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by 幸田 晋

「新潟」野党勝利 再稼働反対の意思示す

「新潟」野党勝利 

再稼働反対の意思示す


東京新聞 【社説】 2016年10月17日より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016101702000135.html

 新潟県知事選は野党三党推薦候補が与党推薦候補に勝った。当初の与党楽勝ムードを吹き飛ばして激戦を制したことは、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に対する県民の反対の強さを全国に示した。

 知事選は泉田裕彦知事の任期満了に伴うもので、無所属新人四人が立候補した。共産、自由、社民三党が推薦する医師の米山隆一氏(49)と、自民、公明両党が推薦する前長岡市長の森民夫氏(67)との事実上の一騎打ちとなった。

 泉田氏は四選出馬の意向を表明していたが、知事選告示の一カ月前に急きょ断念を表明。当初は森氏以外に主要候補はなく、与党候補楽勝のムードすら漂っていた。

 選挙戦の構図を一変させたのは米山氏の立候補表明だった。

 米山氏は民進党の衆院新潟5区公認候補に決まっていたが、離党して知事選に立候補。民進党が自主投票にとどめたため、同党以外の共産、自由、社民の三党が推薦し、野党統一候補の形を整えた。

主要な争点は
柏崎刈羽原発(柏崎市など)の
再稼働問題だった。

この原発には
七基の原子炉が集中し、
三十キロ圏には約四十六万人が住む。

住民の安全確保は
県知事にとって最優先事項である


 官僚出身の泉田氏は一期目から自公両党の推薦を得てきたが、再稼働については「福島事故の検証が終わるまで再稼働の議論はしない」と厳しい姿勢を貫いてきた。

共同通信社が
新潟県内の有権者を対象に行った
電話世論調査でも

柏崎刈羽原発の再稼働に
「反対」と答えた人は60・9%に上り
「賛成」は24・2%にとどまる


 米山氏はその「泉田路線」の継承を表明し、森氏も「泉田知事が育てた県の技術委員会の意見をしっかり聞き、安全という確信がなければ反対と言う覚悟がある」などと訴えたが、県民は森氏の姿勢を支持しなかった。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-10-18 06:25 | 核 原子力