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by 幸田 晋

<中部電社長>東電事業再編に距離 資本まで一緒、検討せず

<中部電社長>東電事業再編に距離 

資本まで一緒、検討せず


毎日新聞 1/5(木) 21:33配信より一部

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00000116-mai-bus_all

 中部電力の勝野哲(さとる)社長は毎日新聞のインタビューに応じ、東京電力の原発事業や送配電事業と再編・統合する是非について「(両事業で)資本まで一緒になる検討は全くしていない」と述べた。政府は東電に対し、両事業で他社との再編を促しているが、勝野社長は中部電が再編に加わることに慎重姿勢を示した。

 中部電は2015年4月、東電と共同出資した火力発電事業会社「JERA(ジェラ)」を設立し、両電力間で火力発電の燃料調達と海外発電事業を統合した。17年3月までに既存の火力発電も含めて火力事業を全面統合するかどうか決めるが、勝野社長は「東電の経営の自主性」を踏まえて判断する考えを改めて強調した。

 東電福島第1原発事故を巡り、経済産業省は廃炉や賠償などの費用が従来想定の約2倍の21・5兆円に膨らむと試算している。勝野社長は「福島の賠償や廃炉の責任は東電が持つのが基本。(東電の負担拡大で)JERAの利益が全部福島に行ってしまうなら(火力事業の統合で)何をやっているか分からなくなる」と説明した。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-01-06 06:35 | 核 原子力