森友疑惑問題の主犯は昭恵夫人より安倍首相本人である
2017年 03月 31日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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森友疑惑問題の主犯は昭恵夫人より安倍首相本人である
「天木 直人の公式ブログ」 2017年3月30日より転載
今度の森友疑惑問題の核心部分は、官僚たちが安倍昭恵夫人に「忖度」して、国民の血税からなる国家予算をオトモダチに不正、不公平に執行したことにある。
だから国民がここまで怒ったのだ。
しかし、それは何も森友学園に対してだけではない。
すでに様々なところで報道されているが、今日発売の週刊新潮(4月6日号)があらためて書いた。
昭恵夫人の口利き疑惑は森友学園だけではないと。
安倍首相と40年来の旧友である加計孝太郎理事長の加計学園が、愛媛県今治市で運営する岡山理科大学の獣医学部の新設承認も、昭恵夫人が文科省に問い合わせした疑惑が浮上していると。
外務省の資金協力をもとに「日本国際民間協力会」なるNGOがアフリカで行っているエコ活動もそうだと。
そして永田町の関係者の言葉を借りて次のように書いている。
「昭恵さんの口利き案件を小さいものまで含めれば、全省庁にわたるほど膨大な量になる。さすがの安倍総理もそれらが次々に明るみに出れば抗し切れない・・・」と。
つまり、いくら籠池理事長を葬り去っても、昭恵夫人の勝手な行動が安倍政権を追い込むと言っているのだ。
しかし、昭恵夫人だけを悪者にするわけにはいかない。
全省庁がここまで昭恵夫人に「忖度」した原因は、安倍首相と菅官房長官の官僚人事の私物化にあるからだ。
いつの世も、官僚は時の政権の意向を「忖度」して仕事をする。
予算の使い方を捻じ曲げる。
しかし、ここまですべての省庁が「忖度」するようになったのは、安倍・菅暴政コンビが、本来ならば公平、公正であるべき官僚人事を、あまりにも恣意的に行って来たからだ。
いう事を聞くものを重用し、逆らうものを排除する。
これまでのどの政権よりも露骨で個人的な信賞必罰人事だ。
出世が全ての官僚たちは、競い合うように「忖度」に明け暮れ、安倍・菅官房長官の機嫌を取るため昭恵夫人の口利きに終始したのだ。
責任は、昭恵夫人もそうだが、むしろ安倍首相本人にあるのだ。
私も妻も、もし関与していたとしたら、首相はおろか政治家まで辞めると啖呵を切った安倍首相だ。
悪あがきせず潔く引責辞任するしかない。
もちろんあの悪家老の菅官房長官も道ずれにして(了)
*****
安倍首相のトランプすり寄りを痛罵した塩野七生
「天木 直人の公式ブログ」 2017年3月30日より転載
その週刊新潮だが、もうひとつ注目すべき記事が掲載されている。
それはギリシャ歴史作家の塩野七生氏が特別寄稿した、「トランプ時代の日本の進路」という記事である。
その中で塩野氏は、「同盟国アメリカにトランプ大統領が登場し、日本はどう対処すべか」という週刊文春の質問に対し、こう答えている。
「ゴールをめがけてシュートするか、それともドリブルしながら好機を待つか、になります。私だったらドリブルしますね。待てる場合ならば待つ、待てない場合でも後を引かないで済むような形で何かはやる。つまり、お茶を濁す、ですね。なぜなら、トランプという人はほんとうに何かをやりたくて大統領になったのか、少なくとも私にはわからないからです。大金持ちになったし、女にはモテまくったし、テレビに出れば視聴率を稼ぐしで、たいがいのことはすべてやって、しかも成功し、あとは大統領選にでも出てみるかとなって、出たら当選してしまった、という感じがしてならないのです・・・」
こう言って塩野氏は、ギリシアの歴史の数々を引用しながら、トランプに右往左往しないで彼の出方を待つしかない、と言っている。
ギリシャの歴史など何も知らない私でもそう思い、書いて来た。
塩野氏は日本の保守の財界や識者に人気のある作家だ。
その立ち位置は決して反権力ではない。
そして、この特別寄稿は決して安倍首相を意識して書かれたものではないと思う。
しかし、はからずもこの特別寄稿は、トランプの米国に前のめりしてきた安倍外交に対するこれ以上ない痛罵となっている。
塩野七生氏にも批判されるようでは安倍外交もお終いである。
そして現実のトランプ政権は、わずか2か月余りですっかり立ち往生してしまった。
安倍首相はどうするつもりだろう(了)
*****
自衛隊制服組を見下していた稲田朋美防衛大臣
「天木 直人の公式ブログ」 2017年3月30日より転載
今度は週刊文春だ。
週刊新潮ばかりを宣伝するのではえこひいきになるから、今日発売の週刊文春(4月6日号)についても書いておかなければいけない。
今週号の週刊文春は、なんといっても渡辺謙の不倫に関する一大スクープ記事だ。
しかし、私にとっては、「稲田朋美『右翼人脈』と『あやしい政治資金』」という特集記事の方がはるかに興味深い。
