日米友好の為に、せめて駐留なき日米安保を目指すべきだ
2017年 11月 26日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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日米友好の為に、せめて駐留なき日米安保を目指すべきだ
「天木 直人の公式ブログ」 2017年11月25日より転載
那覇市で19日に米海兵隊員が飲酒運転して死亡事故を起こした事があった。
大騒ぎになってもおかしくなかったのに、なぜかあまり大きなニュースにならなかった。
しかし、この記事はニュースにしなければいけない。
きょう11月25日の読売新聞が一段の小さな記事で報じていた。
在沖縄米軍のトップであるニコルソン4軍調整官が、22日に米海兵隊のフェイスブックで、在沖縄米軍人などに外出制限を緩和していたことがわかったというのだ。
事故からわずか3日で制限解除をしていたのだ。
飲酒禁止は継続すると言っているらしいが、これもすぐに解除するに違いない。
厳しくすると米海兵隊に不満が出て、辞めると言い出すからだ。
それにしても、このニコルソンという軍人は、かつてオスプレイが不時着した時、犠牲者を出さずに着陸したパイロットに感謝すべきだと放言した人物だ。
謝罪も、自粛規制も、何もかも、すべて形だけで、心の中では舌打ちしてるに違いないと思わせるような人物だ。
私は選挙期間中に沖縄でオスプレイが墜落した時(10月11日)、すぐに飛んで行ってニコルソンに抗議しようとした事があった。
もちろん、門前払いである。
「岸田(政調会長、前外相)でさえ門前払いしてやったのに、お前ごときにこの俺が会うはずがないだろう」
いかにもそう言いそうな顔をしている軍人だ・
しかし、ニコルソンが悪いのではない。
彼も、このような不祥事が起きるたびに、形だけの謝罪をさせられるのはかなわないと思っているに違いない。
間違っているのは、軍隊が他国に基地を構えて常駐している事だ。
日米安保条約の見直しこそ、皆がハピーになる唯一の解決策である。
どうして誰もそれを言い出さないのだろう(了)
*****
我々が答えを出すしかない民主憲法下の象徴天皇のありかた
「天木 直人の公式ブログ」 2017年11月25日より転載
きょう11月25日の読売新聞の連載「退位へ 残された課題③」を読んで驚いた。
天皇陛下は退位された後、慰霊の為に初訪韓されるのではないか、という噂が消えないというのだ。
なぜそのような噂が消えないかというと、退位に伴い誕生する「上皇」像をめぐって、誰も答えられないからだ。
答えられないのは象徴天皇としての公務だけではなかったのだ。
その読売新聞の記事は次のように締めくくっている。
「公的行為は陛下の意志に基づくとはいえ、『政治的な影響を持たない』など、一定の線引きがあった。だが、上皇の活動にも同じ線引きは当てはまるのか、政府がどう関わるのか、詰めるべき点は多い。象徴天皇下で初となる上皇像を巡る議論は避けて通れない」
今上天皇はみずからの生前退位という形で、われわれ国民に、民主憲法下の天皇制について、大きな問題を投げかけられたのだ。
いま我々は戦後政治の大きな転換期にある。
この問いかけに答えを出すのは決して政府ではない。
われわれ国民でなければいけないのである(了)
*****
小野寺防衛相の切り返しに「座布団一枚!」
「天木 直人の公式ブログ」 2017年11月25日より転載
ロシアが、日本が導入することにした地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に「深い懸念」を表明したらしい。
「アジア・太平洋地域の安全保障にネガティブな影響を与えている」と。
日米同盟強化に対する露骨なけん制だ。
「日米同盟がある限り北方領土を返さないぞ」、と脅かしたのと同じだ。
しかし、ロシアが本気で日本に対して、「日米同盟を止めろ」と要求しているわけではない。
そんなことを日本が出来ると思っているわけではない。
あくまでもパワーゲームとしてそう発言しているのだ。
そうである以上、日本も巧みに切り返さなければいけない。
河野外相はラブロフ外相にこう言ったらしい。
「日ロ間で脅威になるようなものではなく、安全保障の問題はない」と。
こんな言い訳じみた反論では駄目だ。
そう思っていたら、小野寺防衛相がロシアのショイグ国防相に次のように反論していたという(11月25日毎日新聞)
「北朝鮮の脅威がなくなれば、日本は装備を保有する必要はない」と。
「保有するのは北朝鮮の脅威があるからだ。脅威がなくなるように協力して欲しい」と。
これは見事な切り返しだ。
ロシアに対して、「制裁破りをして北朝鮮を助けるな」と逆襲したわけだ。
ショイグ国防相は返す言葉がなかったに違いない。
私でも、褒める時はある。
小野寺防衛相に「座布団一枚!」(了)
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日米友好の為に、せめて駐留なき日米安保を目指すべきだ
