スキーにはまっています。


by 幸田 晋

東京電力に対して日本原電に追加融資をしないよう「仮処分申立て」

東京電力に対して
日本原電に追加融資をしないよう「仮処分申立て」
  
原自連として
茨城県知事、東海村、経産省、東電、
    
日本原電などに要請書

      
木村 結(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟)

たんぽぽ舎です。【TMM:No3414】
2018年7月12日(木)午後 07:25
地震と原発事故情報
より一部

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┗■1.東京電力に対して日本原電に追加融資をしないよう「仮処分申立て」
 |  原自連として茨城県知事、東海村、経産省、東電、
 |  日本原電などに要請書
 └──── 木村 結(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟)

 本日、東京電力に対して日本原電に追加融資をしないよう仮処分申立てを東京
地裁民事8部に行い、午後から記者会見を行いました。
 詳細は文書がアップされたらお流し致しますが、NHKとTV朝日がカメラを
回してくれていました。夕方のニュースなどでご確認ください。
茨城新聞も取材に来ていました。
昨日の東京新聞のこち特の記事がとても良かったですね。

 明日は、原自連として茨城県知事、東海村、経産省、東電、日本原電などに要
請書を持参&郵送します。取り急ぎお知らせまで。

※関連報道

 ◆東京電力の株主 東海第二への支援差し止め求める

 東海第二原子力発電所の再稼働に向けて、東京電力が原発を運営する日本原子
力発電に安全対策にかかる費用を支援する意向を示していることに対し、東京電
力の株主が支援をやめるよう求める仮処分を裁判所に申し立てました。
 茨城県にある東海第二原発は今月4日に再稼働にあたっての国の審査に事実上
合格し、東京電力は東北電力とともに安全対策工事にかかるおよそ1740億円の資
金調達を支援する意向を示しています。
 これについて東京電力の株主3人は、日本原電の経営状況が悪く、支援しても
回収が期待できず、東京電力は原発事故の当事者で日本原電を支援する余裕はな
いとして、東京電力の社長と副社長に対し、支援をやめるよう求める仮処分を東
京地方裁判所に申し立てました。
 会見で申し立てた株主の代理人を務める河合弘之弁護士は「東海第二原発で事
故が起きると、首都圏全体や国の中枢が被害を受ける。東京電力の支援で採算は
とれず、金をどぶに捨てる行為だ」と批判しました。
(7月12日(木)16時17分NHKNEWS WEBより)


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┗■2.メールマガジンへののカンパ要請に対して多くの
 |  ご協力ありがとうございます (その17)
 |  2018年6月6日までに10万7千3百円が寄せられました
 └──── たんぽぽ舎

 2013年4月26日に「日刊メールマガジン」へのカンパを初めてお願いしました。
以来、たんぽぽ舎に皆様からの善意が届いております。
 今回、2017年12月6日から2018年6月6日までの約6ヵ月の間に35名の方々か
ら10万7千3百円が寄せられました。
 なお、振込用紙に「メルマガ・情報・ニュース」などの文字が明記されている
カンパに限定して集計をしております。
 たんぽぽ舎によせられたたくさんの一般カンパにも「メルマガカンパ」の意味
が込められているものがありますが、明記されていないものは集計から除外して
おります。
 北海道1名、岩手県1名、東京都5名、埼玉県2名、千葉県14名、神奈川県5
名、群馬県1名、愛知県1名、大阪府1名、兵庫県1名、香川県1名、宮崎県1
名、沖縄県1名です。

 2018年は、6月25日【TMM:No3398】にて「カンパのお願い」を発信致しました。
ひきつづいて「日刊メールマガジン」=「地震と原発事故情報」へのカンパを受
け付けていますので、よろしくお願い致します。

☆メールマガジンカンパの送り先☆
 郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎  番号 00180-1-403856
        (「メルマガカンパ」と明記して下さると幸いです。)
 今後もカンパのまとめ(報告)を予定しています。


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┗■3.7/5(カネコノミクスが導く)日本経済再生への道
 |  金子勝慶應義塾大学名誉教授の提起
 | (第13回新ちょぼゼミ)
 └──── 田中一郎さんのまとめ

*息を吐くようにウソをつく安倍晋三と、その政権の閣僚や幹部スタッフたちに
より、日本経済はかつてなかったほどにメチャメチャにされてしまった。
*ウソがばれそうになると、次のウソをぶち上げて煙に巻く、安部のウソを検証
すべきマスコミは、ただそれに引きずられていくだけ、ひどい状態
*「モリ・カケ」は政治や行政の私物化そのもので、その他のことも含めて考え
ると、今は発展途上国に多い縁故(クローニー)資本主義になっている。

