スキーにはまっています。


by 幸田 晋

国会に呼ぶべきもう一人は前田忠男陸幕監部防衛部長だ

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

ーーーーーーーーーーーーーー

国会に呼ぶべきもう一人は前田忠男陸幕監部防衛部長だ

「天木 直人の公式ブログ」  2017年8月11日より転載

 日報問題の混乱の原因は、防衛省という組織を統率できなかった稲田前防衛相の無能さ、無責任さが原因である。

 だから稲田前防衛相の出席拒否が批判されるのは当然だ。

 しかし、今度の日報問題で明らかになったもうひとつの深刻な問題は、陸上自衛隊によるシビリアンコントロールの逸脱疑惑である。

 その事がいかに深刻だったかについて、発売中の週刊エコノミスト最新号(8月15・22日号)の「東奔政走」で、平田崇浩毎日新聞編集委員が書いている。

 8月3日の内閣改造で稲田防衛大臣が交代させられることはもはや確定していたのに、そうはさせじと陸自は稲田大臣の首を取りに行ったのだと。

 つまり河野統幕議長の後任に決まっていた岡部陸上統幕議長を引責辞任に追い込んだ稲田防衛相を許せないというわけだ。

 日報隠しの責任を陸自だけに押しつけて終わらせようとするのは許せないというわけだ。

 だから、稲田大臣は知っていたと、あらたなリークをして、国会虚偽答弁の責任を浮上させ、内閣改造を待たずに辞任せざる得ない状況に稲田大臣を追い込んだのだ。

 このリークを、岡部統幕長が行うはずはない。

 陸自のトップとしての矜持が許さないからだ。

 このリークは、岡部統幕長の引責辞任に我慢がならない陸自の将校たちが行ったのだ。

 その衝撃を防衛省OBは平田記者に、「2・26事件とは言わないが、戦前の旧軍なら銃殺刑だ」とまで言ったらしい。

 平田氏は、こう書いている。

 「陸自幹部たちは『銃殺刑』にならず、防衛省トップの首をとる『成功体験』を手にした。自衛隊の発足から67年。戦後民主主義の中から育まれた文民統制に大きな禍根を残した」と。

 これは物凄い書き方だ。

 日本の文民統制の弛緩はここまで進んでいるのだ。

 それでは内部情報をリークした陸自幹部とは誰か。

 私は間違いなく前田忠男・陸上幕僚監部防衛部長はその一人であると思っている。

 前田部長は、目黒の陸自幹部学校で開かれた「陸自フォーラム」の主催者あいさつで、「陸上自衛隊が隠ぺい組織ではという報道もあったが、そういうことは一切ない」と語っている(8月9日朝日)。

 この発言を、きのうの国会閉会中審査で、共産党の井上哲士議員が質問したのに対し、小野寺防衛相は、「自衛隊への信頼回復が重要な時期にまことに残念で、注意喚起をした」と答えている。

 野党は稲田前防衛相を非難するのもいいが、陸自幹部の国会招致を求め、陸自のシビリアンコントロール逸脱を徹底追及すべきだ。

 それが事実なら、安倍内閣は吹っ飛ぶ。

 安倍首相を追い込むのは、稲田防衛相よりも、陸自幹部の謀反である(了)

*****




憲法9条を天皇、日米安保より上位に置く日本を目指すべきだ

「天木 直人の公式ブログ」  2017年8月11日より転載

 発売中のサンデ―毎日最新号(8月20日―27日号)にノンフィクション作家・保阪正康氏の「今上天皇と太平洋戦争」という記事がある。

 これは国民必読の記事だ。

 なぜ私がその記事を国民必読であると考えるか。

 その理由はひとことでは言い尽くせないので、その記事のすべてを読んでもらうしかない。

 しかし、次の一つを紹介するだけでも、その記事が国民必読であることがわかると思う。

 すなわち、昭和天皇は敗戦直後の1945年9月9日に、日光に疎開中の皇太子(今上天皇)に書簡を送っていたという。

 そこには次のように書かれていたという。

 「・・・(戦争の)敗因について一言いわしてくれ。我が国人(くにびと)があまりに皇国を信じ過ぎて英米をあなどったことである。我が軍人は精神に重きを置きすぎて科学を忘れたことである。明治天皇の時には山県、大山、山本等の如き陸海軍の名将があったが、今度の時はあたかも第一次世界大戦の独国のごとく、軍人がバッコして大局を考えず進むを知って退くことを知らなかったからです。戦争を続ければ三種の神器を守る事も出来ず国民をも殺さなければならなくなったので、涙をのんで国民の種をのこすべくつとめたのである・・・」

 驚くべき内容である。

 しかもこの書簡は昭和60年代に入って初めて公開されたという。

 政府や学者による公開ではなく、皇太子のご学友であった人物によって公開されたという。

 これらの事実を知っている日本国民はどれほどいるのだろう。

 これほどの重要なことを、なぜ保阪正康というひとりの作家が、サンデー毎日のような週刊誌に書かなければ、我々は知る事が出来ないのか。

 もっと驚くべきことは保阪氏がその記事の中でこう書いている事である。

 「天皇という存在は、たとえどの天皇であれ、皇位に就いている時の『目的』はたったひとつである。・・・『皇統を守る』ということが最大の目的なのである・・・」

 そういう事でいいのだろうか。

 この保阪氏の記事を読んだ時、私はあらためて自分の持論の正しさを再認識した。

 すなわち戦後の日本は、象徴天皇制、憲法9条、そして日米安保条約という、いわば三位一体の国家体制で出発した。

 しかし、それらが矛盾しているからこそ日本は苦しみ続けて来た。

 いまこそその矛盾を我々の手で解消し、憲法9条を国家の最上位に置く時だと。

 新党憲法9条はそれを実現しようとする政党である(了)

*****
by kuroki_kazuya | 2017-08-12 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)