鬼気迫る翁長知事の覚悟と、それを書いてしまった週刊現代
2018年 07月 03日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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鬼気迫る翁長知事の覚悟と、
それを書いてしまった週刊現代
「天木 直人の公式ブログ」
2018年7月2日より転載
沖縄慰霊の日に読み上げられた女子中学生の演説は、それを聞きいた者みなに感動を与えたに違いない。
しかし、それよりも私は翁長知事の言葉と姿に感動を覚えた。
いや、鬼気迫る覚悟を見た。
そして、それを口に出す事ができないまま、きょうに至った。
ところが、今日発売の週刊現代(7月14日号)を見て驚いた。
書いてはならない事を書いてしまったという思いでその記事を読んだ。
しかし書いてしまった以上、もはや一人でも多くの日本国民がそれを目にしなければいけないと思った。
それがこのメルマガを書く目的だ。
「菅義偉官房長官が、いまもっとも注視しているのは、『天敵』である沖縄県の翁長雄志知事の動静である・・・」
こういう書き出しで始まるその記事の要旨はこうだ。
沖縄県の知事選は
11月18日に投開票されることが決まったが、
自民党の候補者が決まらない。
その理由は
翁長知事が出馬するかどうか
わからないからだ。
オール沖縄側は大っぴらには翁長知事の再選出馬と言っているが、抗がん剤治療を続ける翁長氏の出馬は難しいとみられる。
「このままいくと、辞任はせず、任期を全うするか、あるいは任期中に亡くなる可能性も高くなってきた。『弔い合戦』となってくると、絶対に勝てる候補でないとまずい(自民党沖縄県連幹部)。
だから最有力である佐喜眞淳(さきまあつし)でさえも、候補者として決め切れないまま、翁長氏の体調と気迫とのせめぎ合いで、しりじりと時間がたっていくばかりだ。
そう週刊現代の記事は書いているのだ。
週刊現代が書いたということは、
自民党側もオール沖縄側も、
ここまでの事が関係者の間で
ささやかれているということだ。
しかしこれはタブーだ。
大手新聞では絶対に書けない事だ。
そのタブーを破って週刊現代は書いた。
私が沖縄慰霊の日に見た「鬼気迫る翁長知事の覚悟」とはまさしくこの事である。
自分が沖縄県知事であるかぎり
辺野古新基地は絶対につくらせない
という覚悟である。
沖縄県民は、
いや日本国民は、
翁長知事のこの覚悟を知って、
辺野古新基地をつくらせてはいけない。
それどころか、翁長沖縄知事が知事でいるうちに、安倍政権とともに菅官房長官の退場を迫らなければいけないのである(了)
*****
日本政府が北朝鮮ミサイル警戒を
緩和した本当の理由
「天木 直人の公式ブログ」
2018年7月1日より転載
きょう7月1日の朝日新聞が一面トップで報じた。
日本政府が北朝鮮の弾道ミサイルの発射に備えた自衛隊のミサイル警戒監視レベルを6月29日から緩和したことが分かったと。
これが事実なら大スクープだ。
しかし、本当だろうか。
河野外相も小野寺防衛相も、北朝鮮の脅威は変わらない、北朝鮮のミサイル発射停止の行動は見られない、などと警戒を緩めていない。
そんな政府の方針と整合性が取れないではないか。
そう思って読んでいくと次のようなくだりに出くわした。
「・・・日本を射程に収める短・中距離弾道ミサイルの廃棄は進んでおらず、日朝交渉の道筋も不透明な中で、警戒態勢の見直しには慎重論もある。ただ、洋上のイージス艦や駐屯地に展開したPAC3部隊による24時間態勢の警戒監視は長期間にわたり、隊員への負担も大きくなっていることから緩和に踏み切ったとみられる・・・」
「・・・複数の政府関係者が明らにした。(この)自衛隊の警戒レベルの緩和は首相官邸にも報告、了承されたという・・・」
これを要するに、決して安倍政権がみずから進んで警戒緩和決定を下したわけではない。
自衛隊内部から不満が出たことへの対応なのだ。
米朝首脳会談の合意が見られたにもかかわらず、北朝鮮が完全、検証可能な不可逆的、非核化をするまで警戒態勢を命じられるなら、体が持たない、過労死する、と不満が続出したのだ。
そこで北野統幕長が安倍首相に頼み込んで、破壊命令措置を常時発出した状態を維持しながら(つまり北朝鮮の脅威は変わらないという立場は維持しつつ)自衛隊員の常時配備を止めることにしたのだ。
これが日本の防衛政策の正体である。
もし差し迫った危機が本当にあるなら、国民を守るための自衛隊が警戒を怠る事などあり得ない。
もし差し迫った危機が遠のいたのなら、政府はそれを国民に知らせ、自衛隊に警戒態勢解除を命じて国民に安心感を与えるべきだ。
そのいずれでもない、なし崩し的自衛隊のミサイル警戒緩和こそ、この国の防衛政策のいい加減な正体を暴いてくれたのだ。
この朝日の記事は徹底検証されなければいけない。
この朝日の記事をきっかけに、日本の外交・防衛政策の本当の姿は徹底的に究明されなくてはいけないと思う(了)
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是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
