スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会5.21結成集会」報告

「とめよう!東海第二原発
首都圏連絡会5.21結成集会」報告
 
東海第二原発を廃炉に
    
首都圏の力を結集し
ふくしまを絶対にくり返さない運動を拡げよう!

      
堀口邦子(原発再稼働に反対する埼玉連絡会)

たんぽぽ舎です。【TMM:No3375】
2018年5月29日(火)午後 08:41
地震と原発事故情報
より一部

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┗■1.「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会5.21結成集会」報告
 |  東海第二原発を廃炉に
|  首都圏の力を結集しふくしまを絶対にくり返さない運動を拡げよう!
 └──── 堀口邦子(原発再稼働に反対する埼玉連絡会)

◎ 日本原電(株)は、東海第二原発の再稼働(20年延長)審査を昨年11月24日に
原子力規制委員会に申請し、現在、適合性審査が行われている。
 東海第二原発は、1978年に運転を開始し、今年の11月28日に40年を迎える老朽
原発である。更に東日本大震災により、被災、損傷した原発を20年も運転を延長
させようというのはまさに狂気の沙汰と言える。

◎ なんとしても阻止しなければならない。そこ「原発再稼働に反対する埼玉連
絡会」「原発さよなら千葉」「脱原発かわさき市民」「再稼働阻止全国ネットワー
ク」の呼びかけで首都圏反原発運動の仲間が集まり「とめよう!東海第二原発首
都圏連絡会」が結成された。

◎ 今までは東京から離れた所にある原発をとめるために尽力してきたが、東海
第二はすぐ近くの通勤圏・通学圏の原発である。
 私たちが住む埼玉からも約80キロしか離れていない。結成集会で挨拶された鎌
田慧氏は「市民運動が強い所は原発をとめてきた。福島の事故から7年経つが、
全国で運動が力を合わせてきた結果、原発はもう無理だという声が拡がっている。
7年間の運動を結集しよう。危険きわまりない原発が動かされようとしている。
 出来ることはなんでもしよう。原電の本店にも押しかけるし、署名運動もある。
 11月27日までの短期決戦。当面の問題として取り組もう」と訴えた。

◎ 村上達也元東海村村長は、「茨城県内には50数団体の反原発運動があるが、
無関心の人も多い。今回の連絡会結成の呼びかけは非常に嬉しい。東海第二の再
稼働はもう無理だろうと言われて来たが、ここは原発のメッカ。この炉を消すな
という動きがある。まして日立のお膝元。規制委員会も最初は厳しい意見だった
が、今は『原電はまじめにやっている』と評価が変わった。ここは脆弱な土地の
上に調査もしないで反対運動がないまま建てられた。周辺の住民は20キロ圏に
80万人以上住んでいる。事故が起きたらどうするのか。国は責任を持つというが、
ならば、まず第一に、最も危険な浜岡と東海第二をとめるべきだ」と訴えた。

◎ 5月末から11月末までが勝負。1都7県の力を結集しよう。皆さんが協力を
しながら、危険性を伝えていく。希望はある。市民が原発をとめる時だ。


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┗■2.5/27東電は責任を取れ連続講座「原発と人権と国連」に参加して
 |  世界に伝えた母たちの願い・子どもたちを被ばくから守って!
 | “避難の選択は間違っていない”の言葉が避難者を勇気づける!
 └──── 横田朔子(たんぽぽ舎ボランティア)

◎5月27日(日)「スペースたんぽぽ」で、国連人権理事会でのスピーチ・欧州で
の講演活動、母子避難の苦労、区域外避難と住宅問題等の報告会が開かれた。
 発言者は森松明希子さん(郡山市から大阪に母子避難。東日本大震災避難者の
会 Thanks&Dream代表)、Yさんと高校生の息子さん(いわき市から東京に避
難)、鴨下祐也さん(ひなん生活をまもる会代表、福島原発被害東京訴訟原告団
長)。
 3月13日から10日間、福島第一原発事故で今も母子避難を続けている親子3組
8人がスイス・ジュネーブ~フランス~ドイツの各地で講演し、地元の市民たち
と交流を深めた様子が、映像とお話を通して手に取るように伝わってきた。
 今回の国連活動等は、短期間に多くの方々のカンパと、さらに多くの方々の支
援によって実現することが出来て本当に感謝しているとの報告があった。

