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by 幸田 晋

伸びぬ実質賃金 消費停滞 GDP8期連続増加だが…

伸びぬ実質賃金 
消費停滞
 

GDP8期連続増加だが…


東京新聞 2018年2月15日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201802/CK2018021502000136.html

 内閣府が十四日発表した二〇一七年十~十二月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除いた実質で前期比0・1%増、このペースが一年続くと仮定した年率換算で0・5%増だった。
プラス成長は八・四半期連続だが、
消費の勢いは弱いまま

力強い成長には所得の増加が不可欠だが、年明け以降の円高や株価下落は企業業績や春闘に影を落とす。

 プラス成長の長さは、バブル期(一九八六年四~六月期から八九年一~三月期)に十二・四半期連続を記録して以来、約二十八年ぶり。

 世界経済の好調に引っ張られて企業の設備投資は0・7%増。GDPの約六割を占める個人消費は、自動車やスマートフォンの新機種の販売が好調だったこともあり、0・5%増と二・四半期ぶりに増加に転じた。しかし、個人消費は昨年秋の天候不順で落ち込んだ前期の反動が含まれ、力強さを欠いている。

 茂木敏充経済再生担当相は十四日の記者会見で「政策効果もあって雇用・所得環境の改善が続く」と述べたが、
実質的な賃金の水準を示す指標は
前期比で0・4%減だった

みずほ証券の末広徹氏は「ガソリン代などのエネルギー価格につられて物価が上がっているが、賃金が追いついていない」と指摘。
賃金低迷が消費を停滞させている

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-02-16 06:25 | 労働