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鬼気迫る翁長知事の覚悟と、
それを書いてしまった週刊現代
「天木 直人の公式ブログ」
2018年7月2日より転載
沖縄慰霊の日に読み上げられた女子中学生の演説は、それを聞きいた者みなに感動を与えたに違いない。
しかし、それよりも私は翁長知事の言葉と姿に感動を覚えた。
いや、鬼気迫る覚悟を見た。
そして、それを口に出す事ができないまま、きょうに至った。
ところが、今日発売の週刊現代(7月14日号)を見て驚いた。
書いてはならない事を書いてしまったという思いでその記事を読んだ。
しかし書いてしまった以上、もはや一人でも多くの日本国民がそれを目にしなければいけないと思った。
それがこのメルマガを書く目的だ。
「菅義偉官房長官が、いまもっとも注視しているのは、『天敵』である沖縄県の翁長雄志知事の動静である・・・」
こういう書き出しで始まるその記事の要旨はこうだ。
沖縄県の知事選は
11月18日に投開票されることが決まったが、
自民党の候補者が決まらない。
その理由は
翁長知事が出馬するかどうか
わからないからだ。
オール沖縄側は大っぴらには翁長知事の再選出馬と言っているが、抗がん剤治療を続ける翁長氏の出馬は難しいとみられる。
「このままいくと、辞任はせず、任期を全うするか、あるいは任期中に亡くなる可能性も高くなってきた。『弔い合戦』となってくると、絶対に勝てる候補でないとまずい(自民党沖縄県連幹部)。
だから最有力である佐喜眞淳(さきまあつし)でさえも、候補者として決め切れないまま、翁長氏の体調と気迫とのせめぎ合いで、しりじりと時間がたっていくばかりだ。
そう週刊現代の記事は書いているのだ。
週刊現代が書いたということは、
自民党側もオール沖縄側も、
ここまでの事が関係者の間で
ささやかれているということだ。
しかしこれはタブーだ。
大手新聞では絶対に書けない事だ。
そのタブーを破って週刊現代は書いた。
私が沖縄慰霊の日に見た「鬼気迫る翁長知事の覚悟」とはまさしくこの事である。
自分が沖縄県知事であるかぎり
辺野古新基地は絶対につくらせない
という覚悟である。
沖縄県民は、
いや日本国民は、
翁長知事のこの覚悟を知って、
辺野古新基地をつくらせてはいけない。
それどころか、翁長沖縄知事が知事でいるうちに、安倍政権とともに菅官房長官の退場を迫らなければいけないのである(了)
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日本政府が北朝鮮ミサイル警戒を
緩和した本当の理由
「天木 直人の公式ブログ」
2018年7月1日より転載
きょう7月1日の朝日新聞が一面トップで報じた。
日本政府が北朝鮮の弾道ミサイルの発射に備えた自衛隊のミサイル警戒監視レベルを6月29日から緩和したことが分かったと。
これが事実なら大スクープだ。
しかし、本当だろうか。
河野外相も小野寺防衛相も、北朝鮮の脅威は変わらない、北朝鮮のミサイル発射停止の行動は見られない、などと警戒を緩めていない。
そんな政府の方針と整合性が取れないではないか。
そう思って読んでいくと次のようなくだりに出くわした。
「・・・日本を射程に収める短・中距離弾道ミサイルの廃棄は進んでおらず、日朝交渉の道筋も不透明な中で、警戒態勢の見直しには慎重論もある。ただ、洋上のイージス艦や駐屯地に展開したPAC3部隊による24時間態勢の警戒監視は長期間にわたり、隊員への負担も大きくなっていることから緩和に踏み切ったとみられる・・・」
「・・・複数の政府関係者が明らにした。(この)自衛隊の警戒レベルの緩和は首相官邸にも報告、了承されたという・・・」
これを要するに、決して安倍政権がみずから進んで警戒緩和決定を下したわけではない。
自衛隊内部から不満が出たことへの対応なのだ。
米朝首脳会談の合意が見られたにもかかわらず、北朝鮮が完全、検証可能な不可逆的、非核化をするまで警戒態勢を命じられるなら、体が持たない、過労死する、と不満が続出したのだ。
そこで北野統幕長が安倍首相に頼み込んで、破壊命令措置を常時発出した状態を維持しながら(つまり北朝鮮の脅威は変わらないという立場は維持しつつ)自衛隊員の常時配備を止めることにしたのだ。
これが日本の防衛政策の正体である。
もし差し迫った危機が本当にあるなら、国民を守るための自衛隊が警戒を怠る事などあり得ない。
もし差し迫った危機が遠のいたのなら、政府はそれを国民に知らせ、自衛隊に警戒態勢解除を命じて国民に安心感を与えるべきだ。
そのいずれでもない、なし崩し的自衛隊のミサイル警戒緩和こそ、この国の防衛政策のいい加減な正体を暴いてくれたのだ。
この朝日の記事は徹底検証されなければいけない。
この朝日の記事をきっかけに、日本の外交・防衛政策の本当の姿は徹底的に究明されなくてはいけないと思う(了)
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by kuroki_kazuya
| 2018-07-03 06:05
| 日本の今後