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by 幸田 晋

<原発避難訴訟>少しだけ希望見えた

<原発避難訴訟>

少しだけ希望見えた


河北新報 3/18(土) 10:52配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170318-00000006-khks-soci

 東京電力福島第1原発事故で福島県から群馬県に避難した137人が損害賠償を求めた訴訟で、東電と国に「過失」責任があったと認めた17日の前橋地裁判決。原告は「他の訴訟につながる大きな一歩」と評価する一方、慰謝料が大幅に減額されたことについては「避難の苦しみや悲しみに対する慰謝料として不十分だ」と落胆が広がった。

 判決後、弁護団の鈴木克昌団長は「東電と国の責任を同等に認めた判決の意義は大きい」と強調。原告の一人でいわき市から自主避難している丹治杉江さん(60)は「後ろ指を指されて辛かった6年間。東電と国の責任が認められ、今は少しだけ希望が見えた」と安堵(あんど)の表情を見せた。

ただ、原告137人が請求した
15億700万円の慰謝料のうち、
認められたのは3%に満たない3855万円。
原告の半数が請求を退けられ、
原告からは不満の声が上がった


 妻と障害のある子どもと3人で郡山市から自主避難した松田健宏さん(38)は、子どもに対する慰謝料請求が棄却された。
「何も分からず避難を余儀なくされ、
一番苦しい思いをしたのは子どもなのに。
悔しい気持ちが99パーセントだ」
と怒りの声を上げた


 旧避難指示区域から今も避難を続ける女性(63)は「見知らぬ土地に逃げ、周囲から意地悪もされた。賠償額はそうした経験に見合っていない。納得できる判決を勝ち取るまで闘う」と涙声で話した。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-03-19 06:58 | 裁判