*日本経済は1997年を境目にして経済成長ができなくなり、かつ、財政赤字が速
いピッチで拡大していくという病的な事態に陥っている。
*金融政策も、超低金利政策⇒ゼロ金利政策⇒黒田バズーガによる異次元緩和⇒
マイナス金利と、時間を追ってハチャメチャになっている。
*しかし財政金融政策をここまでつぎ込んでテコ入れしても日本経済は回復しな
い有様で、もしも政策的テコ入れを緩めたら日本経済は奈落に沈む状態
*アホノミクスが日本経済にとってはマイナスにしかならないことは、もう自明
のこととなった。

*しかし、日本の経済学もマスコミも、上記のような日本経済の惨状を適切に有
権者に伝えることもできなければ、分析して処方箋すらも出せない状態
*「左翼デフレ派」も日銀による国債引受の「緩和マネー」を継続的に使ってい
くなどと言っており、まともではない(左翼ではない)。
*財政のプライマリー・バランス(基礎的収支)の赤字解消など無意味、国債金
利が上昇すれば、その金利負担で国家財政も日銀も吹き飛ぶ

*つまり日本の経済学は新古典派もケインズ学派も、そして経済学批判のかけら
もなくなった(数理経済学体裁の)マルクス経済学も「終わっている」
*日本の産業・企業もボロボロで、世界的に見てどんどん落ちていくばかり、国
際競争力など全くなくなってしまった、世界の趨勢についていけてない
*日本の経営者は今やサラリーマン化し、幹部職員たちは官僚化していて、いず
れも無能で、日本経済を再起させる能力はない(目先のことばかり)
*武器輸出と原発再推進など、旧態依然の20世紀型企業・産業を「何とか当面、
維持させることに精一杯」の経済政策を続ける安倍政権
*もはや行き着く先は破綻あるのみか、事の成り行きがナチスドイツの時代と非
常に似通っている

◎金子勝立教大学教授が最期に提示した処方箋は次の3つ

(1)日銀による異次元緩和や巨額な財政赤字による、既存の衰退予定産業への
テコ入れ=20世紀型重厚長大産業の既得権益の維持確保をしているにすぎないア
ベノミクスは、もう限界であり、早急に辞めさせなければいけない

(2)電力大改革により分散型ネットワーク社会の基礎となるエネルギー革命を
大々的に展開すべき

(3)普遍主義的社会保障福祉政策と、個々人の個別事情にきめ細かく対応でき
る地域の社会保障福祉政策とを上手に組み合わせ、危機突破を図るべし
          (「いちろうちゃんのブログ」より了承を得て抜粋)


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┗■4.花角知事就任1カ月-原発答弁は「安全運転」…
 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆花角知事就任1カ月-原発答弁は「安全運転」

 花角知事が知事に就任して12日で1カ月。初めて臨んだ県議会6月定例会は主
な質疑が終わり、多くの県議が知事選で大きな関心を集めた東京電力柏崎刈羽原
発の再稼働問題について質問した。選挙で再稼働に慎重姿勢を示していた知事は、
さらに踏み込んだ答弁を求められたが、同じ趣旨の説明を繰り返した。知事の
「安全運転」を与党は評価する一方、野党は知事の真意がつかめないとして不安
を募らせ、今後も追及する構えをみせる。
「県民が納得しない限り、原発は動かさないという姿勢を貫く」。6月県会で花
角知事は再稼働への考えを問われると、こう選挙の公約を繰り返し強調した。
(中略)
 花角知事は一貫した答弁を続けた。原発に対する対応を問われると「不安は共
有している」と説明。「三つの検証をしっかり進める。信を問うことも含め、県
民の意思を確認するプロセスが必要」と述べた。
 特に、県民の意思を確認する手法に質問が集中した。選挙戦では「信を問う」
と述べていたが、県会では「信を問うことも含め」と表現したからだ。
 この真意を重ねて聞かれたが、花角知事は知事選で信を問うことが最有力との
考えを示しつつ、「決めていない」とした。
 原発再稼働に対する県民の不安は根強い。先行きが見通せなければ不安が高ま
りかねないだけに、花角知事がどう説明責任を果たしていくのかが今後は問われ
ることになる。
  (7月11日「新潟日報」より抜粋。紙面のみでネット上に掲載なし)

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by kuroki_kazuya | 2018-07-13 06:15 | 核 原子力