スキーにはまっています。


by 幸田 晋

あらゆる解説が邪魔になる「朝鮮半島で歴史が動いた日」

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

ーーーーーーーーーーーーーー

あらゆる解説が邪魔になる
「朝鮮半島で歴史が動いた日」


「天木 直人の公式ブログ」  
2018年4月27日より転載


 予想通り、朝鮮半島の不可逆的な平和実現の一日となった。

 南北首脳と朝鮮半島の民族以外の誰もが入り込む余地のない歴史的な一日だった。

 その光景を見ながら、無意識のうちに泣けて来た。

 不思議だ。

 私には南北統一に対する特別の入れ込みはない。

 利害損得は何もない。

 関係者に知り合いもいなければ、北朝鮮や韓国に対する好きとか嫌いとかの特別の感情もない。

 しかし、なぜか涙が出たのだ。

 おそらくとてつもない感動を無意識のうちにしていたのだ。

 何に対する感動なのか。

 歴史が動いた瞬間を目撃した感動なのだ。

 ついこの間まで、あれほど敵対していた南北朝鮮が、首脳の決断でここまで和解できる事に感動したのだ。

 戦争を起こすのも人間なら戦争を二度と起こさないと決意するのも人間なのだ。

 そして、この二人の見事な外交に、外交官だった私の血が無意識のうちに騒いだのだ。

 これこそが憲法9条の神髄であり、憲法9条を掲げる外交である。

 明日からのメディアは、非核化の道筋は見えてこないとか、宣言を現実のものにする努力こそ問われるなどと、したり顔をした専門家や外交評論家の解説であふれるだろう。

 しかし、関係のない我々が何を言っても、むなしく、みっともないだけだ。

 ましてや日本は北朝鮮問題については一億総安倍首相になって邪魔ばかりしてきた。

 余計な事を言わずに黙って、素直に、感動を共有するだけでいいのだ。

 そして、日本は気づくべきだ。

 先を越されてしまったが、まだ遅くはない。

 いまこそ日本は憲法9条を持っている事に感謝し、それを誇りにして、世界の平和実現の為に、両首脳の偉業の後に続くべきだ。

 その事を大きな声で主張する政治家や有識者が出て来なくてはいけない。

 出て来なければ私が言う。

 そして行動を起こす。

 新党憲法9条を、この国のどうしようもない政治の中に実現しなければいけないのである(了)

*****





南北首脳会談の成否は
「非核化」ではなく「朝鮮戦争終結」だ

「天木 直人の公式ブログ」  
2018年4月27日より転載


 間もなく始まる南北首脳会談に関する報道を見ると非核化合意ばかりに焦点が当てられている。

 あたかも非核化合意が見られなければ失敗だと言わんばかりだ。

 しかし、それはピント外れだ。

 もし、知っていながら意図的に非核化合意を強調しているのなら、それは失敗を強調したい悪意で書かれた記事だ。

 考えてみるがいい。

 もし金正恩が非核化を決意しているなら、それは米朝首脳会議でのトランプに対するお土産として大切に隠しておくはずだ。

 サプライズは南北首脳会談では起きない。

 米朝首脳会談でこそ起きるのだ。

 見ているがいい。

 南北首脳会談は、南北民族の融和と朝鮮半島の平和実現を世界に宣言する会談になるだろう。

 具体的には朝鮮戦争の終結である。

 そして、それは6月に開かれる米朝首脳会談における北朝鮮の非核化宣言と、その見返りとしての制裁解除とその後一気に進む北朝鮮の経済開発に対する国際支援合意につながる。

 南北首脳会談は、あくまでも、米朝首脳会談の成功に向けた隠された非核化合意のセレモニーと見るべきである(了)

*****




「無賃乗車」とはよくいったものだ

「天木 直人の公式ブログ」  
2018年4月27日より転載


 どうやら文在寅大統領は南北会談の成功のためにはあらゆる譲歩をするつもりだ。

 いや、米朝首脳会談の成功のためだと言った方が正しい。

 米朝首脳会談の成功のためにはまず、その前幕である南北首脳会談を成功させなければいけないからだ。

 そして、そのためには、いまや唯一の障碍国となっている日本をなだめなければいけない。

 文在寅大統領が安倍首相の注文をそのまま聞き入れ、拉致問題の解決を求める安倍首相の伝言を金正恩委員長に伝えると約束したのもそのためだ。

 その約束を文在寅大統領は安倍首相との間だけの約束に留めたかったに違いない。

 ところが、なにしろ安倍首相はその事を拉致被害者家族や世論に宣伝しなければ意味がないので発表した。

 それを知っていたから文在寅大統領も韓国国民向けに発表しなければならなかったのだ。

 韓国大統領府は4月24日、こう発表した。

 「日本人拉致問題の解決は北東アジアの平和構築の助けになると金正恩委員長に言うつもりだ」と。

 ところがこの発表に韓国メディアから批判が起きた。

 その事をソウル発共同が教えてくれた。

 韓国でも、北朝鮮に拉致され拘留されている犠牲者は516人いるという。

 約5万8千人にのぼる離散家族再会事業の見通しも立っていない。

 このような自国民の人権問題について、文大統領は南北首脳会談の成功のために言及を控える一方で、安倍首相に配慮して日本の拉致被害者に言及するとはなんだ、というわけだ。

 日本人の拉致被害者救出は、日本と北朝鮮の間で解決する問題ではないかとうわけだ。

 そして、その批判の矛先は当然日本の安倍首相に向かう。

 韓国記者の一人は、日本人の拉致問題を今度の南北首脳会談で提起してくれと頼んだ安倍首相に対して、「無賃乗車」だ、と呼んだという。

 思わず、その通りだと笑ってしまった(了)

*****
by kuroki_kazuya | 2018-04-28 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)