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by 幸田 晋

2017年の搬入量、計画の2割 原燃の低レベル埋設施設

2017年の搬入量、
計画の2割 

原燃の低レベル埋設施設


デーリー東北新聞社 1/4(木) 11:30配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180104-00010001-dtohoku-l02

 日本原燃が全国の原発から受け入れている低レベル放射性廃棄物は2017年度、六ケ所村の埋設施設や搬出元の原発でトラブルが相次いだ影響で、例年にない少なさで推移している。これまで200リットル入りドラム缶で年間約1万本が埋設施設に搬入されてきたが、17年度は12月までの実績が約3千本と計画の2割程度。施設の容量が満杯に近づく原燃は当座をしのげる格好だが、今後、本格的に増設を検討する必要が出てきそうだ。

 低レベル廃棄物は、セメントやモルタルなど充填(じゅうてん)材の種類によって埋設施設が1号と2号に分かれる。容量は各20万本相当(計8万立方メートル)だが、共に7割を超える約15万本を既に埋設した。過去10年間の受け入れ実績は最少が6272本(07年度)、最多が1万2336本(15年度)。年間平均で1万本のペースが続いてきた。

 一方、本年度は関西電力大飯原発(福井県)から1496本、高浜原発(同)から1520本を搬入した後、受け入れが中断した。5月に埋設施設のクレーンで継ぎ目のずれが見つかったほか、8月にも複数の原発で、低レベル廃棄物の放射能測定装置にプログラムの不具合が判明したためだ。クレーンは復旧したものの、測定装置のトラブルは、データが欠損した廃棄物の線量を全て再評価しなければ搬入を再開できない見通しだ。

 そのため、本年度当初は年間約1万4千本を受け入れる計画だったが、6~12月の計8回、計画の6割以上に相当する8792本について搬入時期の延期が決まり、年度内に全て受け入れるのは困難。搬入が始まった1992年以降、2号埋設施設の操業準備のため2696本にとどまった2000年度に次いで少ないペースとなっている。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-01-05 06:45 | 核 原子力