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by 幸田 晋

田原総一朗「失敗作『もんじゅ』の後継炉開発に『ちょっと待った!』」

田原総一朗
「失敗作『もんじゅ』の
後継炉開発に『ちょっと待った!』」


〈週刊朝日〉

dot. 12/7(水) 16:00配信より一部

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161206-00000167-sasahi-soci

 廃炉が検討されている高速増殖原型炉「もんじゅ」。しかし、政府はその後継となる高速実証炉を開発しようとしている。ジャーナリストの田原総一朗氏は、疑問だらけの高速炉開発に「許されない」と憤る。

*  *  *
 11月30日に、政府は非公開の高速炉開発会議で、高速増殖原型炉「もんじゅ」の後継となる高速実証炉の開発を国内で進める方針を示した。

「もんじゅ」は、プルトニウムを燃やすと、逆にプルトニウムが増加する「夢の原子炉」として期待されたのだが、稼働後まもなくナトリウム漏れ事故を起こし、それから20年以上もまともに運転できなかった。つまり、使い物にならない原子炉だった。もちろん性能も安全性も確認できていない。それでいて1兆円以上の費用がかかっているのである。

「もんじゅ」は廃炉が検討されている。当然である。典型的な失敗例だ。だが、それにもかかわらず、高速炉開発会議は今後10年程度で実証炉の基本的設計思想を固めるという。

 ちょっと待ってくれよ。

原発の開発は、
実験炉から原型炉、
そして実証炉を経て実用化
を目指すのが常道である。
ところが、
原型炉の「もんじゅ」が無残に失敗したのに、
なんと、いきなり
その先の実証炉を開発するという。

これは計画それ自体が無責任ではないのか


 そもそも議論に参加したメンバーが偏っている。経済産業相、文部科学相、電力会社でつくる電気事業連合会、原子炉メーカーの三菱重工業、そして「もんじゅ」の運営主体である日本原子力研究開発機構と、失敗した「もんじゅ」の関係者ばかりだ。

 失敗の責任者たちが集まって、新たな実証炉の開発を考えるというのは、あまりにも無責任だ。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-12-08 06:45 | 核 原子力 | Comments(0)