ここまで文春に書かれるようでは、近く行われると言われている内閣改造で稲田防衛相が更迭されることは間違いない。
その記事の中で、私が特に注目し、読者とそれを共有したいと思ったのが、稲田防衛相が語ったとされる次の言葉だ。
すなわち、南スーダン日報問題で窮地に立たされた稲田防衛相は、これを陸幕内部の派閥争いと見て反発し、自衛隊制服組のことをこう言って突き放しているという。
「あの人たちは司法試験も国会Ⅰ種も通ってないんやろう・・・」
いくら腹いせとはいっても、これは言ってはならない禁句だ。
制服組は稲田防衛相のこの言葉を許さないだろう。
自衛隊に敬意を払い、自衛隊の権限を拡大し、自衛隊を軍隊にして世界に派遣しようとしている安倍首相の足を引っ張る言葉だ。
ここでも稲田朋美は安倍首相の足を引っ張っているという事である(了)
*****
核兵器禁止条約制定交渉会議に出席して野党共闘を壊した共産党
「天木 直人の公式ブログ」 2017年3月30日より転載
けさ3月30日の早朝のNHKニュースが報じた。
共産党の志位委員長が核兵器禁止制定の交渉会議に出席して演説をしたと。
日本政府はこの交渉に参加しなかったが、それは日本国民の意思ではない。日本国民は核兵器禁止を望んでいる事を世界に伝えたいと。
このNHKニュースを聞いて、なぜ志位委員長が森友問題を離れてまでニューヨークに外遊したのか合点がいった。
非核を世界に訴える事を優先したのだ。
本来ならば、私はこの演説をほめたたえる。
さすがは共産党だと。
しかし今回ばかりは批判せざるを得ない。
これは共産党の唯我独尊のあらわれだ。
政府・自民党はかんかんになって怒ったことだろう。
共産党ごときが、あたかも日本国民を代表すがごとき顔をして日本政府の方針と反対の演説をしたと。
しかし、もっと怒ったのは野党に違いない。
なぜ共産党が野党の中で突出していい恰好するのかと。
野党第一党の民進党は許せないと怒っているに違いない。
かつての護憲第一党であった社民党は、いまや共産党に完全にとって代われれた屈辱感を味わったことだろう。
これでは野党共闘はぶち壊しだ。
共産党は、いまは核兵器禁止を訴える事よりも、森友疑惑追及の野党共闘を最優先し、安倍政権を追い込む事に全力を傾けるべきだ。
それとも、今度の志位委員長の核兵器禁止条約制定交渉参加は、野党の合意の下に、野党を代表して出席したものだったとでもいうのだろうか(了)
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森友疑惑問題の主犯は昭恵夫人より安倍首相本人である
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今度の森友疑惑問題の核心部分は、官僚たちが安倍昭恵夫人に「忖度」して、国民の血税からなる国家予算をオトモダチに不正、不公平に執行したことにある。
だから国民がここまで怒ったのだ。
しかし、それは何も森友学園に対してだけではない。
すでに様々なところで報道されているが、今日発売の週刊新潮(4月6日号)があらためて書いた。
昭恵夫人の口利き疑惑は森友学園だけではないと。
安倍首相と40年来の旧友である加計孝太郎理事長の加計学園が、愛媛県今治市で運営する岡山理科大学の獣医学部の新設承認も、昭恵夫人が文科省に問い合わせした疑惑が浮上していると。
外務省の資金協力をもとに「日本国際民間協力会」なるNGOがアフリカで行っているエコ活動もそうだと。
そして永田町の関係者の言葉を借りて次のように書いている。
「昭恵さんの口利き案件を小さいものまで含めれば、全省庁にわたるほど膨大な量になる。さすがの安倍総理もそれらが次々に明るみに出れば抗し切れない・・・」と。
つまり、いくら籠池理事長を葬り去っても、昭恵夫人の勝手な行動が安倍政権を追い込むと言っているのだ。
しかし、昭恵夫人だけを悪者にするわけにはいかない。
全省庁がここまで昭恵夫人に「忖度」した原因は、安倍首相と菅官房長官の官僚人事の私物化にあるからだ。
いつの世も、官僚は時の政権の意向を「忖度」して仕事をする。
予算の使い方を捻じ曲げる。
しかし、ここまですべての省庁が「忖度」するようになったのは、安倍・菅暴政コンビが、本来ならば公平、公正であるべき官僚人事を、あまりにも恣意的に行って来たからだ。
いう事を聞くものを重用し、逆らうものを排除する。
これまでのどの政権よりも露骨で個人的な信賞必罰人事だ。
出世が全ての官僚たちは、競い合うように「忖度」に明け暮れ、安倍・菅官房長官の機嫌を取るため昭恵夫人の口利きに終始したのだ。
責任は、昭恵夫人もそうだが、むしろ安倍首相本人にあるのだ。
私も妻も、もし関与していたとしたら、首相はおろか政治家まで辞めると啖呵を切った安倍首相だ。
悪あがきせず潔く引責辞任するしかない。
もちろんあの悪家老の菅官房長官も道ずれにして(了)
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安倍首相のトランプすり寄りを痛罵した塩野七生
