スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「避難指示を出さない国の方針が間違いで子供を守るには避難するべきだ」…原告の母親

「避難指示を出さない国の方針が間違いで
子供を守るには避難するべきだ」…原告の母親
    国を断罪し被害者救済を命じる判決を出した裁判官の
    背中を押したのは裁判に集まって頂いた傍聴者と
      ハガキで裁判官に市民の声を届けてくれた皆様です

       鴨下祐也 (福島県いわき市から東京に避難)

たんぽぽ舎です。【TMM:No3317】
2018年3月16日(金)午後 10:36
地震と原発事故情報
より一部

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┗■1.「避難指示を出さない国の方針が間違いで
 |  子供を守るには避難するべきだ」…原告の母親
|  国を断罪し被害者救済を命じる判決を出した裁判官の
 | 背中を押したのは裁判に集まって頂いた傍聴者と
 | ハガキで裁判官に市民の声を届けてくれた皆様です
 └──── 鴨下祐也 (福島県いわき市から東京に避難)

◎ 本日、東京地裁で福島第一原発被害東京訴訟(以下東京訴訟)において、国
の責任を認め、被告国と東京電力に対し賠償を命じる判決が下りました。
 福島第一原発事故被害について、国を被告とする訴訟として、昨日の京都訴訟
に続き、国の責任を断罪する判決は4件目となります。
 国策として進めてきた原子力政策に伴う事故であり、適切に規制権限を行使す
れば防げた事故であることは、もはや揺るぎ難い事実と言っても良いでしょう。
 国は加害者で有り、法的責任を果たす義務があるのです。被害者に対して「支
援」ではなく「賠償」として、被害救済、生活再建の責任を果たさねばならない
のです。

◎ 今日は雨の中、200名を大きく越える傍聴者が、東京地裁前に集まり、法廷に
入りきれなかった傍聴者が地裁の門前で判決の時を待ちました。
 判決を受けて地裁玄関から駆け出してきた弁護士の手には「勝訴」の旗。これ
まで極めて冷遇されてきた区域外避難者を被害者と認め、不十分とは言え、概ね
今までの損害認定を上回る賠償を命じるものでした。
 個別の判決内容を検討するためには時間が必要なので、詳細は追ってお知らせ
致しますが、私たちはこの判決は被害者救済を進める方向での、前進した判決だ
と捉えています。

◎ 原発被害者訴訟原告団全国連絡会(げんげんれん)では、この後、22日のい
わき避難者訴訟の判決も踏まえ、27日11時半から衆議院議員会館で判決の評価、
報告も含めた院内集会を開きます。
 また、その後、判決内容を踏まえ、「げんげんれん」でまとめた統一要求書に
基づいた交渉を予定しています。京都、東京と続いた判決は、被害者救済を進め
るための推進力となりうる判決だと思います。

◎ 子供と避難している原告の母親は「被害者と認められて良かった」と涙して
いました。「避難指示を出さない国の方針が間違いで、子供を守るには避難する
べきだ。」との信念だけで、7年間、周囲の批判に耐えて、避難を続けて来た原
告は、裁判の末やっとその正当性を勝ち取ったのです。
 このように国を断罪し、被害者救済を命じる判決を出すことに、裁判官には勇
気が必要だったことと思います。その背中を押したのは、裁判の度に集まって頂
いた傍聴者の皆様。
 そして、ハガキ作戦に参加して、裁判官に市民の声を届けてくれた皆様です。
 本当にありがとうございました。

※『関連報道』
 東京地裁も国と東電に賠償命令 国は4例目
 原告42人に計5900万円支払い命令

 東京電力福島第一原発事故に伴い、福島県から東京都や愛知県に避難している
47人が国と東京電力に計約6億3500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京
地裁(水野有子裁判長)は16日、国と東電に計約5900万円を原告42人に支払うよ
う命じた。
 原発避難者の集団訴訟は全国で約30件起こされており、地裁判決は6件目。こ
のうち被告に国を含む訴訟の判決は5件目で、これまでに前橋、福島、京都の3
地裁が国の責任を認め、千葉地裁が国の責任を否定していた。
 東京訴訟の原告の大半は、福島市やいわき市などから避難する「自主避難者」。
 国の避難指示は受けていないものの、放射性物質による健康被害を避けるため
に避難を余儀なくされ、事故前の平穏な日常を奪われたとして精神的慰謝料など
を求めていた。 (3月16日15時20分毎日新聞より)


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┗■2.関電は三菱重工を支えるために原発を再稼働するのか?
 |  三菱重工は基幹の事業が惨状にあり
 | 3/14再稼働前の大飯原発ゲート前で発言したこと
 └──── 浜島高治(神奈川県在住)

◎ 関電の美浜原発(1~3号機)、大飯原発(1~4号機)、高浜原発(1~4号
機)は全てPWR加圧水型で、三菱重工製である。東芝がこけたので三菱重工が頼
りである。

◎ その三菱重工は基幹の事業が惨状にあり、宮永社長は任期切れなのに交代が
できない状況である。
 戦艦武蔵を造った造船は、豪華客船が納期遅れで2500億円の損失、造船他社と
の再編は中途半端。期待した潜水艦のオーストラリアへの売り込みは独・仏に負
けた。
 「ゼロ戦」の伝統を継ぐMRJ(三菱航空機の小型旅客機)は遅れに遅れている。
外人技術者を300人雇い、その責任者に心配になった経産省の製造課長が発破をか
けている。
 キャンセルが続き、頼みにしていた後ろ盾のボーイングはライバルのブラジル
・エンブラエルと結びそうである。

◎ 原発は仏のアレバグループに1000億円投資したが見込みなし。独自の「高効
率高温高圧超臨界火力発電」は石炭火力が嫌われる潮流になったために期待でき
ない。火力発電は、GE、シーメンスと同様に人員整理が始まっている。
 唯一元気なのは、デンマーク企業との合弁会社が造っている洋上風車で、シー
メンスのお膝元で世界最大級8MW洋上風車31基を受注した。

◎ 世界は大きく変わりつつあります。大阪では神様企業の三菱重工を支えるた
めに関電は再稼働するのか?
 夜行になった帰りの貸し切りバスで沼倉隊長から、「マスコミの雰囲気が変わ
った、取材社が増えた、会話が好意的になった、大々的に報じられない場合も細
かに取材されている」との報告がありました。

◎ 3月13日夜は小浜の港近くの旅館に泊まり、夕日を眺め、市営のスーパー銭
湯に入り、豊かな古い町並みを堪能しました。
 翌日14日はおおい町へ:「アメーバチラシ配り」で会話した畑仕事、庭手入れ
の御婦人との会話…「ご苦労様、私達の世代は仕方がないですが若い世代には不
要です」

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by kuroki_kazuya | 2018-03-17 06:15 | 核 原子力 | Comments(0)