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by 幸田 晋

泊原発周辺の隆起、「地震性」否定できず 原子力規制委、検証長期化へ

泊原発周辺の隆起、
「地震性」否定できず 

原子力規制委、検証長期化へ


北海道新聞 10/29(土) 12:14配信より一部

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161029-00010002-doshin-soci

「北海道電力の説明と異なる部分」

 原子力規制委員会は28日、北海道電力泊原発(後志管内泊村)周辺で2日間にわたり行っていた地質に関する現地調査を終了した。石渡明委員は、北電が地震性を否定している積丹半島西岸の隆起要因について、「北電のこれまでの説明と異なる場所があった」と述べ、さらなる議論が必要との認識を示した。隆起要因問題の決着を目指した北電の思惑は外れ、検証作業の長期化は必至だ。
27日に浮上した防潮堤問題とともに、
早期再稼働を目指す北電に重い課題となる


 泊原発が立地する積丹半島西岸には、海水面からの高さが異なる複数の平たん面がある。北電は「半島は地震ではなく広域的にゆっくり隆起した。平たん面の高さの差は、種類が異なる岩盤を波が浸食したため」と主張。これに対し、現地調査した石渡氏は「波がかぶらないのに平たんな場所があった」とし、大地震による隆起の可能性は捨てきれないとの考えを示した。

規制委、資料の追加提出求める方針

 規制委は今後、現地調査の結果をまとめ、北電に広域的隆起である根拠を示す資料の追加提出を求める方針。新たな資料提出には相当な時間がかかるとみられる。仮に規制委が隆起は地震性であると認定した場合、北電は原発の耐震設計の目安となる基準地震動を引き上げなければならず、追加の耐震補強を求められることになる。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-10-30 06:53 | 核 原子力