「天木 直人の公式ブログ」 2017年11月25日より転載
那覇市で19日に米海兵隊員が飲酒運転して死亡事故を起こした事があった。
大騒ぎになってもおかしくなかったのに、なぜかあまり大きなニュースにならなかった。
しかし、この記事はニュースにしなければいけない。
きょう11月25日の読売新聞が一段の小さな記事で報じていた。
在沖縄米軍のトップであるニコルソン4軍調整官が、22日に米海兵隊のフェイスブックで、在沖縄米軍人などに外出制限を緩和していたことがわかったというのだ。
事故からわずか3日で制限解除をしていたのだ。
飲酒禁止は継続すると言っているらしいが、これもすぐに解除するに違いない。
厳しくすると米海兵隊に不満が出て、辞めると言い出すからだ。
それにしても、このニコルソンという軍人は、かつてオスプレイが不時着した時、犠牲者を出さずに着陸したパイロットに感謝すべきだと放言した人物だ。
謝罪も、自粛規制も、何もかも、すべて形だけで、心の中では舌打ちしてるに違いないと思わせるような人物だ。
私は選挙期間中に沖縄でオスプレイが墜落した時(10月11日)、すぐに飛んで行ってニコルソンに抗議しようとした事があった。
もちろん、門前払いである。
「岸田(政調会長、前外相)でさえ門前払いしてやったのに、お前ごときにこの俺が会うはずがないだろう」
いかにもそう言いそうな顔をしている軍人だ・
しかし、ニコルソンが悪いのではない。
彼も、このような不祥事が起きるたびに、形だけの謝罪をさせられるのはかなわないと思っているに違いない。
間違っているのは、軍隊が他国に基地を構えて常駐している事だ。
日米安保条約の見直しこそ、皆がハピーになる唯一の解決策である。
どうして誰もそれを言い出さないのだろう(了)
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我々が答えを出すしかない民主憲法下の象徴天皇のありかた
「天木 直人の公式ブログ」 2017年11月25日より転載
きょう11月25日の読売新聞の連載「退位へ 残された課題③」を読んで驚いた。
天皇陛下は退位された後、慰霊の為に初訪韓されるのではないか、という噂が消えないというのだ。
なぜそのような噂が消えないかというと、退位に伴い誕生する「上皇」像をめぐって、誰も答えられないからだ。
答えられないのは象徴天皇としての公務だけではなかったのだ。
その読売新聞の記事は次のように締めくくっている。
「公的行為は陛下の意志に基づくとはいえ、『政治的な影響を持たない』など、一定の線引きがあった。だが、上皇の活動にも同じ線引きは当てはまるのか、政府がどう関わるのか、詰めるべき点は多い。象徴天皇下で初となる上皇像を巡る議論は避けて通れない」
今上天皇はみずからの生前退位という形で、われわれ国民に、民主憲法下の天皇制について、大きな問題を投げかけられたのだ。
いま我々は戦後政治の大きな転換期にある。
この問いかけに答えを出すのは決して政府ではない。
われわれ国民でなければいけないのである(了)
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小野寺防衛相の切り返しに「座布団一枚!」
「天木 直人の公式ブログ」 2017年11月25日より転載
ロシアが、日本が導入することにした地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に「深い懸念」を表明したらしい。
「アジア・太平洋地域の安全保障にネガティブな影響を与えている」と。
日米同盟強化に対する露骨なけん制だ。
「日米同盟がある限り北方領土を返さないぞ」、と脅かしたのと同じだ。
しかし、ロシアが本気で日本に対して、「日米同盟を止めろ」と要求しているわけではない。
そんなことを日本が出来ると思っているわけではない。
あくまでもパワーゲームとしてそう発言しているのだ。
そうである以上、日本も巧みに切り返さなければいけない。
河野外相はラブロフ外相にこう言ったらしい。
「日ロ間で脅威になるようなものではなく、安全保障の問題はない」と。
こんな言い訳じみた反論では駄目だ。
そう思っていたら、小野寺防衛相がロシアのショイグ国防相に次のように反論していたという(11月25日毎日新聞)
「北朝鮮の脅威がなくなれば、日本は装備を保有する必要はない」と。
「保有するのは北朝鮮の脅威があるからだ。脅威がなくなるように協力して欲しい」と。
これは見事な切り返しだ。
ロシアに対して、「制裁破りをして北朝鮮を助けるな」と逆襲したわけだ。
ショイグ国防相は返す言葉がなかったに違いない。
私でも、褒める時はある。
小野寺防衛相に「座布団一枚!」(了)
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by kuroki_kazuya
| 2017-11-26 06:05
| 日本の今後