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by 幸田 晋

「パナマ新文書」120万通 メッシ選手や大統領の名前

「パナマ新文書」120万通 

メッシ選手や
大統領の名前


東京新聞 2018年6月21日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201806/CK2018062102000136.html

 タックスヘイブン(租税回避地)の内部書類「パナマ文書」の新たな資料を共同通信も参加する国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が二十日までに入手した。二年前と同じ中米パナマの法律事務所から流出した文書百二十万通で、日本人の個人情報流用被害が新たに判明。サッカーのアルゼンチン代表メッシ選手、同国のマクリ大統領らの名前もあった。

 新たな資料は、租税回避地での法人設立を代行してきた法律事務所「モサック・フォンセカ」の内部書類で二〇一六~一七年のメールなど。最初のパナマ文書報道が一六年にあった後、事務所が混乱した状況も示されていた。

 日本人被害を巡っては、日本語の出会い系サイトを運営する英領アンギラの法人に、少なくとも三人が無断で代表者として登録されていたことが分かった。渡航先のタイで旅券情報が流出し悪用された疑いがある。

 メッシ選手が一六年のパナマ文書報道で関係を指摘された回避地法人に関し、同選手側は当時「全く活動していない」と説明したのに、新資料の事務所内メールは「(同選手は)利用している」と指摘。説明に疑問を投げ掛ける内容となった。同選手は一六年、別の脱税でスペインの裁判所から有罪判決を受けている。

 モサック事務所はマクリ大統領の家族が管理する法人について一六年のパナマ文書報道まで把握しておらず、その落ち度を隠そうと文書改ざんを計画したことも判明。マクリ氏はバハマの法人役員になっていたことがパナマ文書で判明していた。

 資金流用疑惑で捜査されるマレーシアのナジブ前首相の兄弟は英領バージン諸島の会社を通じ米国に資産を持っていた。

 今回の資料も
パナマ文書同様、
南ドイツ新聞に
匿名情報源が提供しICIJが共有。

当初のパナマ文書は
千百五十万通あり、
ICIJは一六年四月に報道を開始した。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-06-22 06:45 | 権力 暴力装置