歴史に不誠実な安倍首相に食い散らかされる「歴史的偉業」
2016年 12月 29日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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歴史に不誠実な安倍首相に食い散らかされる「歴史的偉業」
「天木 直人の公式ブログ」 2016年12月28日より転載
日米両国首脳による広島・真珠湾の相互訪問は、本来ならば、誰もがもろ手を挙げて歓迎する歴史的偉業のはずだ。
しかし、今度の安倍首相の真珠湾訪問は、手放しで喜べない。
これだけメディアが称賛一色の報道をしているというのに、である。
これだけ安倍首相の慰霊演説が、美辞麗句で埋め尽くされているというのに、である。
なぜか。
答えは明瞭だ。
よほど馬鹿な日本人でない限り、それを知っている。
その理由は、安倍首相が、歴史に不誠実であるからだ。
単なる無知なら、まだ可愛い。
自分に都合のいいところだけをつまみ食いし、「歴史的偉業」を独占しようとするから、たちが悪い。
よほど10年前の「敵前逃亡」がトラウマになっているのだろう。
あの汚名を払しょくするために、これでもか、これでもか、と「歴史的業績」づくりに狂奔しているに違いない。
何をやっても、あの時の汚名は消せないというのに。
慰安婦問題の不可逆合意もそうだった。
村山談話を焼き直した安倍談話もそうだ。
そして今度の真珠湾訪問である。
今度の訪問を持って、「戦後の総決算」などと僭称する。
東京裁判を米国の不当裁判と非難し、それを否定することが戦後レジームからの脱却だと言い張っていたのは、どこのどいつだ。
歴史に不誠実な政治家を首相に持った日本国民は不幸だ。
その、歴史に不誠実な首相が、歴代の首相がためらってきた「歴史的偉業」に次々と手をつけ、食い散らかしていく。
これまでの首相はいい面の皮だ。
これからの首相は、やることがなくなる。
しかし、いかさまは、所詮いかさまだ。
必ず、もういちど、正しい政治家の手によって、やり直し、されなければいけない時が来る。
歴史に不誠実であるかぎり、歴史に逆襲されることになる。
どんなに安倍首相が自画自賛し、メディアがそれに面従腹背して礼賛しても、物事のわかっている大多数の日本国民が、鼻白む理由がそこにある(了)
*****
日米和解と辺野古工事再開を一面トップで並べた読売の無神経さ
「天木 直人の公式ブログ」 2016年12月28日より転載
きょう12月28日の読売新聞は、一面トップで「慰霊と和解 世界に示す」という見出しをつけて、安倍首相の真珠湾訪問を大きく取り上げた。
そこまではいい。
しかし、その横に、政府が辺野古工事を再開したという記事を並べて掲げた。
この無神経さはどうだ。
この沖縄差別はどうだ。
そして、それはそのまま安倍首相の無神経さであり、沖縄差別の現れである。
沖縄は怒らなければいけない。
そして、こころある日本国民は沖縄の怒りを共有しなければいけない。
太平洋戦争の捨て石にされた沖縄の鎮魂なくして日米和解はないと。
沖縄の魂の叫びに聞く耳を持たず、ハワイまで行って日米和解をみずからの手柄のように饒舌に語る安倍首相の厚顔こそ、きょうのメディアが真っ先に報じるべきことである(了)
*****
安倍首相は保守本流の手によって咎められなければいけない
「天木 直人の公式ブログ」 2016年12月28日より転載
安倍首相の真珠湾訪問について、さっそく中国が注文をつけた。
不誠実だと。
反省なき和解はパフォーマンスに過ぎないと。
私も共同代表に名を連ねている「村山談話の会」が声明を出した。
アジアの国々に対する和解を忘れるなと。
少し前には、オリバー・ストーン監督や日米の学者が公開質問状を出した。
アジアの戦争犠牲者への慰霊に行くのかと。
いずれも、もっともな安倍批判だ。
しかし、中国や左翼がそう言っても安倍首相には通じない。
中国や左翼が安倍首相を批判すれば、一般国民の反発すら招く。
自民党の良識派からこそ、安倍批判が出て来なくてはいけないのだ。
そうすることによって初めて一般国民は気づく。動く。
安倍首相ではだめだと。
安倍首相のやりたい放題に、自民党の内部から誰一人として待ったをかける有力議員が出てこない。
いつまでたっても出てこない。
今の日本の政治の本当の深刻さはそこにある(了)
