スキーにはまっています。


by 幸田 晋

看過できない寺田最高裁長官の憲法記念日の言葉

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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看過できない寺田最高裁長官の憲法記念日の言葉 

「天木 直人の公式ブログ」  2017年5月4日より転載

 憲法意念日に発せられた安倍首相のメッセージはメディアが大きく取り上げた。

 その言葉は賛否双方の国民から注目され、皆の知るとことになった。

 しかし、もう一つの注目すべき言葉がある。

 それが寺田逸郎最高裁長官の憲法記念日における恒例の記者会見の言葉だ。

 しかし、この言葉を報じたメディアは一部に限られ、しかも小さな記事だ。

 寺田最高裁長官は何と語っていたか。

 「社会の変化は動きを速め、裁判所の役割はますます重みを増している」

 そう語ったという(5月3日毎日新聞)

 よくもぬけぬけと語れるものだ。

 きょう5月4日の東京新聞がこちら特報部で書いている。

 政治を忖度する最高裁の最近の判決は委縮する一方だと。

 東京新聞の指摘を待つまでもなく、この国の司法は政治に屈してきた。

 その源は、米軍基地は違憲だと断じた伊達秋雄東京地裁裁判長の名判決を、あっさり覆した田中耕太郎最高裁長官の政治判決だ。

 1959年の事である。

 どちらも砂川基地闘争に由来して砂川判決と呼ばれるが、月とスッポンの違いがある。

 そして田中砂川判決の裏には、米国と結託して司法を捻じ曲げた田中耕太郎最高裁長官の不都合な真実があったことが、米国の機密文書で明らかになった。

 当時の被告から再審査請求訴訟が提起された事は当然だ。

 私は米国極秘文書の原告側公式翻訳官として、その訴訟に関わって来た。

 どう見ても再審査は免れないずなのに、棄却されて終わるだろう。

 その判決は連休明けにも下されると聞いている。

 立法権と行政権をほしいままにした安倍一強政権は、司法権までも支配するに至った。

 その安倍政権に服従するこの国の裁判官のトップが、よくも「裁判所の役割はますます重くなっている」などと言えたものだ。

 見逃す事の出来ない憲法記念日の寺田最高裁長官の言葉である(了)

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「橋下徹と組む」と告白した安倍首相のビデオメッセージ 

「天木 直人の公式ブログ」  2017年5月4日より転載

 自衛隊の明記と並んで安倍首相が言及したのが高等教育の重要性だ。

 なぜわざわざ改憲の重要テーマとして、国防と並んで教育の重要性に言及したのか。

 教育勅語を復活させようとするくらいだから、やはり教育においても国防教育を強化しようするつもりなのか。

 あのビデオメッセージを見た時、私はその程度の事しか浮かばなかった。

 しかし、きょう5月4日の産経新聞のスクープ記事を読んで合点が行った。

 日本維新の会の橋下徹顧問が、党が掲げる教育無償化の財源に相続税増税を充てる検討を日本維新の会の所属議員に提案していることが3日、分かったというのだ。

 日本維新の党は教育無償化を憲法改正の柱に位置付けており、安倍首相も前向きな考えを示しているとその産経の記事は書いている。

 なるほど、あのメッセージは橋下徹に対するメッセージでもあったのだ。

 次の衆選選で橋下徹みずからが政界復帰をするかどうかはわからないが、安倍首相は橋下徹に期待し、橋下徹は間違いなく安倍政権を支援するだろう。

 おりから都知事選後の小池東京都知事の動向が注目されている。

 小池知事がどのように国政に参加するのか、その場合には安倍自公政権とどう関係を持つのか、さらに言えば小池都知事と橋下徹の関係はどうなるのか。

 もし安倍・橋下の連携に加え、小池都知事と橋下徹の日本維新の会が国政で連携するようになると、改憲が一挙に近づくことになる。

 ますます野党共闘が弱くなる。

 都知事選後の政局は、一気に流動的になるという事である(了)

