北電値上げ問い合わせ続々 オール電化対象に疑問
2017年 11月 03日
北電値上げ問い合わせ続々
オール電化対象に疑問
北日本新聞 11/2(木) 0:58配信より一部
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171102-00089617-kitanihon-l16
北陸電力が、企業や家庭向けのうち契約件数で2割、需要で8割に当たる「一般需要部門」の電気料金を来春から値上げする方針を発表したことを受け、同社に顧客からの問い合わせが相次いでいる。「オール電化」が対象となることへの不満も目立つ。北電は志賀原発(石川県志賀町)の停止に伴って安定稼働を前提にしたオール電化メニューの採算性が著しく悪化したことを説明し、理解を得たい考え。オール電化メニューのうち夜間料金は元々単価が低いだけに、大幅な値上げ率が示される可能性がある。
10月30日に値上げの検討を発表した後、今月1日までに約50件の電話があった。「なぜオール電化の料金を上げるのか」と不公平感を口にする顧客も多いという。
北電のオール電化メニューの契約数は37万件。最大の特長は夜間電力の安さだ。「エルフナイト10プラス」の午後10時~午前8時の単価は1キロワット時当たり7円77銭と、一般家庭向けの「従量電灯B」の2分の1以下。東京電力や関西電力のオール電化メニューと比べても低く設定している。
単価が安いのは、
志賀原発が
夜に発電した余剰電力を
有効利用するのが目的だったためだ。
しかし、東日本大震災が発生した2011年から志賀原発が全面停止。
現在は夜間電力を確保するために火力発電所も稼働させており
「夜間料金と発電コストとの収支は完全に赤字」(地域広報部)という。
・・・(後略)
オール電化対象に疑問
北日本新聞 11/2(木) 0:58配信より一部
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171102-00089617-kitanihon-l16
北陸電力が、企業や家庭向けのうち契約件数で2割、需要で8割に当たる「一般需要部門」の電気料金を来春から値上げする方針を発表したことを受け、同社に顧客からの問い合わせが相次いでいる。「オール電化」が対象となることへの不満も目立つ。北電は志賀原発(石川県志賀町)の停止に伴って安定稼働を前提にしたオール電化メニューの採算性が著しく悪化したことを説明し、理解を得たい考え。オール電化メニューのうち夜間料金は元々単価が低いだけに、大幅な値上げ率が示される可能性がある。
10月30日に値上げの検討を発表した後、今月1日までに約50件の電話があった。「なぜオール電化の料金を上げるのか」と不公平感を口にする顧客も多いという。
北電のオール電化メニューの契約数は37万件。最大の特長は夜間電力の安さだ。「エルフナイト10プラス」の午後10時~午前8時の単価は1キロワット時当たり7円77銭と、一般家庭向けの「従量電灯B」の2分の1以下。東京電力や関西電力のオール電化メニューと比べても低く設定している。
単価が安いのは、
志賀原発が
夜に発電した余剰電力を
有効利用するのが目的だったためだ。
しかし、東日本大震災が発生した2011年から志賀原発が全面停止。
現在は夜間電力を確保するために火力発電所も稼働させており
「夜間料金と発電コストとの収支は完全に赤字」(地域広報部)という。
・・・(後略)
by kuroki_kazuya
| 2017-11-03 06:48
| 九電労組