本への反感

日本人が知らない

外国人出稼ぎ労働者の
日本への反感


ダイヤモンド・オンライン 9月16日(金)6時0分配信より一部

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160916-00102079-diamond-soci

● 日本人の“便利な生活”を支える 低賃金・重労働の外国人労働者

 世の中には「知っておくべきだが、知らされていない事実」がたくさんある。

 本書『ルポ ニッポン絶望工場』(出井康博著)が伝えるのは、日本で過酷な労働を強いられている「留学生」や「実習生」の実態である。出稼ぎベトナム人と、彼らを食い物にする日本語学校、低コストで彼らを雇う企業という三すくみの構図がメインだ。また、中国人や日系ブラジル人減少している理由や、外国人介護士が定着しない理由についても書かれている。

 本書に書かれていることは、日本人として「知っておくべきこと」の一つだと私は強く感じた。

本書によると、
日本で暮らす外国人の数は、
昨年1年間で約11万人増え、
過去最高の約223万人に達した。


こうして増加した外国人の半分以上は「実習生」と「留学生」として日本にやってきているそうだ。
実習生・実習生とも、前年比15パーセントの増加。まさに、急増である。

 なぜ、そうなったのか。本書によると、その答えは出稼ぎである。日本の労働人口は減り続けており、とりわけ体力が必要な仕事は働き手が不足している。「実習生」と「留学生」として来日し、単純労働の担い手になっているそうなのだ。

 著者は、2007年から「外国人労働者」をテーマにした取材を始めたという。当時、著者は、海岸沿いにポツンとある殺風景なホタテ加工場で、20代の中国人実習生約100人が黙々とホタテの殻剥きをしている光景を目にしたそうだ。「実習生なしでは、この加工場、いや村はもうやっていけない」加工場の経営者が漏らしたこの言葉に、少子化にともない、今後こういった職場が日本のあちこちで増えていくに違いないと悟ったという。それから、10年。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-09-17 06:35 | 労働