スキーにはまっています。


by 幸田 晋

東海第二を廃炉に追い込み、原発ゼロを目指して今後も活動します

東海第二を廃炉に追い込み、
原発ゼロを目指して
今後も活動します
  3月11日は
素晴らしい集会に参加できたこと、

      荻 三枝子(茨城県在住)

たんぽぽ舎です。【TMM:No3314】
2018年3月13日(火)午後 10:14
地震と原発事故情報
より一部

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┗■1.東海第二を廃炉に追い込み、原発ゼロを目指して今後も活動します
 |  3月11日は素晴らしい集会に参加できたこと、
 |   ありがとうございました
 └──── 荻 三枝子(茨城県在住)

 茨城への帰りのバスの中では、「東京圏の方々と連帯でき、とても心強
く思った。」
たんぽぽ舎の柳田さんが『東海第二原発を東京圏の最重点として闘おう』
と言ってくれたことがすごくうれしく、元気百倍になった。」など、今日
の集会に参加して全員がたくさんの勇気とエネルギーをいただきました。
 また、たくさんのカンパをいただき、ありがとうございました。
 柳田さんとは今日でお会いしたのは2回目(1回目は2012年か13年に東
海村においでになり相沢さんグループと東海ロイヤルホテルで交流会をし
ましたね。)ですが、相変わらずのエネルギーに圧倒されました。

 私も、東海第二を廃炉に追い込み、原発ゼロを目指して今後も活動して
まいります。
 3.21集会に参加する予定ですので、またお会いしましょう。


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┗■2.3/11「東電福島第一原発大事故」から7年
 |  各地からの報告文 (その2)  静岡(下田、小田原) 
 └──── 

1.福島の人々を忘れず、全国の仲間に連帯して
   超危険「浜岡原発」を永久廃炉に!
   静岡県下田で3・11集会とデモ
藤井廣明(すべての原発を無くそう伊豆半島住民連合会)

 私たち「すべての原発を無くそう伊豆半島住民連合会」は東電福島第一
原発事故から7年目の今日、下田市駅前で集会とデモを行いました。
 中部電力の浜岡原発は、3.11東電福島第一原発事故を受けて当時の菅首
相が唯一運転停止を求めた日本一危険な原発です。
 伊豆半島からは僅かに50-60キロメートルしか離れておらず、いったん
事故あればあっという間に深刻な被害に襲われます。
 また首都圏にも1千万人の死者が出ると言われている超危険原発です。
 福島の人々を忘れず、全国の仲間に連帯して永久廃炉を求めて声を上げ
ました。


2.「原発のない未来を」小田原で脱原発パレード

           3/12「カナロコby神奈川新聞」12:03配信

 脱原発を訴える「さよなら原発小田原パレード」が11日、小田原駅東口
周辺で行われた。原発事故でふるさとを追われ、7年が過ぎても人生を狂
わされたままの避難者に思いをはせ、「原発はもういらない」と声を上げた。
 パレードは、脱原発を目指して活動する市民グループなどでつくる実行
委員会が、東日本大震災が起きた11日に合わせ、2013年から実施している。

 実行委の小林恵二共同代表(71)は参加者約180人(主催者発表)を前に、
「東日本大震災から、私たちは放射能の怖さ、自然エネルギーの大切さ、
原発と人とは共存できないことを学んだ」と指摘。
 「にもかかわらず、あくまで原発にしがみつき、危険な未来を押し付け
ている」と再稼働に突き進む国の姿勢を批判し、「原発のない、正常な未
来を求めていこう」と呼び掛けた。

 参加者は「原子力より愛の力を」「原発いらない」などのメッセージが
書かれたボードや、赤やピンク、白色の風船などを手に、音楽に合わせて
行進。約1時間かけ、同駅東口周辺約1.6キロをパレードした。


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┗■3.川内原発 1号機の燃料集合体1体から放射性物質漏れ
 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.川内原発 1号機の燃料集合体1体から放射性物質漏れ
  毎日新聞 3/12(月) 20:40配信
  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180312-00000102-mai-soci

2.「福島を忘れるな」玄海再稼働反対へ気勢 5団体が唐津市で街頭活動
 佐賀新聞 3/12(月) 9:51配信
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180312-03191639-saga-l41

3.脱原発、諦めない 国会前集会
  東京新聞 2018年3月12日 朝刊
 http://www.tokyo-
np.co.jp/article/national/list/201803/CK2018031202000119.html


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┗■4.原子力関係の審議会の傍聴を排除する資源エネルギー庁
 | 講堂で開催しながら抽選したと称して「国民」の知る権利を制限
| 経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その61
 └──── 木村雅英(経産省前テントひろば)