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歴史に不誠実な安倍首相に食い散らかされる「歴史的偉業」
「天木 直人の公式ブログ」 2016年12月28日より転載
日米両国首脳による広島・真珠湾の相互訪問は、本来ならば、誰もがもろ手を挙げて歓迎する歴史的偉業のはずだ。
しかし、今度の安倍首相の真珠湾訪問は、手放しで喜べない。
これだけメディアが称賛一色の報道をしているというのに、である。
これだけ安倍首相の慰霊演説が、美辞麗句で埋め尽くされているというのに、である。
なぜか。
答えは明瞭だ。
よほど馬鹿な日本人でない限り、それを知っている。
その理由は、安倍首相が、歴史に不誠実であるからだ。
単なる無知なら、まだ可愛い。
自分に都合のいいところだけをつまみ食いし、「歴史的偉業」を独占しようとするから、たちが悪い。
よほど10年前の「敵前逃亡」がトラウマになっているのだろう。
あの汚名を払しょくするために、これでもか、これでもか、と「歴史的業績」づくりに狂奔しているに違いない。
何をやっても、あの時の汚名は消せないというのに。
慰安婦問題の不可逆合意もそうだった。
村山談話を焼き直した安倍談話もそうだ。
そして今度の真珠湾訪問である。
今度の訪問を持って、「戦後の総決算」などと僭称する。
東京裁判を米国の不当裁判と非難し、それを否定することが戦後レジームからの脱却だと言い張っていたのは、どこのどいつだ。
歴史に不誠実な政治家を首相に持った日本国民は不幸だ。
その、歴史に不誠実な首相が、歴代の首相がためらってきた「歴史的偉業」に次々と手をつけ、食い散らかしていく。
これまでの首相はいい面の皮だ。
これからの首相は、やることがなくなる。
しかし、いかさまは、所詮いかさまだ。
必ず、もういちど、正しい政治家の手によって、やり直し、されなければいけない時が来る。
歴史に不誠実であるかぎり、歴史に逆襲されることになる。
どんなに安倍首相が自画自賛し、メディアがそれに面従腹背して礼賛しても、物事のわかっている大多数の日本国民が、鼻白む理由がそこにある(了)
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日米和解と辺野古工事再開を一面トップで並べた読売の無神経さ
「天木 直人の公式ブログ」 2016年12月28日より転載
きょう12月28日の読売新聞は、一面トップで「慰霊と和解 世界に示す」という見出しをつけて、安倍首相の真珠湾訪問を大きく取り上げた。
そこまではいい。
しかし、その横に、政府が辺野古工事を再開したという記事を並べて掲げた。
この無神経さはどうだ。
この沖縄差別はどうだ。
そして、それはそのまま安倍首相の無神経さであり、沖縄差別の現れである。
沖縄は怒らなければいけない。
そして、こころある日本国民は沖縄の怒りを共有しなければいけない。
太平洋戦争の捨て石にされた沖縄の鎮魂なくして日米和解はないと。
沖縄の魂の叫びに聞く耳を持たず、ハワイまで行って日米和解をみずからの手柄のように饒舌に語る安倍首相の厚顔こそ、きょうのメディアが真っ先に報じるべきことである(了)
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安倍首相は保守本流の手によって咎められなければいけない
「天木 直人の公式ブログ」 2016年12月28日より転載
安倍首相の真珠湾訪問について、さっそく中国が注文をつけた。
不誠実だと。
反省なき和解はパフォーマンスに過ぎないと。
私も共同代表に名を連ねている「村山談話の会」が声明を出した。
アジアの国々に対する和解を忘れるなと。
少し前には、オリバー・ストーン監督や日米の学者が公開質問状を出した。
アジアの戦争犠牲者への慰霊に行くのかと。
いずれも、もっともな安倍批判だ。
しかし、中国や左翼がそう言っても安倍首相には通じない。
中国や左翼が安倍首相を批判すれば、一般国民の反発すら招く。
自民党の良識派からこそ、安倍批判が出て来なくてはいけないのだ。
そうすることによって初めて一般国民は気づく。動く。
安倍首相ではだめだと。
安倍首相のやりたい放題に、自民党の内部から誰一人として待ったをかける有力議員が出てこない。
いつまでたっても出てこない。
今の日本の政治の本当の深刻さはそこにある(了)
by kuroki_kazuya
| 2016-12-29 06:25
| 日本の今後