スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「自民党議員らから原発に異論続出」 「経産省の数字にもうだまされない」

「自民党議員らから原発に異論続出」
 「経産省の数字にもうだまされない」

柳田 真(たんぽぽ舎)


たんぽぽ舎です。【TMM:No2956】
2016年12月13日(火)午後 10:19
地震と原発事故情報より一部

┏┓
┗■2.「自民党議員らから原発に異論続出」
 |  「経産省の数字にもうだまされない」
 |  「『もんじゅ』廃炉の裏」の記事
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

◎「週刊朝日」の原発記事がなかなかよみごたえがある。11月18日号は自
民党議員らから「原発に異論続出−経産省の数字にもうだまされない」と
題して、自民党の国会議員の発言をいくつか載せている。以下に4人ほど
を紹介する。河野太郎議員の「核燃料サイクルやめよ」発言は有名だから
省略します。

イ.10月下旬に開かれた自民党原子力政策・需給問題等調査会の原子力政
策小委員会合同会議では、若手や中堅議員の間からこんな意見が飛び出し
た。「廃炉も除染費用もこれまでの数字を大きく上回っている。他の先進
国では原発がコスト割れしつつある議論がされている。原発が一番安いな
どという数字を出す経産省は信用ができない」(柴山昌彦衆議院議員)

ロ.「原発と再生可能エネルギーを分けられる市場になっているのか。廃
炉会計にしても、託送料金で回収しなくてもよい方法はあるのに、そうで
なければならないという議論はおかしい」(秋本真利衆議院議員)

ハ.いずれも原発立地県以外を基盤とする議員からの声だ。さらに、前内
閣府副大臣で再稼働に肯定的な高鳥修一氏でさえ、新潟県知事選の主な敗
因を原発とし、「国民が納得する原発政策を党として出す必要がある」と
危機感をにじませた。

ニ.「もともと原発は事故の社会的費用を入れてもコストが一番安いと
言っていたではないか。東電は今上期2742億円の黒字を出している。利益
は自分のものにしておいて、あとは国民負担などという話は筋が通らな
い」(自民党中堅議員)

◎これら自民党国会議員らの声が、小泉純一郎元首相の声と合わせて自民
党の中軸を早く占めることを切に望む。カギは国民世論−私たちの運動に
かなりかかっているだろうが…。

◎ただ、この記事(ジャーナリスト桐島瞬)の原稿にも弱い点がある(要望
がある)。
 「徹底検証 原子力行政の闇−官邸主導のもんじゅ廃炉の裏」という表
題の3頁分の文章だが、しかし、なぜ「もんじゅ」廃炉か−の深層に十分
迫っていない。
 歴代の自民党政権が「日本核武装」に執着(執念)してきたことがほぼぬ
けている。京都大学6人衆の小出裕章氏や小林圭二氏らや槌田敦氏・故藤
田祐幸氏・たんぽぽ舎等が主張してきた点(「もんじゅ」・核燃料サイクル
に固執するのは「日本核武装」のため)という見解も現時点で深めてほしい
ものだ。
 原発記事が、一般紙で大きく減少し、報道が少なくなっている中での「
週刊朝日」の取材に賛意しつつ、もっと掘り下げてほしい、日本支配層の
永年の野望にメスを入れてほしいと願う。
 そこから、もっと大きな「もんじゅ」廃炉運動のエネルギーも出てくる
と思うから。

※参考書籍
 『隠して核武装する日本』増補新版 206頁 1500円+税
   編 者:「核開発に反対する会」 え:橋本 勝 発行:「影書房」
   執筆者:槌田 敦、故藤田祐幸、井上澄夫、山崎久隆、中嶌哲演、
       小若順一、渡邊寿子、原田裕史、故望月 彰、柳田 真
                           敬称略
by kuroki_kazuya | 2016-12-14 06:05 | 核 原子力 | Comments(0)