◎ジュネーブの国際機関日本代表部・一等書記官の女性との感動的な面談
 約束の15分が30分以上に及んだ。福島の現状や子どもたちを被ばくから守りた
い一心で避難した人びと、避難できず不安を持ち続けながら福島で暮らしている
人びとの艱難辛苦を必死で訴えた森松さんやYさんたちの言葉に、書記官は涙を
流しながら「自分も人権理事会の会場にいるので、緊張しないでスピーチ頑張っ
て!」「貴女たちの本をぜひ買って読みたい」と励ましてくれたエピソードには、
心が洗われた。
 生まれて初めて訪れたジュネーブで緊張しきった彼女たちへの最高の激励だっ
たと思う。

◎本番の人権理事会でのスピーチは何と僅か2分!
 重責を担った森松さんは弁護士に相談しながら2分かっきりの原稿を作る時一
番参考になったのは、山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)の国連スピー
チだったそうだ。沖縄の闘う魂が彼女たちを支えてくれたようだ。
 しかし3月16日の人権理事会が国連職員のストのため中止との急報を受け、彼
女たちは大混乱。幸いなことに3月19日(日)にそのままスライドされて、森松さ
んは見事に英語で2分間のスピーチを行ない、東電福島第一原発事故の現状や避
難者たちの訴えが世界に発信された。日本ではNHKしか報道せず。

 実は3月16日は東京訴訟の判決日で、私たちは多くの仲間と東京地裁前で区域
外避難者の権利を認めた“勝訴判決”に歓喜していた。
 その報告集会で、東京とジュネーブの現地にいる森松さんたちとスカイプ中継
でつながり、喜び合った事が思い出された。この判決も森松さんたちの勇気の後
押しになったであろう。

◎フランス・グルノーブル市立図書館での講演
 グルノーブルの近くには老朽化した原発があり、参加者の関心の高さにYさん
たちは驚いたそうだ。市民・市議会議員・地元紙の新聞記者が100名も参加し、質
疑応答では質問者が多く途切れる事がなかった。
 3.11当日東京にいたフランス人の女性は「仏政府がチャーター機を出すの
で全員帰国するようにとの事ですぐ帰国した。その後映像で福島の現状を見て帰
国した事にずっと罪悪感を持っていた」と。
 Yさんは「貴女の選択は間違っていない。罪悪感をもたないで。私たちも同じ
経験がある。選択は間違っていないと言われた時、母親が子どもを守る事は絶対
に正しいのだと思えて凄く嬉しかった」と励ました。
 Yさんの言葉は全ての避難者の共通の思いであろう。
 フランスは原発大国(54基)で、長年脱原発運動を取り組んできたが何も変わら
ず、市民たちは絶望感を抱く人も多く、福島の原発事故から学びたいという思い
がにじみ出ていたようだ。

◎高校生の話
 まだ少年のような表情の彼が一言一言考えながら話す言葉に、私は目頭が熱く
なった。「学校では、避難者である事は一度も話した事がない。話せない。それ
が辛い」「ジュネーブに行く時は、母が先生に話してくれた。自分は何も話せな
い」…だからジュネーブや欧州での貴重な体験や感動も同級生や先生に一言も話
せないのだ。
 私にも30代の息子がいる。思春期の真っただ中にいる高校生の彼は、ナイーブ
な感性、とぎすまされた感覚は、原発事故と国や東電の不誠実で加害責任を全く
とろうとしない理不尽さを受け入れ難く、どれだけの怒りを内在させているのだ
ろうか。
 言葉に何一つ重みもなければ、嘘の上塗りだけの安倍総理を始めとする腐敗し
きった政治家たちは、彼ら子どもたちの命や心、未来を奪い続けている。
 脱原発の闘いを、性根を据えて取り組まねばと強く心に刻みつけられた報告会
であった。(他にもたくさんの貴重な報告がありましたが、紙面の都合で書きき
れない事が残念です)

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by kuroki_kazuya | 2018-05-30 06:15 | 核 原子力 | Comments(0)