なぜか報じられない「防衛政策に関する民間の勉強会」
2017年 07月 09日
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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なぜか報じられない「防衛政策に関する民間の勉強会」
「天木 直人の公式ブログ」 2017年7月08日より転載
豪雨特別警報が出ていた6日昼に、稲田防衛相が省内を不在にしていた事が問題にされている。
その批判に稲田大臣は次のように釈明している。
「防衛省の近くで速やかに戻れる態勢を取っていた」と。
稲田大臣は防衛省の近くで何をしていたのか。
民間の防衛政策に関する勉強会への出席であると次のように説明している。
「勉強会は以前から予定されていた。時間を短縮して防衛政策を話し、質問を受け、防衛省に戻った」と。
批判が出るのはある程度覚悟した上で、無理をしてでも出席したということだ。
稲田大臣がそれほどまでに重視せざるを得なかった「民間の防衛政策の勉強会」とは、誰が主催した、どのような顔ぶれの勉強会だったのか。
批判の責任の一端は、「今回は取り止めましょう」と言わなかった「民間の防衛政策の勉強会」にもあるのではないか。
そんな「民間の防衛政策の勉強会」とは誰が主催した、どのような顔ぶれの勉強会だったのか。
誰もが知りたいと思うはずなのに、メディアは見事にそれを書かない。
それが明らかになれば新たな問題が浮き彫りになるに違いない(了)
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歴史的な偉業である核兵器禁止条約の採択
「天木 直人の公式ブログ」 2017年7月08日より転載
早朝のNHKニュースで明治学院大学の高原教授が語っていた。
核兵器は絶対に使ってはならないとするこの条約が出来た事は画期的な事であると。
私もその通りだと思う。
おりから北朝鮮の危機が世界最大の問題になっている。
北朝鮮の危機は、その結末が、米国と北朝鮮の妥協となるか、核戦争に行き着くか、いずれに終わっても、核兵器は使えない、使ってはいけない、という結論にたどり着くしかないのだ。
それを先取りした歴史的意義が今度の核兵器禁止条約にはあるのだ。
そして、今度の核兵器禁止条約採択には、もう一つの大きな意義がある。
それは、国際政治の主役とされる軍事覇権大国をのぞいた、122カ国という大多数の中・小国と、NGO、そして何よりも、日本政府ではなく、日本の被ばく者たちによって、つくられたということだ。
彼らの手によってつくられた核兵器禁止条約が、国際政治の主役である軍事覇権国を縛る日が必ずやって来る。
この歴史的意義は大きい。
それはとりもなおさず、憲法9条がいつの日か世界の主流になる日が来ると言う事だ。
核兵器禁止条約の成立と憲法9条が世界に広がる事は、人類の希望である。
そして、その人類の希望は、決して、軍事覇権大国や強者によってもたらされるものではなく、中・小国や弱者によって実現される。
民主革命はかくあるべきである。
それにしても、米国と、それに追随するしかない日本政府は、歴史に汚点を刻んでしまった。
残念でならない(了)
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安倍政権の最後となる今度の内閣改造
「天木 直人の公式ブログ」 2017年7月08日より転載
きょう7月8日の各紙が一斉に書いた。
安倍首相は内閣改造を8月初めに行う方針を固めたと。
具体的には8月3日か4日だという。
安倍首相が内閣改造を前倒しした理由は、都知事選惨敗の衝撃を一日も早く消し去って、支持率回復を狙ってるからだ。
しかし、そうはいかないだろう。
森友疑惑から始まった一連の安倍首相の政治の私物化に対する国民の怒りは、内閣改造ぐらいでは、おさまらない。
ましてや、報じられる顔ぶれを見ていると、とても支持率回復にはつながりそうもない。
どうやら小泉進次郎にも橋下徹にも逃げられたようだ。
そして、岸田外相が閣外に去るという。
石破氏の閣外は当然としても、岸田外相までも閣外に出るとなると、いよいよ、自民党内の安倍おろしの動きが始まるということだ。
極めつけは、公明党の山口代表が安倍首相による憲法9条改憲に反対の意図表明したことだ。
いうまでもなく新内閣が抱える最大の問題は9条改憲問題となる。
その問題について公明党が反対するとなると、もはや憲法9条改憲問題は、一大政局になる。
どうやら、公明党は、国政においても安倍政権を見限ったようだ。
山口代表の憲法9条改憲反対の発言は、安倍おろしに動く自民党反主流派や小池新党に対する公明党のメッセージに違いない。
公明党と組んで国政でも安倍政権を交代させないかと。
小池百合子は決断を迫られる事になる(了)
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