スキーにはまっています。


by 幸田 晋

その気になれば国会の安保論争は面白く出来る

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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その気になれば国会の安保論争は面白く出来る

「天木 直人の公式ブログ」  2017年12月4日より転載

 きょう12月4日の毎日新聞「風知草」を読んで、その気になれば国会の安保論争は面白くできる事を知った。

 特別編集委員の山田孝男氏が書いている。

 この間来日したトランプ大統領は、「F35は世界最高の戦闘機だ。買えば日本は安全になり、米国は雇用が増える」、そういって武器を売り込み、安倍首相はそれを買わせられた。

 しかし、トランプ大統領は大統領選挙の時は、F35の事を、「性能が低いうえに割高で、計画も遅れ、制御不能の戦闘機だ」そういって、自分が大統領になったら白紙にすると言っていたと。

 そして、大統領になった後も、ロッキード社に値引きさせたと。

 そういえば確かにそう報道されていた。

 もし野党の政治家たちが少しでもこの事に気づいていたら、安倍首相を追及できたはずだ。

 安倍首相は答えに窮したはずだ。

 そしてまた、山田氏は次のように書いている。

 先週の予算委員会で民進党議員が安倍首相に迫った。

 「F35の調達は米国本位(対米従属)ではないか」と。

 しかし、F35という機種も、調達方式も、決めたのは6年前の野田民主党政権だったと。

 もしこの事を自民党の政治家たちが一人でも覚えていたら、すかさずその民進党議員に野次ればよかった。

 たちどころに民進党は恥をかいたに違いない。

 さらに山田氏は続ける。

 F35の魅力は、敵レーダーに捕捉されないステルス(隠密)性にある。

 そして、ステルス戦闘機の魅力は、敵地深く侵入して爆撃、ジャミング(電波妨害)する機能にある。

 しかし、この事をあけすけに言えば専守防衛の逸脱と責められるから、政府は説明しない。

 そして、戦闘機は数十年間使う。

 この間に、憲法9条の改憲が行われ、「敵地攻撃」でも何でも認められる時が来る。

 それを見据えて、いまは議論をしようとしないのだ、と。

 山田氏は最後にこう書いている。

 「率直な議論が必要な時だと思うが、そういう論戦にはなっていない」と。

 この山田氏の「風知草」が教えてくれた事は、その気になれば国会の安保論争は面白くできるということだ。

 国会がつまらないのは、やはり政治家が不勉強であるからだという事である(了)

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核軍縮賢人会議を評価した読売新聞社説を笑う

「天木 直人の公式ブログ」  2017年12月4日より転載

 きょう12月4日の読売新聞が、11月27、28日に広島で開かれた核軍縮賢人会議について、「粘り強く『橋渡し役』を務めよ」という見出しの社説を掲載した。

 この賢人会議が、広島出身の岸田前外相の為に外務省がお膳立てした自己宣伝の不毛な会議であったことはすでに明らかなのに、よくも社説で取り上げたものだ。

 そう思いながら読み進めて行くうちに、驚くべきことを知った。

 なんと日本政府(外務省)はこの会議で、こんな主張をしていたというのだ。

 私はこんな会議は気にも留めなかったのだが、あらためて、そのいい加減さを知った思いだ。

 すなわち、日本政府(外務省)はこの会議で、「まず核保有国の核兵器削減を優先し、極めて少ない水準まで減った段階で、法的な枠組みを設けるべきだ」、と主張したというのだ。

 こんな事を外務省は本気で主張したのだろうか。

 米国をはじめとした核大国が、「極めて少ない水準」まで率先して核削減をするとでも、外務省は本気で思っているのだろうか。

 誰が核保有国の首に鈴をつけられるというのか。

 なによりも外務省は、米国にそんな要求をできるというのか。

 そう思ってさらに読み進めたら、読売新聞はこの日本政府(外務省)の主張を、「現実的な提案と言えよう」と評価している。

 あきれ果てた社説だ。

 読売新聞の御用新聞ぶり、ここに極まれり、である(了)

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憲法学者樋口陽一氏こそ新党憲法9条を提唱すべきだ

「天木 直人の公式ブログ」  2017年12月4日より転載

 天皇退位の日程が決まった翌日の昨日の新聞では、どの新聞も、今上天皇ほど象徴天皇として平和憲法を実践された人はいないことに直接言及した記事はなかった。

 しかし、それから一日がたって、きのう12月3日の東京新聞が憲法学者である樋口陽一氏の言葉を掲載した。

 元号でモノを考えた事がなく、日常生活も論文も西暦で語るという樋口氏は、「『平成』はと問われれば、『今の天皇のほかにない』」と語っている。

 「昭和天皇がやり残されたことを平成の三十年間で一つ一つ果たされて来た」と考える語っている。

 そう語って、いずれも歴代天皇で初めてだとして、即位後まもない92年の中国訪問、93年の沖縄訪問をあげている。

 そして、皇太子時代の1981年の記者会見で、日本にとって重要な終戦記念日、長崎、広島への原爆投下日に加え、四つ目の記念日に沖縄戦が集結した6月23日を挙げたことを教えてくれている。

 「当時は、左派の知識人でさえ、そこまで重要と思っていなかった沖縄戦の終結日を挙げた事は、現天皇が平和に対する非常に強い感受性を宿している事の証左である」、という仏紙フィガロの論評を引用する形で。

 さらに樋口氏は続ける。

 即位後の89年8月の記者会見で、陛下は、「国民と共に憲法9条を守る事に努めていきたい」と述べ、その後の記者会見でも、「憲法遵守」を繰り返し表明していると。

 憲法学者の先輩である宮沢俊義の「天皇は『ロボット』的存在」とう形容を紹介し、それは天皇を内閣の統制下に置き、天皇の政治利用を防ぐ意味だが、今は逆にロボットにさせない事が必要だと言って、2013年の「主権回復の日」の式典で、天皇陛下万歳三唱を唱和させた安倍首相を批判する。

 最後に、再び平成とは何かと問われ、「明君を得て象徴天皇を安定に向かわせた時代。本当は明君がいらないのが国民主権の原則だが、明君に頼っているのが現状です」と語っている。

 その平成がまもなく終わる事が確定した。

 ここまで語ったのだ。

 樋口氏こそ、憲法9条を国是とすることを唱える新党憲法9条を、明君の在位のうちに、この国の政治の中に誕生させるべきであると世論をリードしていくべきであると思う(了)

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by kuroki_kazuya | 2017-12-05 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)