 2月28日に資源エネルギー庁の委員会の傍聴を申し込むと次の自動応答
があった。以下の審議会に傍聴予約されましたのでお知らせします。
審議会名:総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会原子力小委員
会(第16回)
開催日付:2018年3月6日(火) 開催時間:13時00分-15時30分
開催場所:経済産業省地下2階 講堂
議題  :核燃料サイクル・最終処分について

 ところが、当日午前に傍聴できるのかどうかを事務局に電話したところ、
次の応対。
(私)傍聴OKの通知が来なかったが傍聴できるのかできないのか?
(エネ庁)あなたは抽選で漏れたので傍聴できない。
(私)広い講堂での会議なので抽選が必要とも思えない。傍聴できるはずでは?
(エネ庁)80席しか用意していないところ100人の申し込みがあり20人落選。
(私)講堂に20席追加するのは簡単ではないか?

(エネ庁)講堂で工事をしているので無理。
(私)今から会場に向かうので一人入れて欲しい。
(エネ庁)その場に来ても、事前に入場者を確認しておく必要があり入場
できない。
(私)一人ぐらい何とかなるでしょう?
(エネ庁)問合せ電話も5名程来たが断った。あなただけOKとする訳に
はいかない。

○やむなく断念したが、傍聴できた方から次のメール。
(傍聴者)今傍聴していますが、工事なんてやっていませんし、席の配置
も大分ゆったりです。

 大嘘をついて「国民」の傍聴を排除する経産省・資源エネルギー庁。
 私は今年になって3度目の「落選」だが、他にも数人が何度か「落選」
している。官僚の横暴は許せない。

 
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┗■5.「原発を止めさせる」ならば 小泉純一郎さんとも共闘する
 | インタビュー:小出裕章さん一問一答
 └──── NONUKES voice 15号より(3月11日発行)

「原発を止めさせる」ならば 小泉純一郎さんとも共闘する
    小出裕章さん (2018年 1月20日 東京都北区王子にて)

 150分もの組曲のような講演を終えた直後、小出さんにいくつか問いか
けた。小出さんは疲れ知らずの指揮者のように誠実に答えてくれた。

〇 なぜ1970年だったのか?

―1968年4月に東北大に入った時、私は本当に原子力の夢に燃えていたの
ですが、1969年の1月に東大で安田講堂の攻防戦が始まった。(中略)
安田講堂の攻防戦を契機に今の大学のあり方、社会がどうなっているのか
を考えざるをえなくなりました。その一方でその頃、東北電力が女川に原
子力発電所を立てる話が出てきた。それを私は当初、歓迎していたのです
が、その後、自分の学問は一体、社会的にどんな意味を持っているのか?
(中略)東大闘争を契機に自分が夢を賭けた原子力とはどんなものなのか?
と考えるようになったわけです。

 当時、女川の人たちも、なぜ東北大学のある仙台でなくて女川に原子力
発電所を建てるのか?と声を上げ始めた。(中略)
 誰も何も答えてくれない。ならば自分で答えを探さなくてはいけなくな
った。(中略)
 今から思えば、その答えはとても単純で、原発が危険すぎるから都会の
仙台ではなく過疎地の女川に押しつけるということに辿り着いた。そうな
ると、こんなもの反対するしかないと思ったわけです。

〇 「保守」の立場からの「原発ゼロ」

 小泉純一郎さんらが「原発ゼロ」に向けて国民運動を始めています。一
方で立憲民主党も「原発ゼロ」法案を国会に提出する方針で動いています。
いわゆる「保守」の立場からの「原発ゼロ」運動は支持されますか?

―前略
 小泉純一郎さんは嫌いだという発言を実際私はこれまでも行ってきまし
た。それでも小泉さんが「原発に反対だ」と言うこと自体は、私は歓迎し
たいと思います。なので、彼が私との共闘を拒まないのであれば「共闘は
する」(中略)

 もしも自民党の中に、「原発を止めさせる」という勢力が出てくるので
あれば、私は自民党は大嫌いですけれども、「原発を止めさせる」」こと
については共闘をすると思います。なぜかといえば、原発はとにかく潰さ
なくてはいけないと思います。(中略)

 例えば「集団安全保障に反対する」という勢力が自民党の中に出てくる
のであれば、それとも共闘したいと私は思います。どうしてもやらなけれ
ばいけないこと、その一点だけでも共闘できるのであれば、その一点だけ
については共闘したいと思います。
      ( NONUKES voice 15 より抜粋)

