「裁かれるべきは日米政府と官憲」 山城博治さん最終弁論
2018年 01月 28日
「裁かれるべきは日米政府と官憲」
山城博治さん最終弁論
週刊金曜日 1/26(金) 12:17配信より一部
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180126-00010000-kinyobi-soci
米軍辺野古新基地、高江ヘリパッドの建設に対する抗議活動中に逮捕され、公務執行妨害や威力業務妨害などに問われた山城博治・沖縄平和運動センター議長ら3人の最終弁論公判が昨年12月20日、那覇地裁(柴田寿宏裁判長)であった。金高望弁護士らは「工事強行に対するやむにやまれぬ行為であり、訴追は表現の自由への侵害。199日もの身柄拘束は、山城さんを県民から隔離し、言論を封じることだった」などと主張した。
池宮城紀夫弁護士は「我々の沖縄は1609年の薩摩侵攻まで独立国だった。1945年の沖縄戦、戦後の過酷な米軍支配、復帰後も日米軍事同盟で基地は残り、事件事故が続く。
事件の本質は沖縄差別にある。
裁かれるべきは
日本政府、警察・検察である」と強調した。
山城さんは「高江の森の巨木が次々と無残に倒壊させられていった。神をも恐れぬあるまじき蛮行に、ただ怒りに身を震わせながら声を上げるしかなかった」と強調。「沖縄の先人たちは古来より、武器を持たず、アジア各地に赴いて交流してきた。しかし、米軍は沖縄を“太平洋の要石”と呼ぶ。私たちは今、歴史を通じて願い続けてきた“平和の要石”となり得る稀代の時に立とうとしている。裁判長、県民の夢を壊さないでください。県民の未来を奪わないでください」と陳述した。
・・・(後略)
山城博治さん最終弁論
週刊金曜日 1/26(金) 12:17配信より一部
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180126-00010000-kinyobi-soci
米軍辺野古新基地、高江ヘリパッドの建設に対する抗議活動中に逮捕され、公務執行妨害や威力業務妨害などに問われた山城博治・沖縄平和運動センター議長ら3人の最終弁論公判が昨年12月20日、那覇地裁(柴田寿宏裁判長)であった。金高望弁護士らは「工事強行に対するやむにやまれぬ行為であり、訴追は表現の自由への侵害。199日もの身柄拘束は、山城さんを県民から隔離し、言論を封じることだった」などと主張した。
池宮城紀夫弁護士は「我々の沖縄は1609年の薩摩侵攻まで独立国だった。1945年の沖縄戦、戦後の過酷な米軍支配、復帰後も日米軍事同盟で基地は残り、事件事故が続く。
事件の本質は沖縄差別にある。
裁かれるべきは
日本政府、警察・検察である」と強調した。
山城さんは「高江の森の巨木が次々と無残に倒壊させられていった。神をも恐れぬあるまじき蛮行に、ただ怒りに身を震わせながら声を上げるしかなかった」と強調。「沖縄の先人たちは古来より、武器を持たず、アジア各地に赴いて交流してきた。しかし、米軍は沖縄を“太平洋の要石”と呼ぶ。私たちは今、歴史を通じて願い続けてきた“平和の要石”となり得る稀代の時に立とうとしている。裁判長、県民の夢を壊さないでください。県民の未来を奪わないでください」と陳述した。
・・・(後略)
by kuroki_kazuya
| 2018-01-28 06:55
| 権力 暴力装置