スキーにはまっています。


by 幸田 晋

加計学園問題、ぬぐえない疑念が続々と…

加計学園問題、ぬぐえない疑念が続々と…
柳田 真(たんぽぽ舎)


たんぽぽ舎です。【TMM:No3109】
2017年6月23日(金)午後 10:16
地震と原発事故情報
より一部

┏┓
┗■1.加計学園問題、ぬぐえない疑念が続々と…
 |  加計学園問題に関する資料が次々と出て来ます
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

◎6月21日(水)日本経済新聞は「加計問題、収まらず。政権、幕引きの目算狂う」
「『ご注進』発言の山本幸三地方創生相謝罪」と報じる。
 6月22日(木)の日本経済新聞は「加計問題ぬぐえぬ疑念、(政権からの)圧力な
しは真実か?文書がなぜ次々と…?、政権、収束へ策は?」と報じる。
 東京新聞6月22日(木)は「萩生田氏『知らない』というけど…自身のブログに
3氏の写真」と報じている。(3氏の写真とは、ビール片手の安倍晋三首相と加計
孝太郎理事長と萩生田光一氏)

◎追及し、追及し、押して、押して、安倍晋三首相と菅官房長官を退陣させよう
 7月11日(火)の「共謀罪」施行日には総がかり行動実行委員会など主催で大行
動が予定されている。(12時より13時、国会議員会館にて)
 たんぽぽ舎では、加計学園-森友学園疑惑追及と「共謀罪」廃止をめざして学
習会を計画しています。参加歓迎です。今、講師と交渉中です。決まり次第、お
知らせ致します。

※参考記事
◆加計問題、収まらず 萩生田氏否定「強い憤り」政権、幕引きの目算狂う
「ご注進」発言の地方創生相謝罪」

 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設を巡る政府内の混乱が収まら
ない。文部科学省は萩生田光一官房副長官が同省局長に発言したとされる新たな
文書を公表した。「2018年開学」が安倍晋三首相の意向だと示唆する内容を含む。
  (6月21日、日本経済新聞3面より抜粋)

◆加計問題ぬぐえぬ疑念、(政権からの)圧力なしは真実か?
 文書がなぜ次々と…?、政権、収束へ策は?

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医
学部新設を巡る問題が混迷の度を深めている。首相が自らの獣医学部新設の指示
を強く否定するなか、逆に関与を疑わせるような政府内の文書が次々と明らかに
なり、政権にとっては苦しい立場が続いている。 (後略)
  (6月22日、日本経済新聞2面より抜粋)

◆萩生田氏「知らない」というけど…自身のブログに3氏の写真 加計問題

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部
新設を巡り、文部科学省幹部に対して、萩生田(はぎうだ)光一官房副長官が加計
学園の早期開学を求めたと受け取れる文書が見つかった問題。(中略)
 しかし、自身のブログに首相、加計氏との「スリーショット」写真を掲載する
など、学園との密接な関係は際立っている。(後略)
  (6月22日東京新聞2面より抜粋) 


┏┓
┗■2.原発の新増設を視野にエネルギー基本計画見直しを謀る経産省
| -韓国が「脱原発」宣言したのに、日本では新増設?-
| 経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その35
 └──── 木村雅英(経産省前テントひろば)

 6月19日に韓国の文大統領が新規原発の建設白紙化や設計寿命を超えた運転の
禁止なと、脱原発を推進すると宣言した。同様の動きは、脱原発を決めたドイツ
のほか、スイス、台湾でも見られる。

 一方、日本では、経済産業省・資源エネルギー庁が未だに原発の新増設まで目
論んでいるらしい。6月9日に日本経済新聞は「原発新増設を明記、経産省が提案
 エネ基本計画」と報じた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H2K_Y7A600C1MM8000/
<経済産業省は国のエネルギー基本計画の見直しに着手する。将来の原子力発電
所の新増設や建て替えの必要性の明記を検討する。原発依存度を低減させる方針
は堅持しつつ、長期的に電力の安定供給や技術や人材の確保のために最低限の原
発が必要だと提起する考えだ。ただ原発再稼働は進んでおらず、世論の慎重論も
根強いため、新増設のハードルは高い。…>

 一方、ロイターが「エネ基本計画で原発新増設明記との報道は事実無根=世耕
経産相」と同日すぐに世耕経産相の否定発言を報じた。
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN19005H.html
<世耕弘成経済産業相は9日、閣議後の会見で、経産省がエネルギー基本計画見
直しで原発新増設の必要性の明記を検討するとの一部報道について、検討の仕方
やスケジュールについては現在議論している段階であると述べ、報道を否定した。
 …同相は、6月に有識者会議を立ち上げるということはありえないとし、(日
経記事は)「全く事実無根の記事。完全に否定する」と述べた。
…原発の新増設に関する考えを聞かれ同相は「有識者にしっかり検討いただいた
うえで、エネルギー情勢なども見て判断をしていく。現時点では、新増設、リプ
レイスということは全く考えていない」と答えた。>

 広島・長崎・福島を経験し、イチエフ事故が全く収束しないまま、使用済み核
燃料の保管の当てがつかないまま、多くの「国民」の意向や周辺住民の心配をよ
そに、原発再稼働した経産省・資源エネルギー庁は、遅れているエネルギー基本
計画見直しを開始するに当たり、ひいきの日本経済新聞にだけ担当者が経産省の
本音を表明してしまったのであろう。国民世論にも世界の潮流にも反して原発新
増設を目論む経産省・エネ庁は亡国の省庁である。

 なお、それゆえ、私たち「経産省前テントひろば」もe-シフトによる「エネル
ギー基本計画見直しに民主的プロセスと市民参加を」と経産省に訴える要請(6
月16日)に賛同・参加した。今後のエネ庁による「エネルギー基本計画」策定を
監視していかねばならない。

*****
by kuroki_kazuya | 2017-06-24 06:15 | 核 原子力