街頭に立って国民を敵呼ばわりした安倍首相の断末魔
2017年 07月 03日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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街頭に立って国民を敵呼ばわりした
安倍首相の断末魔
「天木 直人の公式ブログ」
2017年7月02日より転載
都議会選の最終日に安倍首相がはじめて街頭に立った。
さすがに一度も街頭に立てなかった
という汚名だけは避けたかったのだろう。
いまや安倍首相の最大の支持者である
右傾化した若者が集まる
秋葉原に立って演説をした。
過去の街頭演説の成功体験のなせるわざだ。
聴衆の一部から辞めろコールが起きるのを覚悟した上で、ここで、今度の都議会選における最初で、最後の街頭演説をすることを決めていたのだ。
しかし、次の発言は、おそらく、街頭演説の予定稿にはなかったに違いない。
激しいヤジにブチ切れて思わず口から出たのだ。
何と言ったか。
「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない。相手を誹謗中傷したって、何も生まれない。こんな人たちに負けるわけにはいかない」と叫んだという(7月2日朝日新聞)。
このような発言は、安倍首相が国会で民進党を攻撃する時に使う常とう句だ。
しかし、この演説の言葉は違う。
前後の文脈から見て、どう考えてもヤジを飛ばした一般聴衆に対して発せられた言葉だ。
ついに、自らを批判する一般国民まで敵呼ばわりしたのだ。
これは政治家にはあるまじき言葉だ。
ましてや、すべての国民の上に立つ現職の首相が、街頭で発する言葉ではない。
まさしく追いつめられた安倍首相の断末魔の叫びだ。
都議会戦後の安倍自民党はどこに向かうのだろう(了)
*****
それでも続く安倍自公政権
「天木 直人の公式ブログ」 2017年7月02日より転載
都議会選における安倍自民党の敗北は今夜分かる。
もはや安倍自民党の敗北と小池都民ファーストの勝利は明らかだ。
残る興味は、どこまで大差がつくかどうかだ。
しかし、仮に安倍自民党が惨敗しても、それがすぐに安倍首相の辞任につながることはない。
安倍首相は絶対に辞めないと自分に言い聞かせているからだ。
その安倍首相を引きずり下ろす力は今の自民党にはないからだ。
ましてや政権交代は起こらない。
安倍首相は、今度の敗北を見て解散・総選挙の先送りを決めるだろう。
選挙が無ければ政権交代は起こらない。
そして、安倍首相は都議会選の敗北の影響をなかったものにするため、外交に逃げ込む。
さっそくドイツなどに外遊し、首脳外交を重ねる。
その後もどんどん外遊を重ね、外交を作り出すだろう。
7月にも内閣改造を前倒して、態勢を立て直そうとする。
そして夏休みの政治休戦に入る。
安倍首相を追い込むはずの野党もまた都議会選で敗れ、その立ち上がりに必死で、とても安倍首相を追いつめる余裕はない。
そこで、大勝利した小池都民ファーストがどうするかに注目が集まる。
ところが、都民ファーストもまた大きな問題に直面する事になる。
いくら勝利しても、いきなり国政に向かう事にはならない。
まず東京都改革を正しく実現する事が求められるからだ。
しかも解散・総選挙が遠のけば、直ちに国政に向かう気運は高まらない。
その間に、都民ファーストの問題が露呈し、小池新党の矛盾が露呈する。
何よりも、東京五輪の成功が最優先されるから、小池東京都知事は安倍自民党と全面対立することは出来ない。
このように考えて行くと、東京都議会戦後の後は、更なる政局の混迷に向けてだらだらと続いていくということだ。
政治娯楽番組は大繁盛するが、国民にとっていいことは何一つない。
どこかの時点で誰かが正しい政治の動きを作り出さなければいけないのに、その主役は見当たらない。
安倍・菅暴政はまだ続くのである(了)
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街頭に立って国民を敵呼ばわりした
安倍首相の断末魔
「天木 直人の公式ブログ」
2017年7月02日より転載
都議会選の最終日に安倍首相がはじめて街頭に立った。
さすがに一度も街頭に立てなかった
という汚名だけは避けたかったのだろう。
いまや安倍首相の最大の支持者である
右傾化した若者が集まる
秋葉原に立って演説をした。
過去の街頭演説の成功体験のなせるわざだ。
聴衆の一部から辞めろコールが起きるのを覚悟した上で、ここで、今度の都議会選における最初で、最後の街頭演説をすることを決めていたのだ。
しかし、次の発言は、おそらく、街頭演説の予定稿にはなかったに違いない。
激しいヤジにブチ切れて思わず口から出たのだ。
何と言ったか。
「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない。相手を誹謗中傷したって、何も生まれない。こんな人たちに負けるわけにはいかない」と叫んだという(7月2日朝日新聞)。
このような発言は、安倍首相が国会で民進党を攻撃する時に使う常とう句だ。
しかし、この演説の言葉は違う。
前後の文脈から見て、どう考えてもヤジを飛ばした一般聴衆に対して発せられた言葉だ。
ついに、自らを批判する一般国民まで敵呼ばわりしたのだ。
これは政治家にはあるまじき言葉だ。
ましてや、すべての国民の上に立つ現職の首相が、街頭で発する言葉ではない。
まさしく追いつめられた安倍首相の断末魔の叫びだ。
都議会戦後の安倍自民党はどこに向かうのだろう(了)
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それでも続く安倍自公政権
「天木 直人の公式ブログ」 2017年7月02日より転載
都議会選における安倍自民党の敗北は今夜分かる。
もはや安倍自民党の敗北と小池都民ファーストの勝利は明らかだ。
残る興味は、どこまで大差がつくかどうかだ。
しかし、仮に安倍自民党が惨敗しても、それがすぐに安倍首相の辞任につながることはない。
安倍首相は絶対に辞めないと自分に言い聞かせているからだ。
その安倍首相を引きずり下ろす力は今の自民党にはないからだ。
ましてや政権交代は起こらない。
安倍首相は、今度の敗北を見て解散・総選挙の先送りを決めるだろう。
選挙が無ければ政権交代は起こらない。
そして、安倍首相は都議会選の敗北の影響をなかったものにするため、外交に逃げ込む。
さっそくドイツなどに外遊し、首脳外交を重ねる。
その後もどんどん外遊を重ね、外交を作り出すだろう。
7月にも内閣改造を前倒して、態勢を立て直そうとする。
そして夏休みの政治休戦に入る。
安倍首相を追い込むはずの野党もまた都議会選で敗れ、その立ち上がりに必死で、とても安倍首相を追いつめる余裕はない。
そこで、大勝利した小池都民ファーストがどうするかに注目が集まる。
ところが、都民ファーストもまた大きな問題に直面する事になる。
いくら勝利しても、いきなり国政に向かう事にはならない。
まず東京都改革を正しく実現する事が求められるからだ。
しかも解散・総選挙が遠のけば、直ちに国政に向かう気運は高まらない。
その間に、都民ファーストの問題が露呈し、小池新党の矛盾が露呈する。
何よりも、東京五輪の成功が最優先されるから、小池東京都知事は安倍自民党と全面対立することは出来ない。
このように考えて行くと、東京都議会戦後の後は、更なる政局の混迷に向けてだらだらと続いていくということだ。
政治娯楽番組は大繁盛するが、国民にとっていいことは何一つない。
どこかの時点で誰かが正しい政治の動きを作り出さなければいけないのに、その主役は見当たらない。
安倍・菅暴政はまだ続くのである(了)
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by kuroki_kazuya
| 2017-07-03 06:05
| 日本の今後