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憲法9条を守れと説く朝日新聞の社説の大いなる欺瞞 

「天木 直人の公式ブログ」  2017年5月4日より転載

 こんなことを書くのは私ぐらいだろう。

 だから私は朝日新聞から敵視されるのだ。

 元朝日新聞記者を終生誇りにして死んでいった父親にとっては不詳の息子に違いない。

 きょう5月4日の朝日新聞が安倍首相のビデオメッセージを批判する社説を掲げている。

 自衛隊の存在を条文に書き込むだけなら、改憲の政治的エネルギーを費やすことにどれほどの意味はあるのかと。

 戦後日本の平和主義を支えて来た憲法9条を変えることなく、次の世代に伝える意義の方がはる化に大きいと。

 その通りだ。

 しかし、その後に朝日の社説は何と書いているか。

 「自衛隊はあくまで防衛に徹する『盾』となり、強力な打撃力を持つ米軍が『矛』の役割を果たす。この役割分担こそ、9条を生かす政治の知恵だ」

 こう書いているのだ。

 これこそが、数年前の憲法記念日の社説に書かれていた朝日新聞の変わらぬ立場だ。

 あの時は、憲法9条と日米安保という矛盾した二つをともに受け入れて来たのが日本国民の絶妙な知恵だと書いていた。

 表現は違うが言わんとするところは同じだ。

 しかし、これほどの欺瞞はない。

 世界最強の軍事国家である米国と軍事同盟関係にあるかぎり、対等な関係はあり得ない。

 米国は自らの軍事政策について他国に口を挟ませることはなく、日本は常に従属させられる。

 そして米国が先制攻撃すればそれを支援するしかない。

 これほど憲法9条の精神に反する事はない。

 朝日新聞は護憲のマスクをかぶった日米同盟最優先論者だ。

 その急先鋒の幹部が次の朝日の社長になる。

 米国も日本の外務省も、朝日を歓迎する理由がそこにある。

 朝日が安倍首相を嫌う理由がそこにある(了)

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ついに勝負に出た安倍首相と、反撃できない野党共闘 

「天木 直人の公式ブログ」  2017年5月4日より転載

 驚いた。

 きのうの読売新聞についで、今度は日本会議主催の改憲集会に寄せたビデオメッセージだ。

 しかもそれらは関連し、周到に準備されていた。

 いつものように、この安倍首相の行動を批判するのは簡単だ。

 たとえば覚悟がないと。

 改憲という国家的一大事業について自らの覚悟を語るなら、内輪の改憲派集会ではなく、なぜ記者会見で堂々と国民に向けて発しないのか。

 押しつけ憲法9条を否定したいのならなぜ、なぜ堂々とそれを葬り去ろうとしないのか。

 なぜ9条の平和主義の理念については堅持すると心にもないことを言い、自衛隊を合憲にするだけでいいと迎合するのか。

 たとえば外交的に孤立すると。

 ただでさえ安倍首相の歴史観は国際社会に警戒感を持って受け止められている。

 その安倍首相が自ら改憲を宣言したのだから国際社会が警戒するのは当然だ。

 中国や韓国ばかりではない。

 日本の軍国主義の犠牲になったアジアも警戒するだろう。

 ロシアも、そしてなによりも米国が、軍国主義の復活を許さない。

 このまま安倍首相が改憲に突っ走れば、間違いなく日本は国際的に孤立する。

 愚かだ。

 馬鹿だ。

 そう批判する事は簡単であり、その批判は正しい。

 しかし、私は今度ばかりは危機意識を持ってこの安倍首相のビデオメッセージを受けとめた。

 なぜか。

 少なくとも安倍首相は期日を切って改憲の決意を表明したのだ。

 リスクを覚悟で行動したのだ。

 それにくらべて、迎え撃つべき野党共闘があまりにも弱い。

 この安倍首相の暴挙を正しく批判する真の護憲政党は共産党と社民党だけだ。

 しかし両者は、この期及んでも一つになれず、社民党は無きも同然だ。

 いまや唯一の護憲政党である共産党がいくら正論を叫んでも、共産党では一般国民を護憲に動かす事はできない。

 何よりも深刻な事は、野党第一党の民進党が護憲で真っ二つに割れていることだ。

 護憲でも何でもない自由党に至っては、生き残りのためににわか護憲政党になって激しく安倍政権を批判しているだけで話しにならない。

 これでは安倍首相の覚悟には勝てない。

 事態は深刻である。

 本当に深刻な状況だ。

 日本の政治は戦後70年経って、いま歴史的転換期を迎えている(了)

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by kuroki_kazuya | 2017-05-05 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)