スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「新潟地震」(1964年)再考…山形県もかなりの被害

「新潟地震」(1964年)再考…山形県もかなりの被害
  地震の姿を当時の新聞記事から読み解く

     今井孝司(地震がよくわかる会)

たんぽぽ舎です。【TMM:No3255】
2017年12月25日(月)午後 08:01
地震と原発事故情報
より一部

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┗■2.「新潟地震」(1964年)再考…山形県もかなりの被害
 |  地震の姿を当時の新聞記事から読み解く
 └──── 今井孝司(地震がよくわかる会)

○初めに
 「新潟地震」は1964年6月16日の午後1時ごろに発生しました。当初マグニチ
ュード7.7と新聞報道され、後に7.5に修正されました。
 その当時の新聞記事(主に毎日新聞)と関連記事をまとめたものを
当会HP( http://jishinga.com/tokushuu/niigata1964/main.html )
にアップしました。

 今から50年以上前の記事ですので、判読しづらい箇所もあり、筆者が重要と考
える記事はテキスト化してあります。
 「新潟地震」は石油コンビナートの火災や、液状化によるアパートの横倒しが
注目されました。
 しかし、改めて当時の新聞を読み直してみると、それだけではないということ
が分かります。
 震源位置は新潟県の粟島付近ですので、南北に長い新潟県からすると、かなり、
北端の部分であり、震源との直線距離を考えたなら、山形県の方が近く、新潟県
に比べ揺れが強かったと推測されます。
 実際、山形県鶴岡市では、幼稚園が倒壊し、園児3人が亡くなっています。そ
して、山形県酒田市の中学校では、女子生徒1人が校庭の地割れに挟まれて亡く
なるという悲惨な事故も発生しました。
 過去の地震を当時の新聞記事で読み返すと、皆さんの地震、津波防災知識の向
上に役立つヒントがあると思いますので、どうぞ、ご覧になってください。

○特に注目した項目(以下の括弧付き数字はHP内のカウンタ)
 以下の文の※部は筆者のコメントです。

(1)1964/6/16「新潟地震」(M7.5)発生
(2)1964/6/16「新潟地震」液状化で建物倒壊、石油タンクが炎上 毎日ニュース
 ※地震当時のニュース映像(8分間)を見ることができる。
(3)1964/6/16 火災と液状化_大きく傾いた県営川岸町アパート
 この石油タンクの火災は当時、液状化現象が原因と言われていたが、後に(他
の大地震などの研究によって)長周期地震動によるものであることが解明された。
(4)1964/6/16 新潟・山形地方に大地震 橋が落ち、家屋は倒壊
 山形県鶴岡市立京田小学校に併設の木造2階建京田幼稚園が倒壊、園児18人が
下敷きになり、消防団200余人が救助作業を急いだが、(中略)
3人は死亡、数人の重軽傷者が庄内病院に収容された。
(10)1964/6/17 火攻め、水攻めの新潟 県営アパートも横倒し
 またこのタンクから約50メートル離れたところに水素ガスタンク1基があり、
これに引火すると1000メートル四方が危険となるため、県警は住民1300人を避難
させるとともに消防庁に化学消防隊の派遣を要請した。
 最上川ぞいの酒田市立第三中学校では昼休みで校庭で遊んでいた2年2組、A
子さん(15)がふき出した地下水がひく一瞬、地割れに吸い込まれ首まで土中に
埋まり先生たちの必死の救出作業にもかかわらずグラグラとゆれる地面に押しつ
ぶされて即死した。
 ※氏名は筆者が仮名としました。
(17)1964/6/18 昭和大橋崩壊を重視 通産省
 とくに昭和大橋などは、総工費3億7千万円のうち、3分の1を国が負担して、
このほど完成したものだが、こんどの地震では他の橋が無事だったのに、ここだ
け崩壊している。建設省では、これを技術的に欠陥があったためだとみている。
(20)1964/6/18 暗黒の新潟 緊張の第2夜 8000世帯、浸水のまま
 日本海にケシ粒のようにポツンと浮かんだ新潟県岩船郡沖合の粟島が、「新潟
地震」でアッという間に1.2メートルから1.5メートルも隆起し、島の人たちは目
をシロクロさせている。
(21)1964/6/18 新潟の復旧作業 急ピッチに タンク、やっと下火
 ※死者が新潟県12人に対し、山形県で9人、家屋全壊が新潟県729戸に対し、山
形県が347戸と、山形県もかなりの被害をこうむっていることがわかる。
(27)1983/05/26 日本海中部地震(M7.7)発生
(30)1993/07/12 北海道南西沖地震(M7.8)発生
(35)2004/10/23 新潟県中越地震(M6.8)発生
(40)2007/07/16 新潟県中越沖地震(M6.8)発生


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┗■3.ストップ川内原発!「再再再稼働」阻止にむけて
 |  公開質問状やキャラバン行動
 | 鹿児島からメッセージです
 └──── 杉原 洋 (ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会)

◎ 川内原発は来年、定検で相次いで停止します。1号機が1~5月、2号機は
4~8月の予定です。
 川内1号は15年8月、2号機は10月に、全国の圧倒的な反対の声にもかかわら
ず、再稼働が強行されました。
 以後1・2号機とも、既に1度定検を済ませ、今回が2度目の定検です。「再
・再稼働」は止められませんでしたが、「再」の字を増やさせるわけにいきませ
ん。めに
 安倍政権は、川内、高浜、伊方、美浜、玄海、大飯―と新規制基準による原子
炉設置変更を許可、再稼働を容認して原発列島の再現を図ろうとしています。
 しかし、福島第一原発事故を忘れていない国民は、どの世論調査でも「再稼働
反対」多数を意思表示しています。
 国民の願いは「脱原発社会」の実現です。
 「あらゆる原発の再稼働反対」の声と行動を、圧倒的につくり出しましょう!
 鹿児島もその一翼を担うために奮闘します!

◎ 3.11鹿児島実行委は、「再再再稼働」阻止に向け、
1.九電への公開質問状(10月30日付)、2.高レベル核廃棄物「科学的特性マ
ップ」公表で最適地とされた県内36市町村に対し11月1、2日「受け入れ反対表
明」を求めるキャラバン行動(直接訪問して申し入れる)を行い(離島自治体へ
は陳情書送付)、世論掘り起こしに取り組んできています。

 公開質問状では、1.火山灰濃度100倍化、2.川内2号機蒸気発生器交換(今
回の定検で交換することになっている)、3.北朝鮮ミサイル対応―などを質問。
 九州電力は12月21日、回答交渉に応じましたが、明確な根拠を十分に説明する
ことができないまま「大丈夫、安全だ」と繰り返すだけです。再回答を求めてい
ます。
 「マップ」に対しては、「地層処分が安全に行える場所などどこにもないのだ
から、核のゴミを出し続ける原発を止めよう」との主張です。
 訪問先自治体は、全て「受け入れ拒否」との返答です。

◎ 火山灰濃度問題(広島高裁の仮処分決定が指摘する通りです)、核のゴミマ
ップ、神戸製鋼所のデータ偽造、と問題山積の現状で、いまこそ「原発さよなら」
の道を切り拓きましょう!


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by kuroki_kazuya | 2017-12-26 06:15 | 地震 大災害 | Comments(0)