「天木 直人の公式ブログ」 2017年3月30日より転載
その週刊新潮だが、もうひとつ注目すべき記事が掲載されている。
それはギリシャ歴史作家の塩野七生氏が特別寄稿した、「トランプ時代の日本の進路」という記事である。
その中で塩野氏は、「同盟国アメリカにトランプ大統領が登場し、日本はどう対処すべか」という週刊文春の質問に対し、こう答えている。
「ゴールをめがけてシュートするか、それともドリブルしながら好機を待つか、になります。私だったらドリブルしますね。待てる場合ならば待つ、待てない場合でも後を引かないで済むような形で何かはやる。つまり、お茶を濁す、ですね。なぜなら、トランプという人はほんとうに何かをやりたくて大統領になったのか、少なくとも私にはわからないからです。大金持ちになったし、女にはモテまくったし、テレビに出れば視聴率を稼ぐしで、たいがいのことはすべてやって、しかも成功し、あとは大統領選にでも出てみるかとなって、出たら当選してしまった、という感じがしてならないのです・・・」
こう言って塩野氏は、ギリシアの歴史の数々を引用しながら、トランプに右往左往しないで彼の出方を待つしかない、と言っている。
ギリシャの歴史など何も知らない私でもそう思い、書いて来た。
塩野氏は日本の保守の財界や識者に人気のある作家だ。
その立ち位置は決して反権力ではない。
そして、この特別寄稿は決して安倍首相を意識して書かれたものではないと思う。
しかし、はからずもこの特別寄稿は、トランプの米国に前のめりしてきた安倍外交に対するこれ以上ない痛罵となっている。
塩野七生氏にも批判されるようでは安倍外交もお終いである。
そして現実のトランプ政権は、わずか2か月余りですっかり立ち往生してしまった。
安倍首相はどうするつもりだろう(了)
*****
自衛隊制服組を見下していた稲田朋美防衛大臣
「天木 直人の公式ブログ」 2017年3月30日より転載
今度は週刊文春だ。
週刊新潮ばかりを宣伝するのではえこひいきになるから、今日発売の週刊文春(4月6日号)についても書いておかなければいけない。
今週号の週刊文春は、なんといっても渡辺謙の不倫に関する一大スクープ記事だ。
しかし、私にとっては、「稲田朋美『右翼人脈』と『あやしい政治資金』」という特集記事の方がはるかに興味深い。
ここまで文春に書かれるようでは、近く行われると言われている内閣改造で稲田防衛相が更迭されることは間違いない。
その記事の中で、私が特に注目し、読者とそれを共有したいと思ったのが、稲田防衛相が語ったとされる次の言葉だ。
すなわち、南スーダン日報問題で窮地に立たされた稲田防衛相は、これを陸幕内部の派閥争いと見て反発し、自衛隊制服組のことをこう言って突き放しているという。
「あの人たちは司法試験も国会Ⅰ種も通ってないんやろう・・・」
いくら腹いせとはいっても、これは言ってはならない禁句だ。
制服組は稲田防衛相のこの言葉を許さないだろう。
自衛隊に敬意を払い、自衛隊の権限を拡大し、自衛隊を軍隊にして世界に派遣しようとしている安倍首相の足を引っ張る言葉だ。
ここでも稲田朋美は安倍首相の足を引っ張っているという事である(了)
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核兵器禁止条約制定交渉会議に出席して野党共闘を壊した共産党
「天木 直人の公式ブログ」 2017年3月30日より転載
けさ3月30日の早朝のNHKニュースが報じた。
共産党の志位委員長が核兵器禁止制定の交渉会議に出席して演説をしたと。
日本政府はこの交渉に参加しなかったが、それは日本国民の意思ではない。日本国民は核兵器禁止を望んでいる事を世界に伝えたいと。
このNHKニュースを聞いて、なぜ志位委員長が森友問題を離れてまでニューヨークに外遊したのか合点がいった。
非核を世界に訴える事を優先したのだ。
本来ならば、私はこの演説をほめたたえる。
さすがは共産党だと。
しかし今回ばかりは批判せざるを得ない。
これは共産党の唯我独尊のあらわれだ。
政府・自民党はかんかんになって怒ったことだろう。
共産党ごときが、あたかも日本国民を代表すがごとき顔をして日本政府の方針と反対の演説をしたと。
しかし、もっと怒ったのは野党に違いない。
なぜ共産党が野党の中で突出していい恰好するのかと。
野党第一党の民進党は許せないと怒っているに違いない。
かつての護憲第一党であった社民党は、いまや共産党に完全にとって代われれた屈辱感を味わったことだろう。
これでは野党共闘はぶち壊しだ。
共産党は、いまは核兵器禁止を訴える事よりも、森友疑惑追及の野党共闘を最優先し、安倍政権を追い込む事に全力を傾けるべきだ。
それとも、今度の志位委員長の核兵器禁止条約制定交渉参加は、野党の合意の下に、野党を代表して出席したものだったとでもいうのだろうか(了)
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by kuroki_kazuya
| 2017-03-31 06:05
| 日本の今後