※鹿砦社(ろくさいしゃ)の「NONUKES voice」はたんぽぽ舎でも扱っています。
15号は1冊680円(税込)です。


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┗■6.私は海上保安庁のGBと正面衝突し、かなりのダメージを受けた。
 | その後、そのGBは私を救助することなくその現場から去っていった
 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎会員・沖縄在住)

 ※たんぽぽ舎HP ブログの3月13日参照  随時沖縄報告があります。
https://www.tanpoposya.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

○天気良く風もなくカヌー日和だ。

K2工事現場では、朝から被服ブロックの設置が行われていた。(被服ブ
ロック:これは護岸に砕石を敷き詰めユンボで固めた後、波に流されない
ように両側にコンクリートブロックでカバーするもの)

<事故>

○本日午前10時ごろ、私は海上保安庁のGBと正面衝突し、かなりのダメー
ジを受けた。
・その時の状況は以下
今日2度目のフロートを越え、全員で80-100m位離れた工事現場に向かった。
私も全力でカヌーを漕いだ。気がつくと真っ正面から来るGBがいた。時遅
く、GBと正面衝突をしてしまった。普通こういうケースでは動力船の方が
回避する義務がある。またカヌーとGBとの力の差は、例えば自転車と大型
ダンプカーぐらいはある。その時、私の体は頭と腰から大きく前に傾いた。
(カヌーにはシートベルトもないのです。) そして私は目の前が真っ暗
になり何も見えなくなった。当然カヌーを漕ぐことができなかったと思う。
遠くから見ていた仲間は「千葉さんがカヌーの上でぼんやりしていた」と
後から言っていた。そして後から来たGBに拘束された。このGBの艇長は盛
んに「救急車を呼びますか」と言っていた。多分この正面衝突を目撃した
のだろう。
 11時、松田ぬ浜に戻ってから体調悪く(頭がぼんやりし吐き気がする)カ
ヌーメンバー2人に付き添われ名護にある北部病院の救急患者用窓口に行っ
た。すぐ診察を受け、CTにより首から上を撮影した。その後の診断で「頸
椎捻挫、脳震盪」「7日間の療養を要する」となり、まず24時間は安静にし
ているように医者から指示を受けた。
カヌーメンバーに送ってもらい部屋に戻ったのは午後2時40分、軽い食事
の後、薬を飲み今はゆっくりと休んでいる。

今現在(18時30分)まだ頭がぼんやりしているので正確な表現で無いかも
しれないがほぼ上記の通りである。

○ここで1つ指摘しておきたいのは、正面衝突後、そのGBは私を救助するこ
となくその現場から去っていった。どちらに非があろうと、脳震盪を起こ
して朦朧としている人間をそのまま残しておくのはどのような理由でどの
ような教育を受けているのだろうか?もし私が海に落ちたとしたらどうした
のだろうか?私はぶつかる直前GBのクルーの数人の驚く顔を見ている。かな
りの衝撃でぶつかった事は彼らは認識しているはずだ。
 幸いにも去っていく彼らのGBの写真を朦朧としながらも私は撮っている。


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┗■7.新聞より1つ
 └──── 

 ◆ 負の遺産   鎌田慧(ルポライター)  本音のコラム

 7年たって復興未(いま)だし。まして原発被災地は未来を見通せるよ
うな状態には無い。 3・11を前に宮城、福島をまわった。両親をなくし
たひとの「忘れるようにしています」との言葉を聞いた。そういうひとは
多い。生きる知恵であろうか。
 宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区、震災直後、もっとも衝撃を受けた
場所だった。いまは襲撃した波の高さとおなじ高さの慰霊碑がたち、すぐ
近くの仙台市荒浜小学校は「震災遺構」になった。
 84人の犠牲者をだした石巻市大川小学校も震災遺構。人びとの叫び声を
凍結したような、津波の爪痕をこのまま遺すか、取り壊すか。悩んでいる
自治体は多い。
 「原子力は明るい未来のエネルギー」。小学生の標語をかつて入り口に
掲げていた、福島県双葉町の商店街は未だ帰還困難区域のまま荒廃がすす
み、住宅は倒れかかって、朽ち果てようとしている。住民ならずとも胸苦
しくなる光景である。
 広島の原爆ドームのような原発事故遺構は、福島第一原発で6基、第二
原発も含めれば10基。これから廃炉時代を迎えれば、全国59基が「放射能
遺構」となる。
 原発運転が発生させる膨大な廃棄物もまた、理屈通りの再処理もできず
「負の遺産」となる。それでも再稼働を号令する。なんと人命と自然環境
を無視する政府であろうか。
          (3月13日東京新聞25面より)

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by kuroki_kazuya | 2018-03-14 06:15 | 核 原子力