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by 幸田 晋

赤旗が暴いた役員報酬43億円! 「清水建設」下請け除染会社

赤旗が暴いた役員報酬43億円!

「清水建設」下請け除染会社


デイリー新潮 3/12(月) 5:57配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180312-00538982-shincho-bus_all

 福島第一原発の事故から7年経つ今でも、故郷に戻れず心身ともに苦難を強いられている人々は少なくない。その一方で、“被災地”福島県内には我が世の春を謳歌している企業があるという。

〈除染食い物 癒着で巨利〉。しんぶん赤旗(日曜版)に、こんなタイトルの記事が掲載されたのは2月18日のことだった。記事は、大手ゼネコンの清水建設が“独占受注”する福島県大熊町の除染事業で、一次下請けの企業がボロ儲けしているという内容だ。中堅ゼネコンの社員によれば、

「その下請け企業は、
福島県いわき市内にある相双(そうそう)リテックです。
東日本大震災後の2012年に設立され、
除染事業を請け負っている。
従業員数180人ほどの下請け企業ながら、
設立3年で売り上げが100億円規模に拡大しています」


 除染費用は
福島県や県内の市町村だけでなく、
国も負担している。
所管庁は環境省。
一般競争入札を経て業者を選定しているが、
落札業者はほぼゼネコンで
地元企業は“下請け”として
除染作業に参加している


 除染作業は必要だ。
当初、環境省は
除染完了までの費用を約2兆5000億円と見込んでいた。
しかし、一昨年の段階で
3兆7600億円に上り、
最終的には5兆円以上必要との試算さえある


 相双リテックは除染作業を担う多くの企業の1つに過ぎないが、経済誌の建設業界担当記者が指摘するには、

「あの会社の決算は、
普通では考えられない内容なのです。
売上高の半分以上が利益で、
その75%以上に当たる43億円を
7人の役員に報酬として支払っている。

17年3月期決算で、
トヨタ自動車の役員報酬が
総額16億8400万円でしたから、
それを大きく上回ります」


パーティー券100万円

 この相双リテックは、無名に近い会社だが、これまで何度か話題になった過去がある。

 本誌(「週刊新潮」)は昨年3月23日号でヤクルトスワローズの真中満監督(当時)が、総額1000万円を下らないフランク ミュラーとロレックスの腕時計を“タニマチ”の除染業者から受け取ったと報じた。その“タニマチ”こそが、相双リテックの会長なのだ。

 また、昨年末に清水建設の執行役員が“下請け企業”の社員を使って、実家の雪下ろしをさせていたと報じられたが、この下請け企業も相双リテックだった。

「実は、永田町でも相双リテックの社名が話題になったことがありました」

 こう囁くのは、自民党のベテラン秘書だ。

「震災から2年後の13年5月13日、安倍総理の“出身派閥”清和会が東京プリンスホテルで政治資金パーティーを開きました。その時、相双リテックが大量のパーティー券を買ったので話題になったのです」

 確かに、
清和会の政治資金収支報告書平成25年分には、
相双リテックが
パーティー券を100万円分購入したことが記されている


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-03-13 06:45 | 土建 赤字 無責任