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by 幸田 晋

原発事故、国と東電に責任あり! 前橋地裁の判断は「事故は防げた」

原発事故、
国と東電に責任あり! 

前橋地裁の判断は「事故は防げた」


〈dot.〉

AERA dot. 6/2(金) 7:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170530-00000047-sasahi-soci

 福島の原発事故をめぐる裁判で、国と東京電力に責任があると初めて判決が出された。毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲載された、朝日新聞編集委員・上田俊英さんの解説を紹介しよう。

*  *  *
 東京電力福島第一原子力発電所(原発)の事故をめぐる裁判で、前橋地方裁判所(群馬県)が3月17日、国と東京電力(東電)の責任を認める初めての判決を出した。事故を招く巨大津波が来ることを予見(認識)できたのに、対策を怠ったと判断した。

 この裁判では原発事故で群馬県に避難した福島県民ら137人が、平穏に暮らす権利を侵されたなどとし、国と東電に総額約15億円の損害賠償を求めていた。

裁判では
「避難指示区域」からの避難者と「自主避難者」が一緒に戦った。
判決は
国と東電に対し、
自主避難者43人を含む62人に、
計3855万円を支払うよう命じた


 2011年3月11日に福島第一原発を襲った巨大津波は、高さ15.5メートル。海抜10メートルの敷地に立つ同原発の1~4号機では非常用のディーゼル発電機が水没するなどして、電気の供給が途絶えた。

 このため、運転中だった1~3号機では原子炉が冷やせなくなり、核燃料が溶融。大量の放射性物質が広い範囲にまき散らされた。

前橋地方裁判所の判決は、
東電はこうした巨大津波が来る可能性を、
遅くとも02年には計算できたし、
08年には実際、
高さ15.7メートルの津波が来る可能性を試算により
予見していたと、まず指摘した


 そのうえで、こうした津波への対策をとれば事故は発生しなかったのに、東電は「暫定的な対策さえ行わなかった」と述べた。そして、「経済的合理性(会社の利益をあげること)を安全性より優先させた」などと、東電を厳しく批判した。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-06-03 06:45 | 東電 出鱈目 資本