再処理工場の使用済み核燃料 17年度搬入ゼロに
2017年 02月 02日
使用済み核燃料
17年度搬入ゼロに
デーリー東北新聞社 2/1(水) 12:49配信より一部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00010011-dtohoku-bus_all
日本原燃が使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)に受け入れる、全国の電力会社の使用済み核燃料について、2017年度の搬入量がゼロとなる見通しであることが31日、分かった。通年で受け入れが全くないのは貯蔵プールの漏水に伴う03年度の搬入中止に続き2度目。原燃は理由について「工場の耐震補強工事に伴い、受け入れが困難」と説明している。
一方、原燃の貯蔵プールは容量3千トンのうち、
現在の貯蔵量は
約2968トン(貯蔵率98・9%)で、
工場の完成延期が続いて再処理が進まず、
容量が限界に近づいている。
新規制基準に適合した原発も再稼働し、各原発の貯蔵プールに限りがある中、使用済み核燃料の保管場所が課題となっている。
・・・(後略)